よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

「復活の日」読了

また起きちゃう

なんだかんだで昨日寝たのは4時近かったのですが、

なぜか、今朝も8時頃に目が覚めてしまうという

4時間睡眠パターンです。

私が寝る前に水を大量に飲みすぎているのか、

トイレに起きちゃうんですよね。

そんで、そのまま眠れなくなっちゃうのです。

今朝も眠れそうにない感じだったので、

そのまま起きることにしました。

 

復活の日」読了

昨夜、寝る前の時点で95%くらいまで読んでいたので、

あともう少しです。

と思ったら物語は本当にすぐ終わってしまい、

あとは、初版Verのあとがきと、解説でした。

というわけで読了。

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なるべくネタバレにならないように書きますが、

このお話は、未知の伝染病で人類がほとんど死滅するという話です。

最近のコロナ騒動の影響で、

この小説もまた取りざたされるように

なったりしてるみたいですが、

それも納得できるくらい、描写がすごいんですよ。

医療が対応しきれないレベルの伝染病が蔓延してしまった際の、

人間の反応、国の対応、医療崩壊の様子などが、

とんでもないリアリティで描かれているのです。

コロナが蔓延している現状と重なる部分も多くて、

まるで見てきたかのように書いてある

その現実描写力には脱帽するしかないです。

もしかすると、過去にスペイン風邪が流行った際にも、

やはり今と同じようなことが起きていて、

小松左京さんはその頃の文献を基に書いたのかもしれません。

 

未知の伝染病が流行った、最初の段階では

「ただの風邪だろ?」

と多くの人が高を括っていて、

感染者数、死者数が増えるにつれて

「あ、やばいのかも」

と段々危機感を持つようになり、

本格的にやばくなってからは

「この伝染病がいつか収まれば、
 また前の日常に戻れる」

と希望を持つ流れなんかは、本当に現状を見ているようでした。

 

非常事態宣言の発令を迫られる総理大臣や、

国防と国民の生命とのバランスをどう取るか迫られる

米大統領の描写なんかも、実際にこういうやりとりが

あったんだろうなと思わせる迫真性。

 

そして、問題の伝染病のメカニズムについても、

細菌やウイルスの仕組みを基にみっちり説明されていて、

ただただ納得するしかないという感じ。

 

1人の人間が、これほどまでに多方面の知識をフル活用して

これだけの物語を書くことができるのか、と

圧倒されるばかりでした。

 

ラストの解説に書かれていたのですが、

この本が書かれていた時点で、

小松左京さんは海外に行ったこともなく、

本を買ったり、大学や研究所関連の図書館に入れてもらって、

文献や研究資料、レポートなどを閲覧したりして、

知識を仕入れたそうです。

アメリカ文化センターというところにも行っていたそうで、

ここでアメリカの科学雑誌なんかにも目を通していたそうです。

ちょっと面白いのが、アメリカ文化センターで

小松左京さんが、文献を書き写していたら

職員がその書籍を取り上げて、コピー機でコピーをしてくれたそうで、

当時はコピー機なんてものも普及してなかったので、

それを見た小松左京さんが大変驚いたという話。

小説の中では、とんでもなく高度な技術のSFを書いている人が、

現実でコピー機を見ただけで驚いてしまうあたりは、

なんか人間味があっていいですね。

インターネットなんてものがない時代なので、

なにかを調べるという行為の労力は、

今とは比べ物にならないくらい大きかったと思います。

その条件下で、これだけの調査をして、

復活の日」を書き上げた事実に対しては、

一生かかっても、この人の足元にも及ぶことができないな、と

白旗をフルスイングする思いです。

自分ももう少し勉強しないとな、と今さら思ってしまいました。

小説を読んでここまで圧倒されてしまったのは

初めてかもしれないというくらい強烈な体験でした。

 

