先日、会社の近くのコンビニに行ったんです。
前も書きましたが、最近は昼飯を喰いに行くのも、
昼に何を食べるか考えるのも面倒くさくて、
机で鯖缶喰ってるのがちょうど良いというくらいになってます。
それでも、もう少し前までは、
毎日コンビニに行ってゆで卵とか買ったりしてたんですが、
最近はもう毎日コンビニに行くのも面倒くさくなりつつあります。
私が仕方なくコンビニに行く時、それは水を買う時です。
会社で飲む水がなくなるとね、死活問題ですから。
常に2Lペットボトルの予備が1本は無いと、
不安で手が震えて仕事にならないのです。
本当にこんな社員が居たらさっさとクビにしたほうが良いです。
というわけで、私は2Lの水を求めてコンビニに行ったのです。
コンビニに入店した私が、真っ先にドリンクコーナーで水をゲットすると思ったら
大きな間違いです。
とりあえず、飲むヨーグルトをゲットするのですよ。
基本的に鯖缶しか喰ってないので、
一応腸内環境に気を遣っているのです。
そして、ヨーグルトを片手にレジに向かい、
レジ横にある常温の2Lペットボトルの水を買うのです。
どうせ予備なので、冷えてる必要はないのです。
レジカウンターに水とヨーグルトを載せると
どうも日本人ではないっぽい女性の店員さんが、
おぼつかない手付きでバーコードを読み取り、
支払額をはじき出します。
そこで私は言うのです。
すると彼女は、私の予想に反して、
一言の返事もなく、Edyの設定をするわけでもなく、
水とヨーグルトを袋に入れ出したのです。
まあ、そんなこともあります。
こんなことで腹を立てていては
よれよれ将軍は務まりません。
袋詰めを終えた彼女は、
ちゃんとEdyの設定をしてくれました。
私は例によって、ワンテンポ間を置いて、
Edyが選択されていることを確認して
シャリーンと支払いました。
問題はこの後です。
ここで皆さんに、コンビニで買い物をするときの流れを思い出して欲しいんですが、
支払いが終わると、店員さんが、
商品の入った袋を差し出してくれますよね。
支払いが終わる。
↓
店「ありがとうございます」。
商品の袋を差し出す。
↓
客がそれを受け取る
って、もう完成された一つの流れだと思ってたんですが、
それは私の思い込みでしかなかったのです。
支払いを終えた私が、袋を受け取ろうと、
右手を差し出しつつ彼女を見ると、
彼女は、自分の両肘を抱きかかえるようにして、
カウンターから少し後ろに離れ、
視線はあさっての方向を向き、完全に脱力モード。
そう。もう接客は終わったのです。
「袋詰めはしたんだから、さっさとそれ持って帰れや」
ということです。
しかもその袋も、私からすると
カウンターの結構奥側にあり、
さらに取っ手部分もまとめられておらず、
もうなんでしょう。天真爛漫、天衣無縫って感じです。
袋を差し出してもらえるものだと思っていた私は
完全にリズムを乱されてしまい、
若干不審な動きをしながら、
仕方なくレジ上の袋を回収したのです。
ここでひとつ気づいたことは、
袋を差し出してくれるのはあくまでサービスであって、
それが当たり前だと思ってはいけないということです。
やってくれる店員さんが素晴らしいのであって、
やってくれない店員さんにネガティブな印象を持ってはいけません。
そこに文化の壁があればなおさらです。
私は、いつの間にか傲慢になっていた己を恥じ、
コンビニを後にしつつ、心の中で、なんとなく
「天破活殺!」
と唱えるのです。
別に、彼女に北斗七星を刻みたいわけではありませんよ。