よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

PRESS STARTのコンサート行きました

最初に言っておきますが、今日の記事は長いです。

書きたいこと全部書いてやります。

タイトルの通り、今日はPRESS STARTのコンサートに行ったんです。

PRESS STARTとは、

ハードやメーカーの枠を越え、新旧を問わず、

 日本を代表するゲーム音楽を選抜し、演奏するオーケストラコンサートです。

 (※公式HPより抜粋)

公式HPはこちら

曲目全部書いちゃいますと

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◆1部◆

 1.ワイルアームズ セカンドイグニッション

 2.スーパーマリオギャラクシー2008

 3.スペランカー

 4.逆転裁判

 5.サムライスピリッツ

 6.若かりし頃の植松伸夫メドレー

   アルファ ~ キングスナイト ~ 飛び出せ大作戦 ~

   魔界塔士Sa・Ga半熟英雄

 7.モンスターハンターより「英雄の証」

 

◆2部◆

 1.バテン・カイトスより「光星煌めく旅路の果てへ」

 2.Touch!Generationメドレー

   DSやWiiのタイトルのメドレー多すぎて忘れた。

   脳トレとか文字ピッタンとかだった。

 3.イース

 4.レイトン教授と不思議な町

 5.ロックマン2

 6.ファイナルファンタジーIXより「Melodies Of Life」(歌付き)

 

◆Encore◆

 1.ソニック ザ ヘッジホッグ

 2.クロノトリガークロノクロス

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と、まあコンセプトに偽り無しという内容でした。

スペランカーに関しては、

演奏の随所に死亡時のSEが挿入され、

3回死んでゲームオーバーになるという

スペランカーをプレイしたことがある人は

思わず笑ってしまう編曲になっておりました。

オープニング曲が、オーケストラアレンジで

ここまで格好良くなるのか、と少し感動しました。

曲間には企画者の5人が登場し、

それぞれの曲について語ってくれました。

個人的には植松さんのファンなので、

生植松を見られたのが嬉しかったです。

本当に気さくなおっさんでした。

若かりし頃の植松伸夫メドレーについての語り

植「自分が大昔に作った曲を、今回オーケストラ用に

  編曲する際に色々な間違いが発見されたんですよ。

  音楽やってる人には分かると思うんですが、

  左手のアルペジオにミ♭とファの音があるのに、

  メロディでミが鳴ってるという、

  どう考えても(響きが)汚いんですよ。

  これに気付かなかった20代半ばの俺の耳(笑)」

やはりプロと言えど人間なので、

こういうこともあるんだなぁと思った次第です。

植松メドレーの最初を飾った「アルファ」ですが、

これってエロゲーじゃなかったかな、とか

思いながら聞いてました。

帰ってから調べてみたところ、

全裸シーンがあるだけで、

エロゲーでは無いようです。

誤解してました。えへ。

そして続く「キングスナイト」。

これは俺やりました。クリアしましたよ。

RPGの皮をかぶった縦スクロールシューティングで、

結構な難易度の前に、小学生当時の俺は挫折しました。

確か大学生の時に再度チャレンジして

クリアしたんじゃなかったかなぁ。

正直面白くはないですよね。いやマジで。

メドレーの中にSa・Gaが来るとは思っていなかったので

軽く驚きましたがすごく嬉しかったです。

そりゃあもうゲームボーイで狂ったように

プレイしましたよ。神と真剣勝負して

1時間くらい戦った覚えがあります。

四神が格好良くて、当時の俺は

「自分に子供が出来たら、名前は朱雀にしよう。」

とか思ってました。バカ丸出しです。

ああ恥ずかしい。痛い痛い。

ファイナルファンタジーIXのエンディングテーマでもある

「Melodies Of Life」が非常に良かったです。

聞いてて鳥肌立ちました。

歌い手は白鳥英美子さん。

パンフレット見て知ったんですが、

トワエモアの人なんですね。

よく母親がカラオケで歌ってたなあトワエモア。

アンコールのクロノトリガー

意外&嬉しい一曲でした。

やはり青春時代をゲームと共に過ごし、

いまだに遊びでゲーム音楽を弾いたりしてる

自分にとって、とても感慨深いコンサートでした。

演奏が終わってロビーに行くと、

アンケート用紙に記入をする人の群れが……。

自分は、家人がボールペンを持っていたので

席で記入することができたのですが、

筆記用具が無かった人はロビーで書くんですなぁ。

それにしても、居過ぎだろこれは(笑)

ロビー中で大きなお友達がアンケートを書いています。

皆さん壁を使ったり、手すりを使ったり、テーブルを使ったり

あらゆる手段を駆使してアンケートを書いてました。

合気道の達人の名言

「床、壁、身の回りの全てが武器になる。」

という名言が俺の脳裏をよぎりました。

こんなに大勢の人間がアンケート書いてるの初めて見ました。

やっぱり、熱意が違うんだなぁというのを

まざまざと感じました。

客がね、見るからに濃いんですよ。

俺も人のことを言えませんけど、

普通のコンサートと明らかに客層が違いました。

失礼ながら、太い人がすごく多かったです。

また、休憩時間になった途端に

DSやらPSP等の携帯ゲーム機を取り出して

プレイしだす人がやたら多かったのも

ゲームミュージックのコンサートならではかと

感じたました。

ロビーでは何やらグッズが売られている様子。

「やばいなあ、こういう場のグッズとか

 すぐ買っちゃうんだよ俺」とか思ってると

THE BLACK MAGESのTシャツが売っているじゃないですか!

ちなみにTHE BLACK MAGESとは植松さんがやってるバンドです。

しかも!!

The Black MageのTシャツをお買い上げの方に

植松伸夫直筆サイン入りポストカードプレゼントのポップ!

これはもう買うしかない!とか思ってたら

家人「Tシャツ2枚ください。」

行動はえー!さすがだ。

ということでTシャツゲット。

Tシャツ

帰ってから気付いたのですが、

August 9th 2008 YOKOHAMA BLITZって書いてある。

つまり、今年の8月9日の横浜ブリッツでの売れ残りか!

くそう、サイン欲しさについ熱くなってしまった。

まあ別に事前に分かってたところで買ってたんですけど。

ポストカードも無事2枚ゲットしました。

サイン入りポストカード

直筆だけあって、字の形が微妙に違うことに少し歓喜したわけですが、

これを植松さん本人が書いた保証などどこにも無いという疑念が

鎌首をもたげてきた辺りで、

「俺も疑うことを覚えた汚い大人になってしまった。」と

遠い目で虚空を見つめてしまった夕べでした。

俺はピーターパンにはなれませんでした。

皆さんは頑張ってください。

というわけで、俺も久々に楽器頑張ろうかなとか

思わされたコンサートでした。

良い刺激を頂きました。

ご馳走様です。

来年も必ず行く。必ずだ。