よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

コオロギは買ったのだと信じている

ものすごくどうでもいいことなのですが、

少し前のニュースで思ったことがあり、

今さらブログに書いてみます。

茨城の路上で、タランチュラが見つかったっていう

ニュースがありましたよね。

www3.nhk.or.jp

 

タランチュラ飼育をかじったことがある人であれば、

一発で「あ、メキシカンレッドニーだ」と分かるくらい、

このタランチュラは有名でして、

大半のタランチュラブリーダーが、

お試しで最初に飼うタランチュラとして

その地位を確立していると言ってもいいでしょう。

 

本題はそこじゃなくてですね、

警察が、こんなものをわざわざ保護してくれたという点と、

餌としてコオロギまで入れてくれたところが、

個人的にはとってもハートウォーミングだなってところなんです。

下の写真、右下に居るのが餌のコオロギ。

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このコオロギも、タランチュラブリーダーであれば

一発で「あ、ヨーロッパイエコオロギだ」と分かる代物でして、

爬虫類やタランチュラ等の虫用の餌としてその地位を確立しています。

警察が、わざわざ爬虫類ショップに行って、

ヨーロッパイエコオロギを買ってきたんだなぁと思うと、

ますます心温まるのですが、

下の記事によると

www.tokyo-np.co.jp

 

署員らはインターネット検索でコオロギを食べると調べ、空腹にならないよう捕まえたコオロギを一緒にかごに入れたがタランチュラは食べなかったという。

と書かれているのです。

でも、ヨーロッパイエコオロギっていうくらいなので、

日本には生息してないはずでして、

そのへんで捕まえられることはないと思うんですよね。

どこかの家で餌用に飼われていたのが脱走して、

茨城で繁殖してる可能性は否定できないですが。

しかし、個人的には、署員さんがわざわざ買ってきた説のほうが

温かみがあって好きなんですが、それをそのまま書くと

「それは税金で買ったのか!
 この税金泥棒!」

とか言われるから、捕まえたことにしたのかなとか

勝手に思ってしまうわけです。

でも、コオロギ捕獲に時間を費やしていたなら、それはそれで

「コオロギを捕まえてる暇があったら
 犯人を捕まえてよね!
 この税金泥棒!」

とか言われてしまう可能性もあるわけで、

警察の方々はなにをしても叩かれるから大変であることよなぁ、と

叩かれてもいない警察を心配してしまうのです。

 

私としては、タランチュラなどという、

世間一般からは忌み嫌われる存在であろうものをわざわざ捕獲して、

餌まで用意した署員さんには、最大限の敬意を表したく

税金の有効活用だと賛辞を送りたいものであります。

というか、署員さんの中に、たまたまそっち系の趣味のかたが居て

「俺に任せろ!」と張り切った結果である可能性も

そこそこ高いと思っております。

 

ちなみにこのタランチュラは、ちゃんと飼い主に返却されました。

グッドエンドでよかったです。

でも、普通に飼ってて、タランチュラが脱走するって

あんまりないと思うんですけどね。

そんなに機敏に動くわけでもないですし。

脱走したときの状況が気になります。

あと、何回でも書きますが、タランチュラの毒で死んだ人間は

居ないとされてるので、必要以上に恐れませぬよう

お願いいたします。

普通のやつなら、噛まれてもちょっと腫れたりするくらいで、

毒性の強いやつに噛まれても、腕がポパイみたいに

なったりするくらいらしいです。

クールな皆様には、スズメバチのほうがよっぽどやばいという

認識をお持ちの上、道端でタランチュラに遭遇したときには

温かい対処をお願いしたい所存です。