よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

2014日光合宿 1日目

1/11(土) ~13(月)と日光に弦楽合奏合宿に行ってきました。

毎年恒例になりつつあるこの合宿ですが、

普段旅行をしない我が家にとっての貴重な小旅行イベントです。

先生には、今後も是非合宿を続けて頂きたいと思っています!

さて今回は、行きの電車では、車両の一番後ろの席を取ってみました。

去年も書きましたが、旅行バッグやらチェロやらがあるお陰で、

電車内での荷物の置き場所に非常に困るのです。

去年は車両の一番前の席を取ってみたら、座席の前にスペースなんて

全然無くて、結局荷物を通路側に置くはめに。

まあ、車両(っていうか電車)の一番前だから通路に置いても

あまり邪魔にならないだろうとか思っていたら、

乗務員室から出てくる車掌さん(なのかな?)をがっつり通せんぼ。

車掌さんが何回も出入りするもんだから、そのたびに邪魔になってしまい

ものすごく申し訳ありませんでした。

しまいには、

車掌さん「お荷物、乗務員室の方に置いておきますね」

と言われて、一般人が立ち入れない特別スペースに置いてもらうことに。

毎回こんな裏技が発動すれば良いんですが、そうも言ってられないので、

今回は車両の一番後ろの席を取ったのでございます。

説明が長いですね。

なんだか文章が硬い気もいますが、

ブログらしいブログを書くのが久し振りなせいです。

じきにくだけてきます。

ご存知の方も多いと思いますが、

車両の一番後ろの席というのは、

座席の後ろにちょっとしたスペースがあります。

今回はそこにチェロと旅行バッグを入れる作戦です。

が、いざ入れようとしてみたら、

座席後ろのスペースは予想以上に狭く、

とてもチェロは入りそうにありません。

物理的に無理。

さあ困った。

ここで嫁が苦肉の策を発動。

私達の座席を進行方向と逆に回転させて、

座席と座席の間(背もたれに挟まれる形で)に荷物を置く戦法です。

これで何とかチェロも旅行バッグも入れられました。

ただ、その席に座る人は、多分リクライニングが出来ない状態に

なってたんじゃないかと思います。

一応、その席の方が乗車された際に

一言声がけとお詫びをしておきましたが

これまたとっても申し訳ない感じになりました。

うーむ、一体どの座席を取るのが正解なのか。

その答えは合宿3日目に明らかになります。

駅弁を食べたり、うとうとしたり、トイレ前で先生とばったり遭遇したりしていたら、

あっという間に下今市に到着です。

ここで東武日光線に乗り換えます。

乗り換えるべく、座席の背もたれに挟まったチェロと旅行バッグを

取り出そうとしたところ、旅行バッグが出せない!

座席の下部にあるフットレストが良い感じに引っかかってしまったようで、

引っ張っても動きません。

もたもたしてたら乗り換えができません。

さあ、あなたならどうする!

私の答)広背筋と上腕二頭筋のフルパワーで引きずり出す

こんなこともあろうかと鍛えておいて良かった広背筋。

皆さんも懸垂やりましょう。

お陰様で、バキン!!という快音とともに旅行バッグは取り出せました。

旅行バッグ下部の角に付いているプラスチックのガードみたいなのが

取れかけのような状態になりましたが気にしない気にしない。

この乗り換えの時に、自分たちと同じ電車に

教室の生徒さんが思ってたよりたくさん乗っていたことが判明。

皆さんと顔を合わせることで、合宿感が高まってきます。

下今市から東武日光に向かう間、

車窓から外の景色を眺めていると、

ばっきんばっきんに折れてる木が何本もありました。

去年の台風で折れたのかしら。

これまたあっという間に東武日光に到着。

思ってたよりは寒くなく、今朝家を出た時の方が寒かったような気がします。

ペンションの方が車で迎えに来てくれるまでしばし待機。

皆さんは暖かい駅構内の待合室のようなところでご歓談。

私達夫婦は駅から出て外の空気を吸ってました。

何故かって、日光の空気を体に取り入れてテンションを上げてるんですよ!

