爽やかな朝
いやあ、月曜の朝にしてはいいですね。
なにがいいって、明日休みなのが素晴らしいです。
翌日が休みなら大抵のことは耐えられますよ、ええ。
ですが、眠すぎて起きたら8時回ってました。
ウィッチャーをやる余裕もなく、プロテインを飲んだら間もなく出発です。
でも、ちょっとだけ猫を撮ります。
こたつの横で、コテンと横になったちよ。
無邪気そうな顔をしてからに、いったいなにを考えているんでしょうね。
Catch Me If You Canを独り占めして遊ぶよつば。
これを動かしてると、基本的によつばだけが遊んじゃうんです。
ちょっくら親知らずを抜きに
会社に着き、朝の諸々をささっと片付けて、
10時から歯医者に行きました。
受付を済ませ、診察台へ。
例の、日本人っぽくないキャラの女性歯科医が
歯「親知らずの抜歯ですね。よろしくお願いします。
これからお仕事ですよね。そんなに腫れないと思います。うふふふふ」
と不安を煽ってきます。
過去に右上の親知らずを抜いて、特に痛みもなく、問題なかったので、
今回の抜歯に関してそれほど身構えていなかったのですが、
ここへ来て急に緊張してきました。
ちゃんと抜けるんだろうか。
ジャック・バウアーも機密情報を白状してしまうくらいの痛みに
襲われるんじゃないか。
緊張して手足が冷たくなってきました。
ヴァイオリン発表会の出番待ちを思い出す緊張感。
歯科医が、手元の操作パネルのボタンを押して、
私の座っている診察台（っていうか椅子？）を倒そうとするも、
反応がありません。
歯「あれw なんで動かないのこれw」
おいおい、大丈夫なのか！
不安が募ります。
何回か押していたら液晶パネルに反応があり
歯「動いたw よかったw」
そして、私の口内を覗いた歯科医が
歯「すっごく奥に生えてますねw」
と、今知ったみたいなことを言ってきます。
歯「まずは表面麻酔をしますね」
と言い、歯医者でよくある円柱状の綿に麻酔薬を塗って、
それを私の口内、左上の頬と歯茎の間に差し込んで来ました。
歯「しばらく軽く噛んでいてください」
歯科医は診察室を出ていき、そのまま数分放置。
麻酔待ちですね。
戻ってきた歯科医が、先ほどの綿を取り出し
歯「これで1度、口をゆすいでください」
と言われ、左手のほうにある紙コップを見たところ、
水が入ってないではないですか。
私「すみません。水が……」
歯「あ、ないですねw ごめんなさいw」
いろんなところが、まだ開店準備中みたいな感じ。
後方でなにかを操作すると、紙コップに水が注がれ、
軽くうがいをしました。
次に、歯科医は銃のような形で、先端が注射器になっている兵器を取り出し、
歯「歯茎に麻酔しますねー」
と言って、それを刺してきました。
歯「痛くないですかー」
痛くはなかったです。ただ、なんか歯茎の中の圧力が高まる感じはしました。
左右双方向から注射を打たれました。
薬液を注入されてる間、その兵器がウィンウィンと音を立てており、
人がやるより適切な力加減で注入できるのか、
それとも人がやるよりパワフルなのか、
口を開けながらそんなことを考えておりました。
歯「麻酔が効くまで、また数分待っててくださいね」
と言われ、歯科医は出ていてき、また数分放置。
戻ってきた歯科医が針のような器具を手に持ち
歯「麻酔が効いてるか確認しますね。これ痛くないですか？」
と聞いてきます。
おそらく、針っぽい器具で歯茎を軽く刺してるんだと思いますが、
さっぱりなにも感じません。
私「痛くないです」
歯「じゃあ、抜いていきますね。あ、歯を抜く器具を忘れたw」
と言ってまた出ていく歯科医。
今度はすぐに、ペンチのような器具を片手に戻ってきました。
歯「はい。じゃあ抜きましょう。
抜くときは抜くって言いますから。
まずはちょっと押しまーす」
と言って、器具を私の口内に突っ込み、左上の親知らずになにかをしてる模様。
頭の中で、メリメリッという音が響き、
「お前、もうこれ抜きにかかっとるんちゃうんかい。
抜くときは抜くって言っておいて、不意打ちか」
と思ったら、おかしくなって笑ってしまい
歯「なんの笑いですかw」
と問われ、私が喋ろうとするものだから、歯科医は器具を一度引っ込めました。
私「いや、メリメリッて鳴ったんで」
歯「あはははw じゃあ続けます」
再度器具を突っ込まれたかと思うと
歯「抜きますよー」
と言われ、再びメリメリと音が鳴ったかと思ったら、ものの数秒で
歯「はい。抜けましたー。終了です」
あっという間に終わりました。
歯「抜いた歯は持って帰りますか？」
私「じゃあ、せっかくなので」
歯「はーい。じゃあちょっと準備してきまーす」
歯科医は一度部屋を出て、歯の入った青い袋を持って戻ってきました。
歯「はい。じゃあこれ持っててください」
と言われ手渡されました。
このあとまだなにか治療が続くのかどうかもよく分からず、
今、手渡されてもなという思いです。
歯科医は、今度は円柱状の綿を、抜歯跡にあてがい
歯「しばらく噛んでてください。止血します」
噛んだ状態で、またしばらく放置。
