よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

セミレンジャー開幕戦翌日

いやぁ、更新がめっちゃ遅れてしまいました。

本当は連日のセミレンジャー記事をぽんぽんと上げていく

予定だったんですが、頚椎椎間板ヘルニアになってしまって、

タイピングも一苦労といった状態で、更新がままならなかったのです。

じゃあ、頚椎椎間板ヘルニアになってなかったから、

もっとサクサクアップしてたのかと問われると、

なんとも言えませんけどね。

ということで、セミレンジャーの続きを。

 

セミ

朝、外に出てみると、なんだかジジジジ聞こえるではありませんか。

うちの玄関先の木の下のほうにアブラゼミさんがとまってました。

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もうちょいアップ。

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さらにアップ。

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うちの木にセミがとまってくれるのは、

大変喜ばしいことなのです。

こりゃ朝から縁起がいいわい。

このセミさんはもしかすると、昨夜レスキューした幼虫が、

「無事に羽化できたよ」

と報告しに来てくれたのかもしれません。

なんて夢想に浸れるのも、セミレンジャーの醍醐味というものです。

 

ちょっと角度が変わりました。

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反対側からも。

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じりじりと登っていって、細めの枝に移動。

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ここで私は、こいつは水を飲みたいに違いないと思い、

この枝に極めて慎重に水を垂らしたところ、

セミさんは逃げていきました。

私の慎重さが足りなかったからでしょうか。

そういう問題じゃないですね。

 

そして、全然関係ないのですが

嫁「巣がある!」

とか急に呼ばれて、中庭に行ってみると

嫁「そこに巣があるの」

言われて見てみると

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奥まったところの木の枝に、

おそらくアシナガバチさんのものであろう、

小さな作りかけの巣がありました。

 

この巣は、枝ごと切り取られ、

キッチン横の窓の下で、嫁のコレクションのひとつとして

飾られることになりました。

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昼散歩

さて、散歩に行きます。

昨夜のレスキュー活動のその後を確かめるのも兼ねて。

いつもの川。

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昼間は、陽光がキラキラと反射して綺麗です。

ああ、川遊びしたい。

世界は夏です。真夏。

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キャベツもすべて枯れるくらいの真夏。

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収穫後なだけだと思いますが。

 

昨夜レスキューした大物の幼虫の抜け殻を発見。

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昨夜の時点で羽化しかかっていたので、

きっと無事に成虫になったことでしょう。

そして、我が家の玄関先まで遊びに来てくれたのです。

少しアップ。

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さらにアップ。

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セミの抜け殻って、背中から糸くずみたいなものが出てますよね。

この抜け殻、あまりにでかいので

「もしやクマゼミ?」

なんて疑惑もあり、でもこんなところに

クマゼミいねえだろうという思いもあり、

持ち帰って調べてみることにしました。

 

木の根元にも抜け殻がいくつか。

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この木とその周囲は、人気の羽化スポットな様子。

葉っぱの裏で羽化してるやつも、意外と多いんですよね。

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私「やはり葉っぱのほうが、アリの餌食になる確率が低くて
  いいんだろうか」

などと、ブツブツ言いながら考えてしまうのも

セミレンジャーの醍醐味です。

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昨夜と同じコースで公園内を巡回してますと、

足元にトカゲっぽいものを発見。

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私「あれ、死んでる?」

嫁「……死んでるね」

よく見ると、後ろ足の下に内臓っぽいものが出てます。

悲しいなぁ。

圧死したのだとすると、きっと人間に踏まれたのでしょう。

この公園は、ジョガーがたくさんいて、

昼も夜もとにかく人が走ってるので、

おそらくはジョガーに踏まれたのでしょう。

夜なんて、暗くて地面になにが居るか見えませんからね。

ジョガーにも悪意はないのです。

運が悪いやつ死んだ。それだけなのです。

 

途中、バズーカみたいなカメラを設置した人たちが数人。

それを取り囲むように、小さな人だかりが出来ており、

みんなして木の上を見上げておりました。

珍しい鳥が居るっぽく、我らも野次馬根性丸出しで

皆さんの視線の先を追ったところ、

なにかが居ました。

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私のヘボスマホではこれが限界でした。

肉眼でも、なにかはよく分かりませんでした。

嫁「フクロウかなぁ」

と言っておりました、なるほど、そうかもしれません。

 

さらに歩を進めますと、悲しい光景が。

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あいやー。

せめて、寿命が尽きたあとで潰れたのだと思いたい。

 

昨夜、幼虫さんを掴まらせた草。

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あれー? 抜け殻がないなぁ。

嫁「下にそれっぽいのが落ちてる」

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ふむ。もはやこいつが昨日のやつなのか確かめようもありませんが、

そうだと思うことにしましょう。

嫁「いっぱい居るw」

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セミ3連星。

こいつらも持ち帰ろうかと思いましたが、

そんなにたくさん抜け殻持って歩くのはしんどそうなのでやめました。

 

だいたい公園を一回りして、そろそろ帰ろうかというところで、

白くて見慣れないものがふわふわと私たちの前を

飛んで横切りました。

白い蛾でした。

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いやー、美しい。

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太い触覚と、丸々した身体がなんともかわいいじゃないですか。

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多分、オオミズアオという蛾です。

この蛾も、成虫になってから1週間ほどの命だそうで、

なかなか儚い存在です。

っていうか私、こんな蛾、初めて見ますよ。

この公園は、まだまだ見知らぬ生き物がたくさん居ます。

 

帰路

帰り道、例の川の上を通りかかって、

なんとなく下を見ると、

私「あ! ヘビが泳いでる!」

あわあわしながら、急いでスマホを取り出し、

写真を取ったのですが、だいぶ手遅れでした。

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ヘビさんは上陸し、身体の半分を草むらの陰に隠したあとでした。

無念。

ここをね、すーっと下から上に泳いでいった感じです。

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なにゼミ?

さて、持ち帰ったセミの幼虫の同定をしようじゃありませんか。

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セミ 抜け殻 種類」とかでググると、

抜け殻から種類を見極める方法がたくさん出てきます。

サイズ的にでかいものは、

クマゼミ

アブラゼミ

・ミンミンゼミ

の三択だそうで、あとは前足やお腹の形を見たりして

種類を判別します。

で、結果としては

アブラゼミでしたー。

ということで、今朝玄関先に居たアブラゼミさんは、

やっぱりこの幼虫が羽化したやつかもしれない

蓋然性が高まったわけです。

もういいですね。

 

明日の夜もレンジャーしてきます。