先日、自宅近くを歩いていましたら、壁に奇妙なものがいました。
動き的にはハエトリグモなんですが、
その造形が何かおかしな感じ。
クモ嫌いな人も居ると思うので、一応モザイクかけました。
記事の続きにて、スマホカメラの限界に迫る
クモのドアップ画像を載せます。
クモが嫌いな人は今すぐ帰るんだ！
というわけで、ここから先を読んでいるのは、
クモを愛してやまない、私の同志達であることを前提に進めます。
こちらがモザイク無しVerです。
どうですか。
私の正直な第一印象としては、
「ゲジゲジの一節だけが壁を登ってる？」
でした。
が、よくよく見るとハエトリグモです。
なんでこんな形してんだ？
なんか持ってる？
ということで、まじまじと見たところがこれです。
どうやら、自分と同サイズか、自分よりでかいんじゃないかという
コオロギの幼虫を捕まえている様子。
ハエトリグモなんて名前ですが、ハエ以外のものも食べるのです。
人間が勝手にハエトリグモと名付けただけであって、
別に、魔法陣からハエトリグモが出てきて
「私は節足動物ハエトリグモ。今後ともよろしく……」
なんて名乗ったわけではないのです。
なので、コオロギも丸かじりなわけです。
ハエトリグモは、小さくて丸っこく、とても愛嬌のある可愛い奴なんですが、
獲物に対しては結構好戦的というか、武闘派でして、
食えそうなものには片っ端から飛びかかっていきがちです。
ハエトリグモの捕食シーンは中々エキサイティングで、
獲物に向かって神速で飛びかかり、
初弾を外しても、すぐに体勢を整えて
壁から地面から縦横無尽に跳び回って獲物に襲いかかります。
ドラゴンボールの空中戦さながらなので、
興味がある方は是非見てみてください。
このハエトリグモがコオロギを食す様を
ずっと撮影しようかとも思ったのですが、
私が居る場所は天下の公道で、この壁は人様の家の塀なので、
腰を据えてがっつり撮影する度胸は無く、早々に退散した次第であります。
あとまあ、クモは捕食シーンこそエキサイティングなんですが、
一度捕食してしまった後は大変地味なんです。
消化液を送り込んで獲物を溶かし、
溶けた汁を啜ってるんだそうですが、
人間の目から見ると喰ってんだかなんだか全然分からないんですよね。
やっぱりカマキリのように、外殻から何から
バリバリと食べるタイプの方が食べてる感があって良いです。
なので、いつか私はカマキリが虫一匹を捕獲して
平らげる様を高画質で撮影してアップして、
全国のカマキリマニア垂涎の動画をアップしようと思います。
ハエトリグモについて書こうと思ったのに
なぜか締めはカマキリになってしまいました。
