よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

CX-8 納車レビュー

CX-8 納車

今日はいよいよCX-8が納車される日です。

ちなみに、ディーゼルのExclusiveModeです。

色はチタニウムフラッシュマイカ

興味があるかたが多そうなので、

あえてレビューっぽく書くことにしてみます。

 

CX-8を買うに至った経緯等についてはこちら。

yoreyoreshogun.hatenablog.com

  

朝 10時半の予約を入れたので、もう朝イチですよ。

やっぱりちょっとドキドキします。

新車が来る高揚感と、シエンタさんとお別れである寂寥感と。

 

シエンタさんのファイナルドライブでMAZDAディーラーに向かいます。

店の入口には「御納車式 将軍様」なんて紙が貼ってありました。

結構こういうのって、数名分の紙が貼ってあるケースが多いのですが、

今日はうちら一組だけでした。

テーブルにもこんなのが立ってました。

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テーブルでの話もそこそこに、とりあえず

シエンタさんとCX-8 を並べて記念撮影。

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撮影のときに

嫁「もうちょっとこっちに寄りなよ」

みたいなことを言われて引っ張られたのですが、

私としてはちょうどいい位置に立ってるつもりだったのもあり、

そのまま写真を撮ったところ、だいぶシエンタさん寄りに

立ってました。

これは深層心理で、シエンタさんと離れたくないと

思ってるということでしょうか。

しかし、並べるとCX-8がでかい。とにかくでかい。

この先、本当にこんなでかい車で、あちこち行けるのかしら、

という不安もあったりします。

実家近くとか結構道が狭いので。

 

タイヤもピカピカ。

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なんせ新車なので、タイヤもホイールもピカピカです。

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まあ、タイヤ替えただけでも同じようにピカピカにはなるんですが、

そんなことを言うのは野暮というものですよ。

 

とりあえず中へ

運転席と助手席にはまだビニールがかかってました。

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とりあえず、中を見て最初に思ったことは、

「シート(や内装の下半分)の色が思ってたのとちょっと違う」

ということでした(笑)

それが嫌とかいう話ではなく。

なんせ今回は、11月23日に購入の契約をしたあとで

商品改良があり、シートの色含めて、

いろんなところが変わったんですよね。

なので、商品改良の内容が発表されたあとで、

あらためてディーラーに行き、そこで色やらなんやらの

最終決定をした感じでした。

そのとき、ネット上でのみオーバーンのシートを見てはいたものの

実物を見る機会がなく、実際どんな色なのか

いまいちよく分かりませんでした。

だって、いろんなサイトに写真は載っていたものの、

サイトによって結構色が違ってたんですもの。

ちなみに、MAZDA公式の写真だとこれです。

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こんなんを見て、もう少し土色っぽい茶色かなと想像してたのですが、

思ったより赤が強かったです。

色味がだいぶ違う感じしませんか?

(同じ写真を再度)

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あと、サイドミラーを親水ブルーミラーにしたのですが、

こちらも思ってた以上に青かったです。

シエンタさんもブルーミラーなんですが、

ここまで青くなかったんですよね。

ただ、これでも視認性にはとくに問題はなさそうです。

 

後部座席。

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後部座席用のエアコン。贅沢な感じします。

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シートヒーターまで付いちゃって。

後ろに人が乗ることなど、年に数回くらいしか

ないのではなかろうか。

それを考えると、なかなかの費用対効果ですよこれは。

 

2列めに嫁が座った図。

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余裕のスペースですね。

ただ、真ん中に凸があるのはやっぱり残念。

シエンタさんは、これがなくてフラットだったのです。

そう考えると、シエンタは、ユーザビリティみたいな点では

本当に優秀な車だったなと今更ながら思ったりします。

 

ドアのBOSEスピーカー。

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今まで車内で聴いてきたお気に入りの曲たちが

どういうふうに鳴ってくれるのか、ちょっと楽しみです。

音楽用のUSBメモリを用意しないといけないのですが、

実はそれがまだ手元にありません。

一応公式では

・16GB以下

・1,000ファイル以下

が推奨されてます。

16GBのUSBメモリなんて手元に無いわ!

ってわけで、今日時点でまだ用意できてないのです。

 

2列めシートの真ん中の背もたれの中から現れるアームレスト。

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ここにドリンクホルダーが付いてます。

果たして、ここのホルダーに実際ドリンクが挿入される日は

来るのであろうか。

アームレスト部分を開けると、USBの差込口が2つ。

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スマホの充電もここでできるってわけです。

ホスピタリティ溢れる皆様であれば、ここにUSBケーブルも

常備しておきたいところですね。

ただ、何回でも書きますが、うちの場合は後ろに人が乗るケースが

あまりないので、このUSBが使われる日が来るのかもやや怪しいです。

引きの画。

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無駄に豪華だぜ!