復活の日」のあとがきに、映画化もされてると

書いてあったのでちょっとググってみたら、

アマゾンプライムで観られるじゃないですか。

どらどら、どんなもんかなと思って

観始めようと思ったところで、

私「今観始めたらいかん! ブログを書いてからだ!」

と自戒し、ブログを書き終えたのが11時頃。

そこからちょいと映画を再生してみて、

15分くらい観たところで、嫁がPC部屋に入ってきて

嫁「将軍、まだ寝てるのかと思ってたら、もう起きてたんだ」

といったようなことを言われ、

私は、ついさっき読み終えた「復活の日」の

素晴らしさについて熱弁し、

私「今、試しに映画を観ていたところなのだ」

と現状説明したところ、

お昼ご飯を食べながら、一緒に観ることになりました。

 

昼ご飯

昨日のキムチ鍋が残っているので、

えのきと豚肉を追加して食べます。

えのきを投入。

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見事にえのきまみれ。

もう白菜がないのです。もっと買っておけばよかった。

豚肉を投入。

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器にとって、生卵の黄身を乗せればできあがり。

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今日も美味い!

卵の黄身ってなんでこんなに美味いんですかね。

 

キムチ鍋を貪る私を、リビングの入口から見つめてくるリンさん。

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映画「復活の日

あれだけの小説を、2時間前後の映画に収めるのは

まず無理だろうと思って観始めたのですが、

やっぱり無理でした。

飛び飛びのダイジェスト版を

観ているような気分。

そして、2時間に収めるために、

原作から変えてる部分がいろいろとあるのですが、

そこだけ目に見えて内容が薄かったり、

必然性が感じられなかったり、

意味が分からなすぎて爆笑してしまったりしました。

やっぱり、映画化って難しいんですね。

個人的には、原作の中で一番グッと来る場面、

主人公がアメリカに向けて発つ前夜のお話が

しょうもない感じに改変されていたのがショックでした。

私「そこをそう変えるか……」

と、言葉もない感じですよ。

オリビア・ハッセーなんて起用しちゃったもんだから、

無理矢理にでもラブロマンスっぽくしないと

いけない空気だったのかなと勘ぐってしまいます。

 

結構、世界各国のお話を描くので、

外人さんもいっぱい出て来るのですが、

結構有名なハリウッドスターも数人出ていて、

そういうところは頑張ってるなと感じました。

この映画に限らないのですが、

外国人の演技はすんなり観られても、

日本人の演技が若干滑ってるという感じは終始ありました。

こうなってしまう要因はいくつかあると思ってるのですが、

ひとつは、外国の人の演技が自然なのかどうかが

分からないってのはあると思うんですよね。

外国人の「自然」が分からないので、

自然か不自然かの判別もできないということです。

あと、英語もそんな聞き取れないですし、

聞き取れたところで、上述の問題に収束するので、

そういうもんだと思って素直に

観られるところはあるんだと思います。

あと、外人さんって、普段からちょっと芝居がかったりしてる

イメージもありますしね。

一方、日本人の演技を観ると、台詞回しや言い方とかの

不自然さがすごく気になってしまいます。

なんせ自国のことですからね。

なにが自然で、なにが不自然かって

やっぱり判断できちゃうと思うのです。

さらに、日本人って普段、そんなにテンションが高くないというか、

映画(ドラマ)映えするような動作、言動をしないので、

映画内で普段の日本人通りにすると地味過ぎるし、

映画っぽくすると不自然になるっていう宿命を抱えてる気がします。

って、勝手に思ってるんですけど、どうなんでしょうね。

 

散々書いてますが、映画としてもそこそこ楽しめました。

でも、原作の小説を読んだほうが面白いです。

皆さんも原作読みましょう。

 

まぐろー!

映画を観終えたらもう15時くらいになってました。

ここで眠くなるのがパターンなので、

家事などをして寝落ちを回避します。

 

先週の月曜くらいに届いたまま

玄関に放置されていたシーチキンを開封

シーチキンLフレークを買いました。

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こちらは正真正銘、まぐろの油漬です。

シーチキンパスタに使ったときに、

さらに美味しくなるのか!

