よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

一番乗り大作戦

また、みんな大好きスシローネタです。

他に書くことねえのかって言われそうですが、無いんです。

私の人生なんて、会社とスシローとバーミヤン

9割くらい占められてるんですよ。

残り1割が家です。

さすがに言い過ぎですね。

さて今回は、以前の記事でご紹介した、土曜日の朝に必ずスシローに一番乗りしている

おじさん2名を出し抜いて、一番乗りをゲットしようという作戦です。

決行日は、4/6(土)です。

土曜じゃないと、あのおじさん達、居ないので。

この日は、土曜日だというのに、なぜか朝早くに目が覚めてしまったので、

せっかくだから、早めに行って一番乗りしてみるか、

と思っただけでして、

決して、一番乗りをするために早起きしたわけではないのです。

というわけで、今日もゴキブリ色のシエンタを駆って、

スシローに向かいます。

店に着いたのは、10:10。開店の20分前です。

店の前には、人っ子一人おらず、まんまと私達が一番乗りでした。

嫁は、近くの店で買い物をしてくるとのことで、

私一人で、店のドアの前に設置してある、ベンチに座って開店を待ちます。

私の座っているところにだけ、日が差してポカポカでした。

ポカポカなのは良いんですが、今日は普通のKindleじゃなくて、

Fireタブレットを持ってきてしまい、直射日光の下では

もはや何も見えない!

普通のKindleだと、直射日光の下でも余裕なんですけどね。

仕方なく、少しだけ日陰の方に身体を傾けて、

スマホいじったりしてました。

10:15くらいでしょうか。

ようやく、2番手の客が登場しました。

あまりスシロー慣れしていない様子のおばさんです。

なぜそう思ったかというと、

まだ開店前なのに、店のドアを思いっきり開けようとして、

鍵のかかったドアをガコッと鳴らしてから、

小首をかしげ、やがて腕時計を見てようやく状況を把握したらしく、

ベンチに座ったからです。

スシロー慣れしている客は、大体、店に来た順にベンチに並んで座るんですが、

そのおばさんは、私からだいぶ離れたところに座りまして、

やがて、寒くなったのか、立ち上がって日なたへ移動しました。

これをやると、来た順がよく分からなくなるのでお薦めしません。

10:20頃。

買い物を終えた嫁が合流。

この時間になっても、あのおじさん達が現れません。

あれ、今日は来ないのか。

不戦勝か?

などと思っているところに、

今度は賑やかな、おばちゃん4人組が登場。

ベラベラ喋りながら登場し、

この人達も、周りで待ってる人が見えないのかなんなのか、

鍵のかかったドアをガコッと鳴らしてから、

ドアに貼ってある開店時間を見て

「11時開店だよー」

「あらー」

「そこで待とう」

なんて感じで、とにかく賑やか。

「土日祝は、10:30開店ですよ」

などと、紳士的に教えてあげようかと思いましたが、

賑やかなので別に良いやと思って放っておきました。

10:25。

結局、おじさん達は来ない模様。

なんで今日に限って来ないんだ!

一番乗りしている私のところに、

おじさん達がやってきて、

「あれ、今日は一番乗り取られちゃったなー」

とか言われたり、

もしくは無言で横に並ばれて気まずくなったりする

予想をしてきたというのに!

そうこうしている内に、

ちょっと怪しげな家族がやって来ました。

結構年配のご両親と、おそらく20代半ばくらいであろう、

その息子という構成です。

彼らはやって来るなり、

並んでいる私達を見て(と言っても、私達含めて8人くらいしかいないんですが)

「ああー、予約してくれば良かったねえ」

「まあ、どこかには座れるでしょ」

と言いながら、ドアの横を陣取るのです。

まるで、

「店に来た順番なんか関係ない。

 ドアが開くなり私達が入るからね」

と宣言するように!

正直なところ、彼らは

ぱっと見で、

真っ当な理屈が通じないオーラを全身から放っているのです。

無理が通れば道理が引っ込む、という言葉がありますが、

まさに今、道理が引っ込むかどうかは私にかかっているのです。

来もしない、おじさん達に対抗するために、

20分も前からアホ面下げて並んでいた私が、

無理家族に一番手を奪われてしまったら、

世界が歪んでしまうのです。

私「あいつら、やる気だね」

嫁「うん。絶対に入れさせない」

と、気合を確かめ合います。

世界を歪ませないために、

道理が通る世界にするために、

私は立ち上がります。

幸い、筋肉的にはこちらが優勢です。

こういうときのために、私は、日々、

持ち上げたくもない重量物を持ち上げているのです。

10:29。

無理家族の動向をうかがいつつ、時間の経過を待ち、

残り30秒くらいになったところで、

私はベンチを立ち、ドアの前に陣取ります。

「お前らは、入れさせないぞ」

という威嚇のオーラを放ちながら。

運命の 10:30。

店員さんが、中からドアの鍵を開けます。

私は、ドアの取手を手前に引き、さっそうと店内に入りました。

やりました。

20190302_lane.png

上図で言うところの、1番テーブルをゲットしました。

世界は歪まずに済んだのです。

と、安心したのも束の間、

無理家族は、私達の次くらいにまんまと滑り込んできたようで、

2番テーブルをゲットしてました。

結局、世界は歪んでしまいました。

でも、1番テーブル取れたから別にいいや。

1番テーブルを取れた証拠写真です。

20190408_sushiro.jpg

証拠写真など無くても、

疑う人など居ないというか、

信じる疑う以前に、どうでも良いというのが99.9%の人の意見だと思いますが、

私もそう思います。

何ごともなく過ぎていく日常に、少しでも花を添えようと頑張っているだけなのです。

私達がテーブルに着いて間もなく、

はまち腹身が2皿流れてきまして、

容赦なく2皿とも取りました。

嫁が言うには

1番テーブルの壁側に座ると、

厨房側の声が聞こえて来るそうで、

私達が速攻で腹身を2皿ゲットしたときに

厨房側から

「もう無くなった!」

「がははははは」

なんていうやりとりが聞こえてきたそうです。

そして、それがいけなかったのか、

この日は、それっきり腹身が流れてきませんでした。

きっと厨房で

「今、腹身を流したら、あの腹身夫婦が全部取っちゃうから、

 あいつらが帰ってから流そう」

などという作戦会議が行われたに違いないのです。

因果応報ですね。

というわけで、今回はなんだか、色々と予定外の戦いがありましたが、

今度こそ、あのおじさん達を出し抜いて一番乗りになって、

気まずい空気を味わいたいと思います。