よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

シベナーレ

今晩は。FinaleとSibeliusのどちらを買うべきかで夜も眠れない将軍です。

働いてる昼間は眠れるんですけどね。

嘘です。夜もグッスリです。

昼寝てるのは嘘じゃないです。

さて、5月にヴァイオリン教室の発表会があるのですが、

先生に

私「ドラクエ弾いても良い?」

と聞いたところ

先生「楽譜があるなら良いよ」

とのお返事を頂いたので、

じゃあ楽譜作らないと!ってことなんです。

スコア製作ソフトと言えばFinaleです。鉄板です。

が、Finaleは前に触ったことがありますが、

最高に使いづらいというか、

ユーザーフレンドリーじゃないんですよね。

慣れれば良いソフトなのかも知れませんが。

というわけで、

何か他に良いソフトが無いのかと検索してみたところ、

有ったんですよ。

それがSibelius。

ネット上では結構評判が良く、

取っ付き易いスコア製作ソフトとして定評があります。

そういえばサカモト教授もSibelius使ってるとか言ってたな、と。

とりあえず体験版がダウンロードできたので使ってみました。

最初の感想としては、すごく画期的!

ほぼマウスを使うことなく音符や記号を打ち込めるのは本当に素晴らしい。

ショートカットマニアの私にはたまりません。

あと、上手く説明できませんが、UIとか画面のデザインが良いんですよね。

譜面作るのが楽しいんです。

何かこう「創ってる!」っていう感じがします。

Finaleは作業感が強いんですよね。

Sibeliusの入力のしやすさは本当に素晴らしくて、

これはもうこのソフト買っちゃうかってくらい感動しました。

散々打ち込んでみて、いざPDFにしてみたら楽譜の並びがちょっと雑だったり、

臨時記号の位置が何とも気に入らない感じ。

うーん、おかしいなぁ。

とりあえずネット上でまた色々と調べてみたところ、

すげえ大雑把に要約すると大体こんな感じの評価で別れてました。

・Sibeliusは取っ付き易いけど、細かい設定ができない

・Finaleは慣れないと難しいけど、譜面を綺麗に仕上げるならこのソフトしかない

 一般的に発売されてる譜面はFinaleで作られている

・Sibeliusは音楽家のためのソフト

・Finaleは浄書家のためのソフト

こんな感じ。

まあ何か納得できる気はします。

あと、Sibeliusは元々の開発者であったスタッフ達が去ってしまったので、

今後のアップデートに期待ができない、

といったネガティブな噂も飛び交ってました。

うーむ。

ちょっとFinaleも見てみようかなと公式サイトに行ってみたら、

こちらも最新版の体験版がダウンロードできたので、

Finale2014も触ってみることに。

最新版ともなると、多少は人間が丸くなったのか、

若干ユーザーフレンドリーになってました(笑)

今回は本気で使ってみようかと思って、

色々とショーカット学んでみたところ、

意外と使い勝手が悪くない。

ただ、音符にスタッカートやスラーを付ける時には

どうしてもマウスが必要にある辺りがやや面倒かなと。

それくらいやれよって話かも知れませんが、

Sibeliusに慣れてしまうとね、ちょっと面倒なのね。

でもやっぱりPDFを比較してみると、

譜面の仕上がりはFinaleの方が上だなぁと感じました。

とりあえず両ソフトとも、試用期間が30日あるので、

ギリギリまで使い倒してから決めようとは思ってます。

ちなみに、今回の楽譜を作るだけなら試用期間中に終わるので、

別に急いで買う必要は無かったりします。

しかし!今後も譜面の製作は続けたいなぁという願望がありまして、

好きな曲を弦楽のデュオ、トリオ、カルテットと、

まあ何でも良いんですが、少人数編成で弾いて遊びたいなぁと思ってます。

もっと弦楽器を日常的な物にしたいんですよね。

気の合う仲間が数人集まって演奏できるような気軽な感じ。

多分、あれらの弦楽器が生まれた頃とかはそうだったんじゃないかと

勝手に思ってるんですが、今は弦楽器でみんなと演奏しようとなったら、

アマオケに参加するとかしか無いじゃないですか。

それはちょっと重いんですよね。

もっと、バンド小僧の小中学生みたいなノリで

弦楽器を弾きたいんです。

ゆくゆくは日本にそういう文化をもっと流行らせたいという野望が……!

でも、自分がそんな大した立場じゃないので、

とりあえず好きな曲の編曲しつつ楽譜作りつつ遊ぶだけです。

今回の発表会を、そんな野望の小さな始まりにできたら良いなぁみたいな。

別に、作った譜面を売るわけじゃなし、

そんなに仕上がりにこだわる必要は無いので

Sibeliusにしようかなぁと傾きかけたところで、

一個大きな不満点を見つけてしまってまた悩んでおります。

自分の場合、作った譜面は基本的に生演奏用の譜面なわけでして、

当然ながら譜めくりなんかのことを考えないといけないんですよね。

で、なるべくページ数は抑えつつ、良い場所で譜めくりできるように、

とか考えだすと、1ページの段数を調節したり、

1段の小節数を調節したりが必要になるんですが、

この調節に関してはSibeliusの方が面倒臭いです。

特に小節を上の段に移動させたり、下の段に戻したりといった

調節が最高にやりづらい!

どっちも一長一短で悩む。

そんな試用期間もあと13日くらい。

毎日会社から帰っては、

両方のソフトを立ち上げて、

譜面自体はもう完成してるのに

無駄にレイアウトをいじったりして

ソフトの使い勝手を確かめてたら

2時過ぎてるみたいな生活はそろそろやめたいのです。

「両方の機能を備えたシベナーレが出たら良いのに」

という2chのレスに血涙が出るほど同意をしてしまう今日この頃です。