ちなみに、かつおを使っているシーチキンマイルドも、

こちらのLフレークも値段は一緒でした。

 

仮眠

その後、猫のトイレ砂の空き箱を潰したり、

掃除機をかけたりして、一通り終わったら16時。

どうにも眠くて、

私「一旦寝るー。17時くらいに起きる!」

嫁「分かった。じゃあ私も起こすよ」

ということでベッドで仮眠。

17時に一度起きたものの、眠くて起きられず。

17時半にもアラームと嫁とに起こされたものの、

なかなかベッドから動けず。

でも、18時過ぎにインターホンが鳴ると

「早く玄関に行かなきゃ!」

と飛び起きて、玄関にダッシュしてしまうのです。

人間って不思議ですね。

私の場合、他人に迷惑をかけちゃいけない、という

思いが結構強くあって、

眠いからインターホンをしかとするなんてことは

そうそうできないようになっているのです。

でも、あんまりこういう思考でいると

疲れてしまうので、もう少し図太くなりたいと

思ったりします。

で、荷物を受け取って、そのまま起きるのかと思いきや、

まだ眠くて、リビングで横になって寝ちゃったりするの。

とにかく眠い。

 

晩ご飯

20時過ぎくらいに、ようやくまともな人間の

意識を取り戻しまして、ぼんやりと起き始めました。

嫁「晩ご飯どうする? お寿司にしちゃう?」

私「それはもう、嫁次第だよ!」

と、いつもの問答をして、

結局お寿司にしました。

20時半頃にお店に電話をします。

安く済ませるためにネットではなく、電話で注文です。

「3,000円以上注文すると、1人前が無料でもらえる」

というクーポンがあったので、今回はそれを使うことにします。

3,000円ぎりぎりを攻めて、まんまとクーポンも使いました。

店「5~60分お待ちいただくと思います」

私「大丈夫です。よろしくお願いします」

というやりとりがあり、

お寿司が来るのは21時半くらいになってしまうかも、

と思ってだらだらしていたら、

21時ジャストくらいに原チャのエンジンが

聞こえてくるではないですか。

私「あれ? 来た?」

嫁「来たっぽい!」

私「予定の時間より2~30分早いけど、
 あの寿司屋はこういう不意打ちをよくしてくるからな」

とか言ってたら、やっぱり来てました。

電話注文の欠点のひとつは、玄関で現金のやり取りが

発生することですね。

ネット注文なら、注文時にネット上で会計を済ませられるのですが。

ちなみに、玄関での現金のやり取りのなにが嫌かというと、

財布の中の現金が減ることです。

ATMでお金おろすとかやりたくないのです。

 

定番のトロたく裏巻き。

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こっちが嫁の。

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マグロセット。

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ここまでで約3,000円。

で、下がクーポンによって無料でもらえた1人前。

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まあ、悪くないですよね。

 

というわけで、これで3,000円ちょいです。

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私「これで3,000円ちょっとなら、
 調子に乗っちゃったときのバーミヤンと同額くらいだよね」

という、バーミヤン基準の会話をしてしまう私と、

それで通じる嫁。

ちなみに、これでも結構量が多くて、

私はトロたく裏巻きを半分くらい残して、

私「嫁が明日喰っていいよー」

嫁にあげるのでした。

 

お寿司を食べ終え、片付け中。

よつばとちよがこんなんなって寝てました。

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ちなみにここは、リビングからキッチンへ行くときの

通り道でもあって、すごく邪魔。

 

怪談成分

復活の日」も読み終え、読むものがなくなってしまったので、

怪談成分を補充するためにまた買ってしまいました。

「続・怪談和尚の京都怪奇譚 」

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こちらは前回買った本の続編ということで

買ってみました。

 

「怪談狩り あの子はだあれ? 」

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新耳袋でおなじみの、あの中山市朗さんです!

と、力説したところで、どれくらいの人に

「あの中山市朗」さんが通じるのか分かりませんが、

私の中では、この人の怪談本買っときゃ

とりあえず間違いない的な信頼感があるのです。

夏に怪談を読むと、ちょっと童心に帰れる気がするのも

いいところです。

あとはもう、友達とプールに行ったり、

誰かの家に集まってボンバーマンで対戦したり、

幼馴染の女の子と夏祭りに行けたりすれば

もう思い残すことはありません。