これから合宿だー!

テンションが上がってブルブルしていたら、

某ご一家の姿を発見。

このご一家も、同じ教室の生徒さん(とそのご両親)なんですが、

私達よりも数時間早く日光に到着されていて、

スケートを楽しんでいたとか。

元気だわー。

合宿前にスケートなんてしたら、疲れて演奏中に寝ちゃう自信有ります。

一頻りブルブルしたところで、

ペンションのお迎えの車が到着しました。

参加者が多いので、送迎車に何往復かしてもらわないといけなかったんですが、

私達は最初に載せて頂きました。

ありがたやありがたや。

今年もお世話になるのは

ペンション「トロールの森」です。

ご主人がチェロを弾かれるそうで、

とっても音楽に理解のあるペンションです。

っていうか、合奏できる音楽ホール付きのペンションをやってるくらいなので、

そりゃ音楽好きですよね。

ペンションに到着。

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弥が上にもテンションが高まります。

ペンション前に広がる森。

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去年は雪化粧をしてましたが、

今年はすっぴんです。

こちらが音楽ホール前のベンチ(?)

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個人的に好きなスペースなんですここ。

何か癒されます。

夏場はここに座って談笑、なんてこともあるんでしょうが、

冬は寒くてそんなことしてられないのが悲しいところです。

皆さんが揃うまでチェックインができないので、

しばらくはホールで待機。

ある生徒さんが人差し指に絆創膏を貼っており、

どうされたのか尋ねたところ、

「スライサーで切っちゃったんですよ~」

とのこと。

あれ、ちょっと前に似たような事件があったな。

嫁がスライサーで野菜をサクサクとスライスしてたら

自分の親指もサクッと。

指の形が変わってしまうくらいにサックリ行ってしまって、

見てるこっちの背筋が冷たくなるくらいでした。

嫁はしばらく、弓を持つと指が痛くてチェロが弾けないという

事態に陥りましたが、その方は演奏には支障が無いようで良かったです。

スライサー怖いスライサー怖い。

ペンションのご主人の車と奥様の車が

それぞれ2往復したところで、ようやく皆さんが揃いました。

先生から、この合宿に関する簡単な説明を受け、

その後ペンションのご主人から、ペンション利用上の注意を聞きます。

ただ、私達を含め、参加者の9割方がリピーターなので

その辺はもう慣れたものです。

今回の合宿で弾くのは下記です。

Vivaldi 冬 一楽章、二楽章

・Corelli クリスマスコンチェルト

ひとまずチェックインして、各々の部屋に荷物を運び、

素早く準備を済ませて再度音楽ホールへ。

まずはVivaldiの冬からです。

何とわたくし、冬の一楽章のソロを務めさせて頂くことになっておりました。

まあ大変。

合宿前に先生から

「どのくらいのテンポで弾きたいですか?」

と聞かれた際に、

メトロノームを鳴らしながら曲を口ずさんでみて

「70くらいで弾きたいです」

と言ったものの、家でいざ70でメトロノームと合わせてみたら

ソロ部分が速くて弾けないの!!びっくりだわ。

言い訳をさせて頂きますと、

【ミ ソソソソソソソ ソ ソ ソ ラ ド ラ ド ラ ド】

 ※ラは♭

の部分が、個人的には吹雪のイメージなんですが、

テンポ70くらいじゃないと良い感じで吹雪のイメージにならないんですw

なので70を目標にしてみたものの、指が追いつかなーい。

一応、合宿の一週間前から、メトロノームでひたすらソロの部分を練習はしておりまして、

メトロノームに合わせて弾くだけなら、70でも何とか弾けるっていうくらいにはなったんですが、

このくらいの完成度だと、合奏では上手く弾けないんですよねー。

経験上分かってるんですが、やっぱり駄目でしたw

結局、60前後で弾かせてもらった気がします。

いやぁ、でもやっぱり他パートと一緒に弾くと楽しいですね。

