今日は某同僚の最終出社日でした。
その同僚は、私の会社を卒業し、
新たなステージへ旅立つのです。
平たく言うと転職です。
5年間一緒に働いた同僚が居なくなることに
一抹の寂しさが無いこともないですが、
今生の別れというわけでもなし、
こういうタイミングはいつかやってくるものです。
夜には送別会が開かれ、社長も参加し、
今の会社の立ち上げ当時の話をしたりしてました。
私は何回も聞いてるんで何の新鮮味も無いです。
飲み会は、某ビルの6Fで開催されてまして、
終わったら当然エレベーターで降りるわけです。
そこのビルはエレベーターの箱が小さくて、
6人くらい乗ると満員。
そんなエレベーターに、私を含めて
大柄な男達が乗り込んだもんだから、
エレベーターはもうぎゅうぎゅうなわけ。
一度降り始めたエレーベーターが、
途中の階で止まり、扉が開きました。
学生の集団がエレベーターに乗り込もうと
待ち構えていたものの、
大男に占拠されているエレベーターを見て、
「どうぞどうぞ、お行きください」と
ジェスチャーをしてきます。
物理的に乗れないですからね。
そしてドアが閉まる刹那
「プロレスラーの集まりだ！！」
という声が聞こえました。
その言葉に、大柄な同僚1は「あいつら首絞めてやろうかな！」
と、ヒール寄りな発言をしながら
憤慨しておりました。
どこに怒る要素があったのか分かりませんが。
久しぶりにほろ酔い状態の私は、
おとなしく電車で帰りました。
途中乗り換えの駅で降りると、
私の前の人並みが、
何かを避けるように割れていきます。
モーゼの十戒状態です。
みんなが、汚いものを見るような目で
地面を一瞥しながら歩いていくので
吐瀉物でもあるのかと思いながら歩いていると、
居ました。モーゼが。
皆さん、カマキリが嫌で避けていたのか、
好きだからこそ踏まないように避けていたのか分かりませんが、
カマキリ1匹で人並みが割れるというのは面白いですね。
とりあえず踏まれなくて良かったです。
でも、次の人並みが同様に避けてくれるとは
限りません。モーゼも百発百中で海を割れるとは限らないのです。
となれば、コイツをどうにかしなければなりません。
捕まえて、線路の向こうの植え込みまで
放り投げようかと思いましたが、
中々逃げます。
見よ！ この躍動感！
カメラがぶれてるだけかも知れません。
とりあえず捕獲に成功したところで、
自ら羽を広げて線路外まで飛んでいってくれて一安心。
綺麗な緑色でした。
最寄り駅に着いて、歩いて帰る途中、
あるお宅の塀にヤモさんを発見。
ヤモリも良いなあ。
漢字で書くと家守っていうくらいで、
居てくれたらなんだか安心です。
はやく家の壁にも現れて欲しいです。
そんなわけで、虫と爬虫類に癒やされながら
帰宅したのが23時過ぎ。
飲み会があると何が困るって、
帰ってから筋トレできないことですね。