予想以上に、いろんなタイミングに放置が挿入されてきます。
また数分後に戻ってきて、先ほどの綿を取り出し
歯「血が止まったか見ますね」
と言って口の中を覗き込んできました。
歯「うん。いいですね！」
これで終了です。
今日は、飲酒、入浴、激しい運動は禁止。
私「ご飯は食べても大丈夫なんですか？」
歯「なにを食べても大丈夫。ただ、あんまり辛いものは駄目。
あと、普通傷口にはかさぶたができるんだけど、
口の中にはかさぶたができなくて、代わりにゼリー状の液体ができて治すの。
そこを舌で触ったり、歯ブラシがこすったりすると
治りが遅くなるから、とにかく触らないこと。
ご飯を食べてると、抜いた跡の穴にご飯粒が入ったりするけど
人間の身体はよくできていて、そういうのは出るようになってるから」
私「リステリンはしないほうがいいですか」
歯「リステリンは駄目！」
という感じでした。
抗生物質と痛み止めを出され、
抗生物質は3日分。毎食後に飲む。
痛み止めは、とりあえず今日の13～14時の間に飲んで、
以降は痛みを感じたら飲む。
これが抜いた親知らず。
会社の給湯室で軽く洗ったんですが、
赤いのが落ちませんでした。
「おちない……おちない……。
歯についた血が
いくら洗ってもおちないよ……」
と、少しジーナな気分です。
裏側。こいつが生えてたときは、私の口の奥側を向いてた面です。
上のほうにある黒いへこみが虫歯だそうです。
虫歯ってこんなんなるんですね。
これが原因で、今回抜歯することになったのです。
一番奥の奥側の面が虫歯になってるから、治せない、と。
どうせ要らない歯なんだから抜いちゃえよ、と。
このグロい写真を、Hello Talkのタイムラインに投稿して
「親知らず抜いた。あんまり痛くならないといいなあ」
的なことを書いたら、外人どもが
「お気の毒だけど、少し経ったらめっちゃ痛むよ」
とか脅してきやがりまして、
親知らずを介して異文化交流ですよ。
会社に戻ったのは10時半。
なので、かかった時間はトータルで30分でした。
ほとんどが各種待ち時間で、抜歯自体にかかった時間は本当に数秒でしたね。
こんな簡単に抜けるとは思ってませんでした。
昼
13時回った辺りで、そろそろ痛み止めを飲まなければと思い、
もらった薬を見ると、痛み止めは、伝家の宝刀ロキソニンでした。
ロキソニンは胃を荒らすから食後に飲むのがいいとよく聞くので、
薬を飲むためにも昼飯を喰うことにしました。
昼飯はもちろんサバ缶です。
骨が抜歯跡に刺さったりしないか心配になりつつ、
味噌煮のほうなら味もマイルドだから、骨も刺さりにくい気がする
とわけの分からないことを考え、味噌煮を食べることにしました。
食べ始めて、とりあえず抜歯した左側で噛まないように意識し、
右の奥歯だけを使って食べるのですが、この違和感がすごいの。
私、おそらく左の奥歯をメインで使って食べるくせがあるのです。
理由は、右の奥歯に変な隙間が空いていて、そこで噛んでると
すぐに挟まって不快になるからです。
しかも、一度挟まると、手ではなかなか取れず、フロスなり糸ようじなりが要ります。
でも今は、挟まるのを承知で右奥歯を使わざるを得ません。
うーん、変な感じ。
とりあえず昼飯は滞りなく食べ終わり、抗生物質とロキソニンを飲んで終了。
明日休みですし
20時頃に会社を出ました。
とりあえず今のところ、全然痛みはありません。
すごいぞ麻酔。
私「さて、帰りになにを喰うか」
嫁「将軍の歯の都合があるから、将軍が決めておくれ」
私「かごの屋ですき焼きでもいいぞ！」
嫁「そう来たか！」
私「でも、かごの屋は閉まるのが早くて会社帰りはほぼ無理なのを忘れてた」
ということで、おなじみのバーミヤンへ。
ちなみに、明日は祝日で休みですが、
嫁は休日出勤なのです。
今日のバーミヤンは、シンプルにそれぞれが主食の麺のみを注文。
嫁は珍しく五目麺。
私が写真を撮るのが遅れて、もうかき混ぜが始まっておりました。
私はつけ麺特盛！
最近、なにかってえとつけ麺特盛を食べてる気がします。
すこし嗜好が変わったのかしら。
食べ始めてすぐは、頑張って右側だけ使って噛んでたのですが、
細かくなった麺がすぐに口いっぱいに広がってしまい、
あ、これはもう無理だと観念して、左も使って普通に食べました。
途中、抜歯跡の穴に麺の欠片が入った気がしましたが、
食べ終わった頃にはなくなってました。
さすが、人間の身体はよくできています。
帰宅
これもおなじみ、嫁の洗顔が終わるのを待つ猫たち。
出てきた嫁から餌をもらうと、みんな満足して、
思い思いの場所で寝ます。
リンは今日も椅子の上。
ちよは絨毯の上。
よつばは、嫁の膝の上に乗ったり、あちこち歩き回ったりして
落ち着かないジプシーでした。
私は少しウィッチャー3をプレイし、今日も元気にエラーに見舞われながら
クエストを進行。
その後、慎重に電動歯ブラシで歯磨きをして、日課を済ませました。
ロキソニンは痛み始めた飲めと言われたので、
晩飯後には飲んでないのですが、今の所痛みはありません。
このまま平穏に終わってくれることを祈ります。