一人でメトロノームに合わせている時の無機質な練習と違って、

みんなと合奏すると心躍るような楽しさがあります。

メトロノームに合わせて練習してる時もきっと無機質になっちゃいけないんでしょうけどね。

初日の今日はチェロの先生がいらっしゃらないため、

チェロはうちの嫁の一人という恐ろしい状況でした。

嫁はおっかなびっくり弾いてましたが、それなりにちゃんと低音として

合奏を支えてたと思います。それなりにねw

続いて、二楽章は別の方がソリストです。

伴奏はひたすら16分のピッツィカート。

これが、譜面通りに弾くのは簡単なんですが、

ちゃんとソロに合わせてフレーズ感を出すように弾くのは

中々難しかったです。

最後に、Corelliのクリスマスコンチェルト。

いやぁ、この曲がですね。

私、合宿の前日までほぼ譜面を見てなくてですね、

前日になってようやく譜面を見ながら原曲を聴いてみたら、

リズムが難しいというか、各パートの掛け合いの入りが難しくて、

聴いて早々に「ああ、これは今から聴いても無理だわ」と諦めたまま

合宿当日を迎えたのでございます。

ちなみにこの曲、当初は参加予定ではなかったのですが、

自分から「クリスマスコンチェルトもやりたいです!」と名乗りをあげたくせに、

冬のソロに手こずってて全然練習できなかったという体たらくです。

自分の力量を弁えずに手を広げるのは良くないですね。

二兎追うものは一兎をも得ずっていうか、

二兎を用意してもらったけど一兎しか追わなかったって感じでしょうか。

マジで、最初の1回は全然意味が分からない状態で、

弾いてる振りしながら楽譜を理解するのに必死でした。

あんなに訳が分からないまま演奏したのは久し振りです。

3回めくらいから何とか弾けるようになりましたが、

参った参った。

怒涛の如く過ぎ去った練習タイム、

次にやってくるのは夕食タイムです。

やりぃ!早く飯を喰わせろ!

このペンションは食事が美味しいことでも

有名なんですよ。私の中では。

本日のメニュー。

20140111_Menu.jpg

どうですか。ペンション!って感じのメニューですよね。

そんな風に感じてるのは私だけですか。

まず運ばれてきたのがこちら。

20140111_dinner01.jpg

これプラスご飯です。

このカボチャスープが美味しいんですよ奥さん。いやマジで。

ニジマスのムニエルも行けます。

これだけでも結構量が多いんですが、

ここに豚肉が運ばれてきます。

20140111_dinner02.jpg

そうなんです。

このペンション、食事の量が多いことでも有名なんですよ。私の中では。

女性陣の中には食べきれずに残してしまう方もちらほら。

そして、よれよれさんなら喰うだろうと食事を分けてくださる方もちらほら。

こうして私は肥えていくのです。

20140111_dinner03.jpg

スイーツです。実は私、スイーツにはあまり興味がありませんw

いや、美味しいんですけどね。

いやあ、去年同様、食い過ぎたー。たー。

夕食後にマッハで風呂に入って、夜に飲み会に備えます。

初日も2日目も夜は飲み会なんです。

そういう伝統なんです。

皆さん、ここでの飲み会ももはや手慣れたもので、

3分もすればテーブルが用意され、その周りに椅子が並べられ、

飲み会のセッティング完了です。

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今回は、みんながこれでもかというくらいワインを用意してました。

一箱(6本)ペンションに送った方も居れば、

旅行バッグに4本も入れて持ってきた人も居ます。

お陰で旅行バッグが激重でした!!

階段が地味にきつかったのー。

果たしてこの量のワインを飲みきれるのか。

答えは2日目の夜に。

正直、もう合宿から1ヶ月も経ってから書いてるので

飲み会で何を話したかなんてさっぱり覚えてないのです。

幸せな気分でほろ酔いだったことだけ覚えてますw

そんな感じで1日目は終了したのです。

この合宿は、ユリカバイオリンスクールの主催でお送りしております。

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