よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

剪定のちハチ

庭木を切らんと

家の周囲にいわゆる庭木ってやつが生えてるんですが、

こいつらがニョキニョキと伸びてしまってて、

いい加減に切らにゃならんのです。

あまりに伸びてるもんで、ちょくちょく植木屋さんとか造園屋さんが

これは良いカモを見つけたとばかりにインターホンを鳴らし

「荒れ放題ですね(ワラワラ
 1万5千円くらいで切りますよ」(意訳)

とか言ってくるのです。

少し前から

嫁「一回業者に頼もう」

私「なにおう!? 高枝のこぎりをせっかく買ったのに
  業者に頼むってえのか!」

という不毛なやり取りをしていたのですが、

この度、ようやく自分たちでやってみようと相成ったわけです。

とりあえず中庭。

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正直、私はどこをどう切ったらいいのかがよく分からず、

私「なんなら、全部根本から切ってしまえ!」

みたいな感じになってしまうので、

嫁にディレクションをお願いすることにしました。

嫁が監督で、私が作業者ということです。

高枝切り鋏と高枝のこぎりを駆使して、バッサバッサと

切りました。

 

木が逆さまに生えている図。

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嫁「これちょっと面白い」

ということで写真に撮った次第です。

1~2時間作業した頃でしょうか。

私「うむ。業者に任せよう」

私は自力でやることを断念しました。

生えてる木を切るのは楽しいから別に良いんですが、

切ったあとの葉っぱやら枝やらを、

細かくしてゴミ袋に入れるのが思った以上に大変だったというか、

そんな作業があることを真面目に考えていなかったのです。

先程の、逆さまに生えてた木のなれのはて。

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これを10センチずつくらいになるように、切っていくのです。

太いところはのこぎりで、細いところは園芸用ハサミで。

この、細めの枝をハサミでひたすら切るという作業が、

かなりの時間を要しまして、

右手にハサミを持ち、左手に持った木を少し右に送り出し、

適当な長さで切るという流れ作業を延々繰り返すはめになり、

この動作が私の脳に焼き付けられることとなったのです。

 

4時間くらい作業したあとの光景。

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どうですか。ちょっと隙間が空いただけみたいな感じ。

やる前の写真はこちら。

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4時間かけてこれですよ。

いやぁ、もう疲れちゃった。

 

ゴミ袋は3袋になりました。

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嫁「GWくらいには業者に切ってもらおうね」

私「はい喜んで」

めでたしめでたし。

 

ムラサキシキブあらため

そう言えば、このブログで散々こいつらのことを

ムラサキシキブだと書いてきましたが。

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嫁「これ、桜じゃないかと思ってるんだよね」

言われてびっくり。

たしかに、散歩コースの途中にあるムラサキシキブは、

全然こんな形してないの(笑)

で、ネットで桜の幼木を検索してみると、

たしかにこんな雰囲気なの。

葉っぱがもろに桜って感じしますよね。

でも、こんなところで桜に育たれても困っちゃうわけ。

桜なら、もっとちゃんとしたところで

大木になっていただきたいなと思うわけです。

もうちょっと大きくなってきたら植え替えも検討しなければなりません。

 

ハチの巣

そうそう。我が家の2階、屋根の裏側にハチの巣があるのです。 

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(2020年8月15日撮影)

↓この日に見つけたもの。

 

放っておくと、またハチが来て巣作りを再開するかもしれないから、

除去しておいたほうがいいよね、なんて話をしてたのですが、

ついついほったらかしておりました。

 

そして今日。

嫁「せっかく高枝切り鋏を出したし、ハチの巣も落としちゃおう」

との提案。

たしかにこの巣は、ベランダのかなり上方、

人の手では届かないところにあるのです。

なので、高枝切り鋏のような長い得物がないと落とせません。

ものはついでとばかりに、高枝切り鋏を持ってふたりでベランダに行きます。

もうすっかり夕暮れで、あたりは薄暗くなってました。

今もたしかにハチの巣があります。 

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私は、ベランダの手すりから少し身を乗り出して、

高枝切り鋏を巣に近づけていき、問題なく届くことを確信してから

私「えい!」

と巣を叩き落としました。

巣は重力に従って、中庭のほうへと落下していきます。

その瞬間、なにかが見えたのです。

一瞬のことだったので、あまり鮮明に

覚えているわけではないのですが、

それはまるで、落下していく巣がふたつに分裂して、

その一方が壁にへばり付いたかのようでした。

ベタッ! と。

私は、その貼り付いたものを見ながら、

たぶん1秒くらい固まってました。

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私「ハチ居るじゃん!」

ふたりして、ひゃーっと屋内に避難。

薄暗くて分からなかったのですが、

先程の写真を明るくしてみると、

たしかにハチが居るように見えます。

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あぶねー! ハチが居る巣を堂々と叩き落としちゃったよ!

 

これは、まさに、女王蜂さんが作りかけの巣を見つけて、

これ幸いとばかりに巣作りを再開している最中だったのでしょうか。

なんだか少し申し訳ないことをしたなと思いつつ、

でも、こんなところで繁栄されても困るという複雑な気持ち。

このハチさんは、その後もしばらくここに留まっておりました。

叩き落とした巣がどうなったのかも気になり、

中庭に出てたしかめたかったのですが、

上にはまだ怨嗟の念を抱いたハチさんが居るので、

それも怖く、すべては明日に先送りにすることにしました。

 

夢の中

そのあと、晩ご飯前に、私はリビングの椅子に座っていたら、

疲労でうとうとしてして、夢を見ました。

私の目の前には細い木の枝があり、

私はその枝を左手で持って右に送り出し、

右手に持った園芸用ハサミでテンポよく切っていきます。

そのハサミを握り込むタイミングに合わせて、

現実世界の私の右手も、グッ、グッ、と動いて、

それにびっくりして目覚めるという

間抜けな体験をしました。

上述の通り、枝を細かく切る作業が

私の脳にすっかり焼き付いてしまっているのです。

 

翌朝

いい加減、ハチさんは居なくなってました。

これ幸いと中庭に出て、昨日はたき落とした

ハチの巣を探したところ、ない。

どこにもない!

ハチさんが持ってっちゃったのかしら。

ほんとにね、中庭のどこを探してもないんですよ。

不思議。

 

音が止むか

これも何回かブログに書いてきたと思いますが、

我が家では、ちょくちょく中庭のほうから音がする現象が起きるのです。

リビングとかでくつろいでいると、中庭に面した壁の一角から

ゴッ! と、硬いなにかがぶつかったような音がするのです。

家鳴りともまたちょっと違う感じがしていて、

我が家では、冗談半分に

私「この音はきっと、霊的なものがなにかを知らせている音だ」

なんて言ってたらハチの巣があって、

そのハチの巣を見つけてからも8ヶ月くらい放置してたわけですが、

その間もずっとゴッ! って鳴ってたんですよね。

それを聞く度に

私「ハチの巣があるったって、中身は居ないし、
  あの巣にそんな危険もあるまいて」

とか思って過ごしていたのですよ。

それがこの度、見事に中身も居て、

やっぱり放っておいたらあかんかったんや、と

反省した次第なわけです。

もし、これで今後音が鳴らなくなるようであれば、

危険は去ったのだと判断してよいのでしょう。

そして、あの音はやはり、私たちに危険を知らせる

ありがたい音だったのだと思うことにします。

ただ、そんなありがたい音を、ハチの巣発見前も含めると

1年くらい放置してたことをさらに反省しなければいけないという

帰路にも立たされているのです。