よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

Y と再会

いやぁ、気づいたらすごい時間が経ってしまいました。

これを書いているのは、2022年1月15日とかだったりします。

記憶を掘り起こしながら書いていきましょう。

 

オンライン再会

前回の記事に書いた通り、旧友の Y と強引につながることができ、

「近いうちにビデオチャットでもしようぜ」

ということで10/28(木)にそれを実施することになりました。

 

yoreyoreshogun.hatenablog.com

 

10/28(木)昼過ぎ。

約30年ぶりとなる旧友との再会で、

結構ドキドキしながらその時間を待っていたのですが、

ちらっとメールをチェックしてみると

Y からメールが来ており

「当日連絡でごめん。
 ちょっと急ぎの仕事が入っちゃったから
 リスケさせて」(要約)

とのこと。

緊張して待っていた分、

「おい!」とツッコミを入れてしまいましたが、

まあ仕方ありません。

ただ、そのメールを読み進めていくうちに、

私は「ええ!?」と声を出してしまうことになったのです。

そのメールには

「当時を思い出しながら、真心ブラザーズの『ねじれの位置』を
 聴きまくってます」

的なことが書いてあったのです。

『ねじれの位置』は、私が小学生の頃に、

おそらく兄の友人の影響で聴いていたアルバムでして、

さらにおそらく私が Y に聴かせてたんでしょうね。

なので Y は、私と一緒に遊んでた子供の頃を思い出しながら

そのアルバムを聴いた、と。

で、なぜ私が驚いたかというと、

その日の昼、私は昼休みの時間に

買い出しも兼ねて外出し、車で移動したのですが

その往復の道中、カーステからずっと『ねじれの位置』が

流れていたからです。

もちろん自分で選曲したUSBを積んでますから、

『ねじれの位置』がかかること自体は

それほどレアなことでもないんですが、

ついさっき聴いてたアルバムのことが

当日のメールに書かれててびっくり、と

そういうことです。

 

こういうところでも、少し不思議な縁を感じつつ

「じゃあまた都合がよくなったら会おうぜ」

的な返事をしてその日は終わりました。

 

オンライン再会(改)

少し時は流れまして、11/6(土)。

私は、柄にもなくアウトドアなイベントに参加しまして、

同僚ども総勢10人くらいで、

河口湖の畔のコテージで一泊なんてことをしたのです。

コテージで一泊がアウトドアなのかは

よく分かりませんが。

で、翌日の夕方には帰れるつもりだったので、

Y に

「11/7(日)の夕方に、俺が帰ってきてから、
 オンラインで会おうぜ」

なんて言ってたのです。

が、コテージをチェックアウトしてからも、

なんだかあちこち行くことになり、

さらに「せっかくだから、ほうとうを食べたい」とか

言い出すやつがいて、昼過ぎからほうとう屋を探して

走り回るも、満席で1時間待ちとか言われたり、

店が閉まってたりで、なかなかありつけず、

それでも

ほうとうを食べないわけにはいかない」

と、もう引くに引けなくなってるやつが居て、

スマホで店を探したり電話したりして、

ようやく、少し離れたところで入れそうな店を発見。

結局、そのほうとう屋に入れて、

昼飯を食べたのが16時くらいという体たらく。

そしてそこから東京に戻るわけですが、

高速は渋滞しまくりなので下道である

山道をグネグネ走りながら帰ってきたり、

途中から仕方なく高速に乗って

やっぱり渋滞してたりで、

家に帰れたのは21時半とかでした。

5時間もかかっちゃった!

そんなイベントがあり、私は心身ともに

疲労困憊って感じだったのですが、

Y との再会を果たさないわけにはいかないテンションだったので、

それから Y と連絡を取り、

22時くらいからビデオチャットをすることになったのです。

 

果たした

22時。Y からビデオチャット用のURLが届き、

ドキドキしながらクリック。

旧友とは言え、久しぶりに会ってちゃんと話が弾むのか、とか

ちょっと不安になったりします。

数秒後、画面に白い壁が映り、

その前に大人になった Y が居ました。

私が感じた第一印象は

「お前誰だよ!」

でした。

Y は、だいぶ恰幅がよくなっていて、

さらにヒゲも生えちゃったりで、

昔の面影がほぼありませんでした。

かろうじて、目元がそれっぽいくらい。

ええ? これが Y なの?

