よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

合奏発表会

今日は合奏発表会。

そして嫁の、合奏発表会チェロデビューの日でもあったりします。

朝8時前くらいには起きましたが、

寝たのが朝4時過ぎくらいだったので眠いです。

そんな時間まで一体何をしていたのか。

前日(っていうか当日)の午前3時過ぎくらいに

発表会に着ていく服を決めていたとか、なんて駄目な大人でしょう。

手早く朝食を済ませて、着慣れないスーツを来ます。

ネクタイとか締めるの久しぶりだぜー。

ズボンをはいて、ベルトを締めてみたところ

中々のぎりぎり加減。長さがね。

3月末に購入したエアロバイク効果が無ければ、

ベルト閉まらなかったんじゃないか疑惑が浮かびます。

普段会社に行くのとあまり変わらない経路で電車を乗り継ぎ

発表会場へ向かいます。

会場の最寄駅に到着すると、

私達の前を、ヴァイオリンを背負った女性が歩いてました。

あれは間違いなく同士であろう、と思っていたら

案の定Sさんでした。

会場に向かう途中に土間土間があり、

Sさんが「今日の二次会ここなんですよ~。」

と仰ってました。

Sさん含む三名の方が、

打ち上げと二次会のセッティングをして下さったそうで、

発表会の準備だけでも大変な中お疲れ様でした。

会場に着き、発表会を行うホールが2階にあることは分かったのですが、

が!

2階へはどうやって行ったら良いんだろう?

エレベーターを発見するも、稼動してませんでした。

上り階段を発見したものの、

【関係者以外立ち入り禁止】

の看板が掲げられ、ロープで封鎖されたような状態。

辺りには、私達同様に

どこから2階に上がったら良いの??状態の生徒さんがちらほら。

さて、この階段を果たして上っていいものか。

自分たちが関係者なのかどうか自信が無かったのですが、

階段を上らないと話が始まらなそうなので、

上ってみることにしました。

まあ、怒られたら戻ってくれば良いやってノリで。

上ってみたらちゃんと受付の方が居て、

見知った顔もあって一安心。

楽屋の場所を教えてもらい、

とりあえず楽屋へ行くことに。

ステージ脇の通路を抜けて、

ちょっと階段を上ってから直進して、

今度は階段を下りて1階へ。

って結局1階に降りんのか!と

心中で突っ込んだのは私だけではなかったはずだと信じています。

楽屋は、年齢と性別によっていくつかに分けられていて、

私は当然ながら「男性 大人」という禍々しい楽屋が割り当てられております。

中はおっさんばっかりだ!

自分もおっさんなので仕方ない。ふぅ。現実はつらいですね。

中に入ると、皆さん思い思いに練習をされてました。

私も負けてられないので早速ケースを開けて

ヴァイオリンを構えてみたところ、

すげえ違和感。

ネクタイ超邪魔。

なんだこれ。

ネクタイの結び目が邪魔で

ヴァイオリンが上手いこと首元にフィットしないんです。

無理矢理ヴァイオリンを押しこんでどうにかすることにしましたが、

ちょっと鎖骨が痛いです。

ハイフェッツは、普通に背広+ネクタイで弾いてたなぁ」

とか思いながら練習してました。

そうこうしていると

「セッティングを開始するからステージに集まれ!くそ野郎ども!」

とアナウンスが流れたので、のこのことステージに向かいます。

ステージから客席を見ると、

会場でかーいー。

ステージに上がると、いよいよ本番ムードが高まってきますね。

とりあえず倉庫(?)から椅子を運ぶところだけ手伝いましたが、

椅子が何脚必要で、どういう配置にするのかを

一切把握してなかった私は

皆さんがセッティングするのを眺めてるだけの駄目人間でした。

ああ、駄目・・・!

他人任せなセッティングが終了し、リハ開始。

曲目はこんな感じ。

【曲目】

・キラキラ星のカノン

・喜びの朝

・動物の謝肉祭

・ウイリアムテル序曲

・ミッションインポッシブル

チャイコフスキー 弦楽セレナーデ2、4楽章

・バッハ ピアノ(正確にはチェンバロ)協奏曲 へ短調

・カプリオール組曲

私が演奏するのは、

ウィリアム・テル序曲 ~ カプリオール組曲

結構がっつりでした。

で、リハは曲順を逆にして行います。

カプリオール組曲→キラキラ星のカノン

早速出番なのでスタンバイ。

皆さん自分のプルトに座り、

指揮者の先生が見えるよう調整しながら

自分の椅子の位置を決めます。

椅子の位置が決まったら、

床に目印のテープをペタリ。

このテープを目印にすることで

本番時のセッティングをスムースに行おうってことですね。

何事もこういう事前準備や段取りが大事だなと

しみじみ思いました。

バッハのピアノ協奏曲のリハ開始前に、

ピアニストの先生が

両手の汗を何回も拭っているのを見て

「あれだけ上手くてキャリアがある人でもやっぱり緊張するんだなぁ。」

と思いました。

88歳のギトリスさんでさえ、

コンサートの序盤は硬いですしねw

場数を踏んでも、緊張しなくなるということは無いんだろうなと思いました。

となると、緊張しながらでもリラックスして弾ける能力を伸ばすことになるのか。

とりあえずリハでは

カプリオール組曲ウィリアム・テル序曲までやってところで

私の出番は終わりなので

残りのリハは、客席側から

見てみる(聴いてみる)ことにしました。

正直なところ、音響やらに関しては

覚えてないのですが、

(これ書いてるのがすでに5/17で、

 もう1ヶ月以上経過してるじゃん!)

