よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

話題に困る

気づけば、またすごい時間が経ってしまいましたが、

なんとなく近況をダラダラ書きます。

 

昭和史

少し前に、半藤一利さんの「昭和史」という本を買って読みました。

なかなか面白かったです。

二・二六事件」とかって、歴史の授業で習ったから

名前は知ってるものの、具体的にどんなことが起きたのかって

知らなかったりするじゃないですか。

ああいう事件の一つひとつが、どういう経緯で起きたのかが

一つの時間軸の中で語られると、大きな流れが見えて面白いです。

 

硫黄島

上述の昭和史を読んでいると、当然第二次世界大戦の話も

出てくるわけでして、それもまた改めて興味深く読ませていただきました。

その中で一際私の心を掴んだのが、硫黄島の戦いでした。

理由はよく分からないのですが、なぜかこの硫黄島

すごく惹かれるというか、ここでなにが起きたのか、

その詳細を知りたくてしょうがないという気持ちになりました。

 

とりあえず手軽に始められるところとして、

Netflixで「硫黄島からの手紙」を観たりしました。

この映画を観たとき、冒頭で、実際の硫黄島が映されたときに

グッと来るものがあって、それだけで少し泣いてしまうくらい

胸に迫るものがありました。

ただ、その後の映画の内容は、やっぱり映画なんで、

少し綺麗に、大衆向けに作られてる感があって、

面白くないとは言わないのですが、

「実際はこんなもんじゃなかっただろうな」という

物足りなさを感じてしまいました。

こう書くと、興味本位でグロいものを

見聞きしたいだけの悪趣味なやつという感じもしてしまいますが、

どちらかというと、ここで起きたことを

ありのまま知っておかないといけない、

そんな感覚なのです。

まあ、そこにどれだけの差があるのか分かりませんが。

 

というわけで、その後はもう、kindleで買えるだけ、

硫黄島系の本を買って読んだり、

アメリカ側からの見え方も知りたいなと思って

当時現場に居た海軍だかの人が書いた

英語の本も買ってみちゃったりして、

しばらく硫黄島漬けの毎日を送っていました。

 

話題に困る

さあ、ここで今回の記事のタイトルになるわけですが、

こんな毎日を送ってると、話題に困るんです。

なにが困るかって、嫁と二人でバーミヤンに出かけたりしても、

私「硫黄島ではこういうことがあって」

私「栗林中将が~」

私「天皇が~」

私「当時の日本軍は~」

とか、ギリギリっていうかもうアウトでしょっていう

話をしてまうことです。

なので別の話題にしようと思っても、

もう硫黄島関連の話題しかインプットしてないので、

なかなかほかの話題も出てこないのです。

これはよくないなと思いつつ、どうすることもできません。

 

やっぱり、なにかを学ぶと誰かに語りたくなるもので、

でも会社の同僚とかにいきなり硫黄島について

語るわけにはいかないという程度の分別は持っているので、

やっぱり嫁に語るしかないんですよね。

なので、なるべくこういう話は家の中ですることにします。

 

ロシア

そんな日々を送っていたら、ロシアさんが急に戦争始めるから

びっくりしちゃいましたよ。

2018年に出た「ホモデウス」という本をご存知でしょうか。

当時、結構流行ったんで名前だけは知っているという

かたも多いのではないかと思います。

当時私も読みまして、冒頭にこんなことが書いてあったんですよ。

20世紀の人類の歴史は、飢餓・疫病・戦争との戦いの歴史だった。

でも、この3つの問題は21世紀ではほぼ解決されている。

なので、21世紀の人類は別の課題を克服する方向に進むだろう。

的な。

だいぶうろ覚えで書いているので、詳細は違ってるかもしれません。

特に戦争に関しては

21世紀の今日は、情報や技術のほうが価値が高くなり、

大きなコストをかけて領土を広げる戦争というものが、

割が合わなくなっているので、今後、テロや小さな紛争はあるかもしれないが

本格的な戦争は起きない。

みたいなことが書いてあったんですよ。

へ~、なるほどね~なんて思いながら読んで

分かった気になってましたが、戦争起きちゃったじゃないですか。

戦争と紛争の差もよく分からないですが。

今回の件でひとつ思ったのは、

頭のいい人が、いろんな根拠を基に、

多くの人に受け入れられそうな合理的な予測をしても、

価値観が違う人にはまったく通用しないんだなってことですよね。

ロシアも、経済的損得ではないところで

戦争してる感じありますもんね。

ちなみに、ホモデウスで取り上げられていた、

疫病も猛威を振るっちゃって振るっちゃって、

しかも今回の戦争の影響で飢餓も起きるんじゃないかってのもあり、

なんかもう全部起きるじゃんって感じなんですが、

ホモデウス自体は面白いので、興味があるかたは

ぜひお読みください。

 

で、リアルタイムで戦争なんて起きたもんだから、

最近はちょっと硫黄島から離れて、

ロシア/ウクライナ系のニュースばっかり見ちゃって、

やっぱりバーミヤン

私「ロシアが~」

私「ウクライナが~」

と、政治的な話題を嫁に浴びせ続けております。

よくない。

 

英語

硫黄島関連の情報を集めるのに、英語の本を読んだりしたあたりで

また英語熱が高まってまして、今年こそ真剣に英語をものにしようと

思ってたりします。

未だにリスニング力が酷いので、今年一年かけて、

リスニングを完璧にしてやろうと思っています。

今はYoutubeでいくらでも英語が聴けますし、

Netflixでは英語字幕英語音声でドラマも観られますので、

大変便利な時代になりました。

ただ、英語のニュースなんかは聴いてみると意外と聴き取れるもので、

「お、こりゃいけるんじゃないか」と思い、

メンタリスト(洋ドラ)を英語音声で観てみると

マジでなに言ってるのか全然分からなくてびっくりです。

とにかく量を聴くのが大事だと言うので、

ロシア/ウクライナ系の英語ニュースを延々垂れ流しています。

 

そんな、大変偏った日々を送っております。