と多少の動揺はありつつ、それを隠して

「久しぶりじゃーん」

「いやぁ、ようやく会ったね」

なんて会話をしました。

そして話してみてさらにギャップを感じたのが、

声でした。

なんせ30年ぶりですから。

私の中では、Y は小学生の頃のままで止まってるのです。

まだ声変わりもしてない Y の声は、

中性的で高めの、結構特徴的な声だったのです。

私の中ではそれが Y の声でしたし、

テキストでチャットをしてるときも、

なんなら当時の Y の声をあてて読んでしまってたのですが、

今、目の前に居る Y から発せられる声は、

野太くて、私の記憶にある Y の声とは似ても似つかない声でした。

まあ、お互い様なんでしょうけどねw

 

視覚と聴覚でのギャップに驚きつつも、

話し始めたらもうノンストップで、

昔話に花が咲きまくって満開って感じでした。

少し面白かったのは、Y が意外と子供の頃から

コンプレックスのようなものを持っていて、

今だにそれを引きずってる感があったことでした。

当時は全然そんなふうに見えなかったんですけどね。

私は、子供の頃の嫌な記憶とかほとんど忘れてしまってて、

「小学生時代は、ただただ楽しかったなぁ!」

みたいなテンションでノスタルジックに浸ってたのですが、

Y は対照的で、

「あれがすごく嫌だった」

「あれを今も根に持ってる」

「あそこで人生が(悪いほうに)変わった」

みたいな話がいっぱいあって、

なんか、すごく大変だったんだなと思いました。

 

そうそう。Y は昔から映画や映像が好きで、

その延長で映像制作の仕事をしてるだけあり、

昔の記憶を映像として覚えてることが多かったのが印象的でした。

小学校の卒業式で、私がどんな服装だったかを覚えてたりとか。

まあ、ちょっと印象的だったのかもしれませんが。

私は小学校時代は、一年中半そで半ズボンという、

どの学年にもひとりは居た(らしい)そういうキャラ

そのものだったのです。

Y「卒業式にも半そで半ズボンで来るんだろうかと思ってたら
  さすがに空気を読んだのか、上はYシャツで、
  でも下は半ズボンっていうすごいファッションで来た」

私はそのことをさっぱり覚えてないのですが、

先日実家で掘り起こしてきた、

卒業式の写真のデータがちょうど手元にありまして、

それを見てみたら、ばっちり合ってました。

今見ると、すごい格好してるw

 

ほかには、

私「昔はキンカ堂(近所にあったスーパー)の2階でゲームをしたなぁ」

Y「俺は今でもたまに、キンカ堂の階段を上る夢を見る」

とか

私「えびはらとかいう駄菓子屋あったでしょ」

Y「あった! よく行ってたわ」

私「あの駄菓子屋、まだやってるから」

Y「マジで!」

とか、当時の地元トークで盛り上がったり、

昔のテレビ番組の話になって、

キョンシーの話になったり

パオパオチャンネルの話になったり、

もうとめどなくて、気づいたら2時を回ってました。

翌日仕事なんで、さすがに寝るかってことでその日はお開きにしつつ、

私「まだ話が尽きないから、明日会おうぜ」

ってことで、翌日の仕事終わりには、

飲みに行っちゃったりしました。

そこでも延々話してたのですが、

ひとつ印象深かった話としては、

Y が今、会社に住んでるというものでした。

寮とかじゃなくて、会社に住んでるんですって。

ここで詳しくは書きませんが、

なかなか波乱万丈な人生を送ってました。

人生ってなにがどうなるか、本当にわからないものですね。

 

おまけ

Y は、私がちょくちょく会っている

小学校時代からの旧友であるモチとも仲がよかったので、

Y「モチとも会いたいなぁ」

なんて話をしていたのですが、

11/23(火)にそれは実現しました。

小学校時代の親友3人が集結! という感じです。

ただ、モチも

「見た目変わりすぎでしょう。
 道ですれ違っても気づけないよw」

と言ってました。

その日は3人でどんどんに行き、

さらに地元を散策して、

上述した駄菓子屋えびはらにも行き、

さらにモチが中学の卒業アルバムを持ってきてくれてたので、

ファミレスでおっさん3人、卒業アルバムを見ながら

きゃっきゃしたりしてました。

私は中学からみんなと別になってしまったので、

中学時代のみんなを知らないし、

Y は中3で引っ越して転校してしまったので、

地元の中学の卒業アルバムを持ってないのです。

私としては、昔の友達のことを知るという意味では懐かしいものの、

中学でどんなイベントがあったかは知らないので新鮮さもあるという、

大変面白い時間を過ごさせてもらいました。

 

こうして3人で集結もできたし、

今度こそ私のノスタルジックの火は消えたかと思ったのですが、

なぜかこれ系の話はもう少し続くのです。