「みんな上手くなったなぁ。」

とか偉そうなことを思ったことだけ覚えてます。

別に自分が教えたわけでもないのに。

こう思って良いのは、先生だけですよねw

リハが終了してすぐに開場。

客席に見覚えのある風貌の人物が。

事前の予告通り、ヤナギが来てました。

発表会が終わったらそのまま私と遊びに行くつもりだったみたいですが、

私は打ち上げや二次会に参加するのでそういうわけにいかず、

ヤナギは本当に発表会を見るためだけに来ました。

「ツーリングがてら来たから大丈夫」(本人談)

客席右後の方にも、

見知った顔が。

同僚のMさん。

Mさんは、最近サイレントヴァイオリンを買って

独学でひたすらスケール練習だけしているという変わり者。

今回の発表会のことを伝えたら

「ぜひ聴きに行きたい」と言ってたんですが

本当に来たんだ。

後日談ですが、発表会後にMさんと話しところ

「ちびっ子達がスラスラ曲を弾いてるのを見て

 敗北感に打ちのめされました。」

と言ってました。

これがMさんにとって

良い刺激になってくれれば良いな。

そんなこんなで

客席で遊んでたらあっという間に本番開始の時刻になったので

私は楽屋の方に引っ込みました。

舞台袖で、演奏を聞きながら自分の出番を待ちます。

指揮者の先生が、子供たちの緊張を解すために

子供たちと早口言葉で遊んでいたのですが、

高速増殖炉もんじゅ 高速増殖炉もんじゅ 高速増殖炉もんじゅ!」

って、なんでそんな危険な施設名をw

いや、別に良いんですが、

本番の舞台袖で

原発の名前を連呼する子供たちは

中々シュールでした。

自分の演奏については、

もうあまり覚えてませんw

「演奏してる時間は、あっという間だった」

という印象が大きかったです。

途中、客席に同僚のCNさんが居たのを発見したのと、

前から3列目くらいに実は母親が座っていて驚いたのは覚えてますw

本番が終わり、2階通路で

来てくれた人達と談笑タイム。

嫁がチェロで出演していたのを見て

母親が驚いてました。

そう言えば母親にちゃんと言ったことなかったかな。

っていうか、大腿骨が完全にくっついてない状態でよく来るな。

ヤナギの感想は

「思ってたより聞けた。」

というドライな一言。

弦楽器の合奏は、一歩間違えると

不協和音の嵐になることをヤナギも知っているので、

このドライな感想も

「アマチュアにしてはちゃんと演奏出来ていた」

という前向きな感想として受け取っておきます。

客席には確かに居たはずの

CNの姿が見当たらないので電話してみたところ

私「もう帰っちゃった?」

CN「もうお腹空いちゃって~

 駅前の"かつや"で天丼食べてる。

 いやぁ、良かったよ~。良い物聴かせてもらった。」

と、期待を裏切らないCNクオリティ。

何ていうか、本当に独特の世界に生きてる奴だな。

その後、打ち上げ。

打ち上げでは色んな方の色んな話を聞きました。

3/11(金)の地震の際に東北地方(仙台って言ってたかな)に居て、

「これは津波が来るぞ!」と確信した上で

津波を見に海岸に行っちゃった某パパさんの体験談とか、

よく生きてたなって感じです。

いつも発表会の時にお花を用意してくれる

Aさんが、実はすごいご近所さんで、

うちから自転車で5分くらいのところにお家もお店もあるそうです。

今度グーグルマップで探してみよう。

あと、やはり印象にのこっているのは

ピアニストの先生のお言葉。

第二子を出産後、初めての人前での演奏が

この発表会だったそうで、

色々苦労されたようでした。

リハ時に緊張されていたのは

この辺の理由もあったのかなぁと思ったり。

「音楽やってて良かったです

なんて、涙ながらに言われたら

ズギャァァァァンですよね。

また美人なんですこれが。

そんなこんなあった打ち上げですが、

とにかく料理が多かった!

参加者が倍居ても余裕で食べきれない量でした。

余った大量のウィンナーをお持ち帰りさせていただいて、

後日おでんにして美味しく頂きました。

ご馳走様でした。

その後、行きに通った例の土間土間で二次会。

なんか結構酔った気がします。

色々と反省すべき点がありましたが、

ここでは書きません!

演奏以外にも色々と反省すべき点があった一日でした。