よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

腹身注文事件

日曜スシロー

9:50頃起床。

さあ、昨日行けなかったスシローに行こうではありませんか。

マッハで着替えて、すぐさま車に乗り込み出発します。

ナビが、普段とは違う道を案内してきまして、

従うかどうか悩みました。

おそらく、普段の道が混んでいるから、

空いている別の道を案内してくれているんですけど、

大抵の場合、この「空いている別の道」がとんでもなく遠回りだったり、

そっちの道も結局混んでて、いつもの道を行ったほうが

良かったんじゃないか、と後悔することが多々あるからです。

 

が、今日はナビに従って正解っぽかったです。

おかげで、10:15くらいには店に着くことができました。

開店15分前というのは、1番乗りも狙える、なかなかの好タイムです。

が、店の前にはすでに10人ほど並んでました。

おお、開店15分前に来る酔狂な者が、こんなに居るなんて。

日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。

嫁「多分、カニのフェアが効いてるね」

とのことですが、実際どうなんでしょうね。

店のドアには、

「ボイルずわい蟹が完売しました。楽しみにして来てくださった皆様、申し訳ございません」

みたいなことが書かれたお詫びの紙が貼られていました。

 

店内へ

いつものように、10時半にドアが開けられ案内が開始します。

何人かはひとり客で、カウンターのほうへと案内され、

私たちは上流から4番目のテーブルに着くことができました。

まあ、よしとしましょう。

 

今週の寒ぶり。

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安定の美味しさ。これから4ヶ月くらいは寒ぶりの季節ですなあ。

 

先週、復活してることを知った〆いわし。

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これもかつてのクオリティをちゃんと取り戻してくれていて嬉しいです。

右側にネギが落ちてるのは、私がやったんじゃなくて、

最初からこうだったんです。

 

大トロぶり。

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脂乗ってます。ちなみにこれは嫁用です。

私は、普通の寒ぶりでいいやと思って、大トロぶりは控えたんですが、

これを見てたら食べたくなってきてしまい、

結局注文しちゃいました。

そのときに、ふと、そう言えばかんぱちもあったなと思い

パネルを見てみましたら

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かんぱち消えてました。

ひっそりなくなってました。意外と、密かにメニューの入れ替わりがあるんですね。

 

嫁「天ぷら盛り合わせ食べようかな!」

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嫁「海老が3本もあるんやで!」

私「食べたらええがな」

注文しました。

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写真と実物はだいぶ違いますなあ。でもちゃんと美味しかったです。

 

襲来!

シャクシャクと天ぷらをかじってましたら、ヤツが来ました。

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私「2皿だけだ! 無事ここまで来てくれるかな」

と、そわそわしだす私。

私「1皿被弾!」

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私「生存は1皿のみ!」

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ぎりぎり、1皿だけ来てくれました。

私「よくぞここまでたどり着いてくれた!」

と、谷隼人ばりに迎え入れるわけですが、

皿を取ることが被弾であるならば、

結局私たちの手でとどめを刺してることになるんですけどね。

そして、事件はこのあとに起きたのです。

 

事件発生

私たちより2つばかり下流のテーブルに居た下流国民が、

店員さんを捕まえて言ったのです。

「さっき、腹身っていう皿が流れきたんだけど、
 メニューになくて注文できないんだよね。どうしたらいいの?」

店員さんは

「少々お待ち下さい」

と言ったかと思うと、厨房へと入っていき、

ほどなくして腹身をひと皿持って出てきたではありませんか。

もう本当に比喩じゃなく、

私と嫁は目を見開いて顔を見合わせてしまいましたよ。

私「え、言えば持ってきてもらえるの」

嫁「そんなバカな。そんな技があるなんて」

私「え、本当に? 店員さんに言えば、在庫が有りさえすれば
 厨房から持ってきてくれるのか」

嫁「ちょっと言ってみる?」

私「言ってみるか。まあでも、毎週頼むのもな。
 ただでさえ AI に腹身星人だって認識されてマークされてるし」

などと言ってたのですが、ものは試しだと思い、

先ほどとは違う店員さんを捕まえて、

先ほどの下流国民の言い方をなるべく再現して言ってみたんです。

私「さっき、ぶりの腹身が流れてきてんですけど、メニューにはなくて」

って言ってる私のテーブルの上には腹身が1皿あるんですけどね。

店「少々お待ち下さい」

と言って立ち去る店員さん。しかしそれは厨房のほうではなく、

レジのほうへ。

そして、戻ってきて

店「腹身は、レーン販売のみで注文はできないんですよ」

私「でも、さっきあちらのテーブルのかたが注文して、
 厨房から持ってきてもらってたんですけど」

店「そうなんですか。すみません」

とだけ言って店員さんは切り上げていきました。

そう。拒絶されたのです。

駄目じゃん! 不公平だ!

やはり、私のようなよれよれ者は、開店前に早く来て並ぶくらいしか、

腹身をゲットするすべがないようです。

とりあえず心を落ち着けるために、寒ぶりを注文ししたところ

美味しそうなのがきました。

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AI「いい寒ぶり出してやるから、まあそう怒るなよ」

とたしなめられているように感じ、

AIのくせにバカにしやがって! とさらに憤るのでした。

寒ぶり美味しい。

 

行列

とりあえず腹身を1皿は食べられたし、そろそろ〆るか、と

アイスを注文して、いつものようにメロンシャーベットを

掘ろうとしたそのとき!

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私「腹身が大量に来たー!」

5皿もの大軍で大名行列ですよ。

やはり、アイスを注文すると来ますね。

もしくは、私たちが先ほど店員さんにプレッシャーをかけたのが

効いたのかも知れません。

被弾の瞬間を捉えた貴重な1枚。

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ピューリッツァー賞獲れちゃうかも。

でも、

「被弾するのを黙って見てないで、助ければ良かったじゃないか」

とか

「良い写真を撮るために、腹身を見殺しにした」

とか怒られちゃうので辞退します。

4皿がたどり着きました。

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でも、もう結構お腹いっぱいになってて、2皿しか取りませんでした。

下流に流れていった2皿は、3テーブル目あたりのところで全滅してました。

いやあ、今日は腹身3皿食べられました。満足満足。

寒ぶりばっかり食べてたので、ほぼ100円皿で済みました。

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今日は理想的なスシローだったと言えるでしょう。

 

帰り

店を出て、駐車場へと向かう途中で、これからスシローに向かうのであろう

親子連れとすれ違いました。

母「混んでるかなあ」

父「そりゃ混んでるでしょ」

子「絶対混んでる!」

と、子どもが確信を持って言っていたのが印象的でした。

あの子は、あの歳にして確固たるスシロー観を持ち、

これから数十年かけてスシロー観に磨きをかけていくのだな、と

無駄に感慨深くなりました。

これから数十年間、ずっとスシローがあるのか知りませんけどね。

個人的には、100円回転寿司は、全部スシローになればいいと思っています。

無添くまスシローとして、日本中のシェアを独占しましょう。

そうすれば、きっと1店舗当たりの混み具合も緩和されます。

 

帰宅時の猫たち。

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