 

6人乗り or 7人乗り問題 

上の写真を見て、分かるかたには分かると思いますが、

私は7人乗り仕様を買いました。

6人乗りにするか7人乗りにするかは、本当にかなり悩みました。

CX-8には、下記3種類のタイプがあるんですよね。

・6人乗り アームレスト固定(ExclusiveMode限定)

・6人乗り ウォークスルー

・7人乗り

 

実は、私は当初はL Pacageを買うつもりだったこともあり、

「6人乗り ウォークスルー」も選択肢のひとつでした。

本当は、箇条書きとかで各仕様のメリット/デメリットを

ビシッとまとめると格好良いんですが、

そういうのはほかのサイトでも散々取り上げられてるので、

あくまで私たち夫婦が思ったことを長文で書いていきます。

 

まず、私の中では、7人乗りが第一候補でした。

理由は、7人乗る必要が出てきたときに備えたい、という

大は小を兼ねる的な心理によるものです。

我が家では、2列めに人が乗ること自体がレアなのに、

7人フルで乗る機会がどれだけあるんだと言われると

多分ありません。

ちなみにシエンタさんも、一応フルで7人乗れる車でしたが、

4年半の間、7人が乗ったことはありません。

それでも、7人が乗れたら便利な機会が

訪れたときに、もし車が6人乗りだったら、

私は「7人乗りにしておけばよかった」と

後悔してしまう自信があるのです。

また、6人乗りの場合は、5人が乗る時点で

3列目に座ることが必須になってしまうのも、

ちょっと煩わしいかなと思ったりしました。

特に、アームレスト固定型のやつだと。

そんなわけで、私は7人乗り推し。

ただ、7人乗りでも、真ん中の床が凸になってるので

5人乗るときはやっぱり3列目を使ったほうがいいかもしれません。

 

嫁は、6人乗りでウォークスルーも捨てがたいという感じでした。

理由のひとつは、やっぱりウォークスルーのほうが

3列めシートにアクセスしやすそうだからというもの。

実際、試乗車は7人乗り仕様だったのですが、

2列めシートを倒して前にスライドさせるのに、

嫁からすると少々腕力が必要で、

さらに乗り降りも結構大変だったとのこと。

CX-8は床が高いので、平均的な女性にとっては

少々大変ではないかと。

そして、私はたまに、親戚の高齢者を後ろに乗せる場合があり、

2列めを倒して3列めに乗り込むのは、

高齢者には厳しいんじゃないかという思いもありました。

まあ、それなら高齢者には2列めに乗ってもらえばいいんですが。

とりあえず、ウォークスルーのほうが3列めにアクセスしやすいのは

間違いないと思います。

もうひとつのちょっとした理由として、

ウォークスルーだと、雨の日に濡れた傘とかを

座席の間に置けて便利そう、というのもありました。

シエンタさんは、1列めシートからしてウォークスルーだったので、

傘やら荷物やらを運転席と助手席の間に置けたりしたのですが、

CX-8ではそうはいかないので、荷物の置きかた等は

イチから考えなければなりません。

そういった荷物置き的な視点でも、

ウォークスルーは便利そうという思いがありました。

ただ、懸念がひとつありました。

ウォークスルーの場合、2列め用エアコンパネルの前に

ドリンクホルダーがさらに付いていて、

7人乗り仕様に比べると、そこがちょっと出っ張るんですよね。

そうすると、乗り降りの際にとにかくそこに足が当たってしまい

汚れまくるという問題がありそうなのです。

 

最後に、アームレス固定型の6人乗り。

私たちとしては、これが一番無しの選択肢でした。

やっぱり、私たちにとってはコスパが悪いかなと。

6人乗りな上に、ウォークスルーでもなくて、

5人め以降はもれなくアクセスのしづらい3列めに

行かないといけないのはデメリットが大きい印象でした。

ただ、見た目の豪華さや、実際に2列めに座る人の

満足感はこれがダントツだとは思います。

ExclusiveMode限定なこともあって、

この仕様のみ、2列めにもベンチレーションが付いてたり、

電動のシート調整機能が付いてたり、機能面も豪華。

後ろに大切な人を乗せる機会が多いとか、

6人乗りで十分という自信がある場合であれば、

この仕様はお薦めかもしれません。

 

で、結果的に7人乗りになった理由は、

あまり皆様の参考にならなくて申し訳ないですが、

シートの色優先で、ExclusiveModeを買うことに決めてしまったので

6人乗りにするともれなくアームレスト固定型になってしまい、

もはや選択肢がなくなったという感じで、

消去法で7人乗りになったという経緯でございます。

ちなみに、ExclusiveModeの7人乗りだと、

2列めにExclusiveModeならではの特別な装備はありません。

ベンチレーションやらなんやらがなく、L Pacageと同じ仕様のはず。

それはそれで、ExclusiveModeを買う意義が

薄れるような思いがあったりしました。

ただ、その分、7人乗り仕様のほうがお値段は安かったはずです。

 

