よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

セミレンジャー with Pixel5

グロい虫のアップとかいっぱいでてきます。

覚悟してお読みください。

とか書いてないときにも不意打ちで

虫の写真とかいっぱいでてくるんですけどね。

 

Pixel5デビュー

というわけで、ようやく Pixel5さんを携えてのセミレンジャーです。

無駄にいろんな写真を撮っていきますよ。

まずは、いつもの川の脇、手すりに巣を張ってるクモさん。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160653j:plain

これ、夜景モードっていうので撮ってます。

シャッターボタンを押してから、数秒スマホを動かさずにいると、

暗いところでもある程度の写真を撮ってくれます。

この機能自体はXperiaにもあるのですが、

やっぱりPixel5のほうが上手くやってくれてる気がします。

 

現場到着

到着するなり、木に居ました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160655j:plain

こいつも大物。きっとアブラゼミの幼虫なのでしょう。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160742j:plain

この写りだと、今までのXperiaとそんなに大差ない感じでしょうか。

でも大丈夫です。

Pixel5の真価は、成虫を撮ったときに分かりますから。

 

いつもの、羽化スポットの木の周辺。

あちこちでセミさんの羽化が進行中でした。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160657j:plain

 

歩道を歩く幼虫さんを発見。救助せよ!

f:id:yoreyoreshogun:20210925160659j:plain

くっきり写っております。

手のシワまですごくよく見えちゃう。

アップ。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160702j:plain

ピントが少し奥に合ってしまっていて、

顔がぼやけてますが、右前足やお腹のあたりはよく見えます。

こいつも木に避難させ、救助完了。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160704j:plain

 

近くの木に成虫もとまってました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160707j:plain

どうですか。この翅の質感。

これがPixel5さんの実力ですよ。

あらためて、セミの翅ってこんなんなってたんだって

思いますよね。

 

そして、近くの柵で羽化したてのセミさん。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160710j:plain

この神秘的な白さは、何回見ても飽きません。

ここまで翅が伸びてれば大丈夫そうですね。

こやつは、数時間後には元気に羽ばたいてゆくことでしょう。

 

地面で力なくうずくまっていた幼虫さんを保護。

しかし、もう掴まる力もなく、あとは死を待つばかりといった様子。

木の幹の上、少し平らになってるところに置きました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160712j:plain

これが、あとでとんでもないことになります。

 

足を進めます。

嫁「……クモ」

と、クモ嫌いな嫁が、クモ好きな私のために

わざわざ教えてくれました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160715j:plain

懐中電灯の灯りが当たっていると、

なかなかいい具合に撮れず、不思議な写真になってしまいました。

 

こっちはいい感じ。

f:id:yoreyoreshogun:20210925170308j:plain

少し目が光ってます。

 

縁石に登ろうとする幼虫さん。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160717j:plain

こちらも保護。

そして、公園の北側。

この辺りには手頃な木がないので、

いつもように道端の頑丈そうな草にとまらせようとするも

f:id:yoreyoreshogun:20210925160719j:plain

あれ! ない!

あんなに生えてた草が、一本残らずなくなっている!

これは、セミに恨みを持つ市民団体の仕業でしょうか。

いったい、なんだってこんなことを。

まあ、普通に考えると、役所なり公園の管理会社なりが、

雑草処理をしたんでしょうけど。

2日来てないうちにこんな変化があるとは、

すこしびっくりです。

 

砂地で幼虫を保護。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160721j:plain

よさげな木に避難させます。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160724j:plain

こいつも立派に羽化することでしょう。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160726j:plain

 

近くの木で、別の幼虫さんが羽化を始めてました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160730j:plain

今まさに背中が割れたところという感じ。

 

さて、先ほど平らなところに置いた幼虫さんがどうなったか。

公園をさらに半周して見に行きますと

f:id:yoreyoreshogun:20210925160732j:plain

ぎゃー! 弾幕シューティングみたいになっている。

大変。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160735j:plain

もうちょっとくっきり写ってほしいところでしたが、

やはり暗いとなかなか難しいですね。

 

分裂事件

さて、これから起きることは、

私たちにも、結局なんだったのかよく分かってません。

私がそのとき感じたままを書くので、

ちょっと意味が分からないところがあるかもしれませんが、

私にも意味が分かってないのでしょうがありません。

そんな感じでお読みください。

 

セミレンジャーも一通り終わり、帰路に就いたばかりのときです。

嫁の1メートル先の地面に、大きな虫っぽいものが居ました。

このままでは踏んでしまうかもしれないと思ったため、

私「危ない!」

と注意を流したところ、嫁はびくっと身体を強張らせ、

その虫っぽいもののすぐそばで足を止めました。

とりあえず踏まずにすんだ。そう思い、虫っぽいものに近づくと、

そいつは、ブババババと飛び立ち、

私の目の前を横切り、木立の間へと消えていきました。

私「え!? なに今の?」

嫁「カブトムシ……だと思う」

そして地面を見ると、そこにはまだ大きな虫がいました。

私「あれ? なにこれ」

嫁「カブトムシ……だと思う」

たしかに、カブトムシっぽい。

メスだけど。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160737j:plain

手を差し伸べたところ、必死に掴まり、

私の指を一生懸命に舐めてきました。

上の写真でも、舌っぽいものが出てるのが見えます。

ザラザラしててちょっと痛いの。

しかし、なにが起きたのかよく分かりませんでした。

普通に考えたら、最初からカブトムシが2匹いて、

1匹が飛び立ち、1匹が残ってたってことなんでしょうが、

2匹いたようには見えなかったんですよね。

1匹しかいなかったカブトムシが、飛び立ったと思ったら、

同じ場所に1匹残ってた感じで、意味がよく分かりません。

私の中で、これは「カブトムシ分裂事件」として処理することにしました。

カブトムシはたしかに1匹しかいなかったのに、

嫁が近くに足を下ろした瞬間、2匹に分裂し、

1匹が飛び立ったのです。

そうに決まっている!

 

しかし、嫁に聞いたところ、

「歩いていたら、前からカブトムシが飛んできて、
 それが腹にぶつかって落ちたの。
 で、落ちたと思って下を見たら、
 また羽音が聞こえて右側を通り抜けていったの。
 だけど、地面には1匹カブトムシが転がってて、
 2匹いたんだと思うけどよくわかんない」

とのことでした。

なので、最初から2匹いたわけではないっぽく、

入れ替わったのか、飛んできたのが一度落ちて

また飛んでいったのか分かりませんが、

そんな感じらしいです。

 

というわけで、近くの木にこのカブトムシも避難させることにしました。

f:id:yoreyoreshogun:20210925160740j:plain

よく見ると、背中がボロボロで、だいぶ傷ついている様子。

強く生きて子孫を残してほしいですね。

まあ、分裂の術が使えるくらいだから心配いらないでしょう。

結果的に、このカブトムシが、

私がこの夏に見た最初で最後のカブトムシでした。

一昨年まではこの公園、もっと大量にカブトムシがいたんですけどね。

去年は仕事が忙しくて全く来られず、

今年来たらカブトムシがほとんどいないという感じで、

去年なにかがあったのか気になるところです。

 

このカブトムシ分裂事件をもって、

今日のセミレンジャーは終了です。