Qi問題

シフトレバーの奥にスマホを置くスペースがあって、

そこには Qi という、ワイヤレス充電(置くだけ充電)が

できる機能があります。

が、これがどう頑張っても上手く作動してくれません。

ネットで調べたところ

iPhoneなら動く

AndroidおサイフケータイをONにしてると動かないケースが多い

とのことで、基本的にはAndroidユーザに優しくない

作りになってる模様です。

私も当然Androidユーザでして、Qiをあきらめるか、

おサイフケータイをあきらめるかの岐路に立たされております。

ここはもうちょっとMAZDAさんに頑張ってほしかった。

 

荷室 

これは家に戻ってから撮った写真ですが、

荷室の床が開いて、下にちょっとものを入れられるようになってます。

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ここが思ってたより広くて、結構いろいろ入りました。

左側にBOSEウーファーが入ってるので、

BOSEを載せてない場合は、容量がもっと増えるそうです。

これ便利。

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荷室、広々。(これは広角仕様で撮ってます)

 

乗り心地

シエンタさんと違って、シートの微調整も利くし、

ハンドル位置も調整できるので、大変快適です。

シートもしっかりと包み込んでくれる感じでよい。

 

今日は少し蒸し暑い感じの日だったので、

試しにベンチレーションを ON にしてみたら、

「フォー」

という風切り音が聞こえてきて、

シートに密着してる背中やお尻がすうっと冷えました。

すごーい。

なんか、ちょっと新感覚。

これは夏に使ったら喜ばれるでー。

こういう機能を見ると、すごく贅沢してる感じになりますね。

 

走り心地

さて、気になる走り心地ですが、

走り出しのトルク感はさすがですよね。

ここはシエンタさんとは比べ物になりません。

アクセルを踏んだ分だけ、ぐいっと進んでくれる

力強さが心地よいです。

この感覚が欲しくて CX-8 買ったようなもんですからね。

 

ただ、今回の商品改良で、アクセルペダルを固くしたという

話がありまして、これが少し引っかかってます。

ネットで読んだ記事だと

・固くしたほうが、全身の筋肉のバランスがよい云々

・今まではペダルが柔らかくて、踏みすぎてからちょっと戻す
 というアクセルワークをしがちだったが、
 ペダルを固くすることで、もっとリニアなアクセルワークができる云々

とか書いてあったのですが、

個人的にはちょっと運転しづらくなったなという感じがしないでもないです。

実際、前モデルで試乗したときには、

もう少しスムーズに走れた気がするので。

私の足にはシエンタ仕様の癖がついてるのも相まって、

同じくらいの力加減で踏むとペダルが動かず、

「あれ、もうちょっと強くかな?」

と思って踏むと、踏みすぎて

ぐおん! と加速してしまったりして、

なかなかスムーズな発進ができませんでした(笑)

嫁「ちょっと、Gがすごい」

だの

嫁「ヘッドレストに頭がぶつかる」

だの言われて、

私「トルクがすごいからね!」

そういう問題じゃないんです。

慣れるのに少し時間が必要そうです。

 

ディーラーから家に帰る途中で、ちょっとご飯を食べて、

そこからまた無駄にその辺を一回り走りました。

走るのが楽しい感覚がありつつも、

車体がでかくなった分、車幅の感覚が掴めず、

ちょっとおっかなびっくりで走りました。

細めの道では、必要以上に減速しちゃって、

後ろの車にピッタリ張り付かれて

プレッシャーをかけられたりしましたが、

それをものともせずにゆっくり走ってやりました。

ああ、おっかない。

これもちょっと慣れが必要です。

 

納車完了

帰宅。

やっぱり、家の駐車場に入れて、

ようやく納車されたって感じしますよね。

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いかつい顔。

 

写真で見ると、意外とSUV感がないというか、

巨大なステーションワゴンに見えてしまいます。

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横から撮ると、もう少しSUV感ありますかね。

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というわけで、無事納車されました。

とにかく存在感がすごいです。

お向かいのお父さんとお子さんがキャッチボールの最中、

お父さんがボールを取りに行くふりをして、

CX-8を見に来てしまうくらいの存在感ですよ。

後ろに書いてある名前(CX-8)を見たかったみたいです。

 

しばらくは、あまり遠出をする機会が

なさそうなのが残念ですが、無理矢理用事を作って

出かけたい気分です。

 

権謀術数

実は、納車式の最後に、嫁からMAZDAの営業さんに

こんな贈り物をしました。

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その営業さんが猫好きだという、

私は1ミリも覚えてないような情報を

嫁はしっかり覚えていて、こういう気の利かせかたをするのです。

こうして印象づけておけば、今後もたっぷりサービスしてくれるだろう

という策略に違いありません。

納車式もまた権謀術数渦巻く人間ドラマなのです。

 

あっさり

私「そう言えば、シエンタさんとのお別れが、
  思った以上にあっさりだったね(笑)」

嫁「気づいたらもう居なくなってて」

並んで記念撮影をして、CX-8の中身をちょっと見せてもらってから、

一度店舗内に入り、テーブルで営業の人とちょっと話して、

再び外に出たときには、もうシエンタさんはどこかに

行ってしまっていたのでした。

最後のお別れをし損ねた感じがありますが、

昨日ラストドライブしたからよしとしましょう。