よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

僕の夏休み~うどんを食い尽くせ編~

7時くらいに起床。

今回私たちはホテルで素泊まりを選択しているので

朝食は出てきません。

赤ずきん「どうして素泊まりにしたの?」

狼「それはね、朝からうどんを食べるためだよ!」

赤ずきん「きゃー!!」

というわけで、絶叫する赤ずきんを尻目に、うどん祭りの始まりです。

アクシオを駆って朝からうどん屋を目指します。

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本日最初のうどん屋は、「蒲生うどん」。

ホテルから車で3~40分の坂出市に向かいます。

とりあえずは大通りをひたすら走ってれば良いので問題無いのですが、

大通りを一つ逸れると、あっという間に幅の狭い

あぜ道のような道に変貌するので油断できません。

車一台がぎりぎり通れるような幅の道へ入ると、

すぐに蒲生うどんに到着です。

ネットで調べた限り、開店時間は8:30なのですが、

張り切りすぎてホテルを出るのが早すぎたせいで8:00ジャストくらいに着いてしまいました。

ほら!渋滞とかあると困るから!

見渡せば駐車場には私達しか居ません。

こんな感じの長閑な風景の中に、蒲生うどんはあるのです。

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このお家に住んでる人は毎日蒲生うどん喰ってますねきっと。

一旦車中に戻り、待つことにします。

「開店まで30分か。長いなぁ」等と思って待っていたのですが、

これは素人の浅はかさ。

今回の旅でわかったことですが、

讃岐うどん屋は公式の開店時間より大分早めに開きます。

8:10くらいになると駐車場に続々と車が集まってきます。

そして常連と思われる方々は、公式の開店時間等お構いなしに

どんどんお店の方に向かっていくではないですか!

あれ、もう開いてるのか!?

実は、うどん屋が開店時間よりも早めに開くことは

リサーチ済みではあったのですが、

それは常連さんの特権であって、

一見さんがその時間帯に行くと白眼視される等という噂もあり

ビビリ気味の私達。

でも、別に白眼視されても良いやと思い

8:15くらいにお店に行くともう行列が出来てました。

店内はあまり広くないのですが、

うどんを受け取ったら店外のそこら中で食べて良いらしく、

こんな感じです。

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蒲生うどんは、駐車場を含め広大な敷地を持っているので、

敷地内ならどこで食おうと構わん!

屋内か屋外かなんて些細な問題よ!がはははは!

ということなんでしょう。

すんなり店内に入って注文することができました。

注文の仕方も入り口脇の紙を見れば分かるようになっており、

一見さんにも優しい仕様でした。

白眼視されることなんてありませんよ!

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嫁は温の並盛りにあげ+かき揚げトッピング。

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私は冷の大盛りにあげ+海老フライトッピング。

ものすごく余談なんですが、トッピングを取る時に私の脳は

海老フライを完全に海老天だと認識しており、

いざ食べてみたら何だか衣が細かくてザクザクするなぁと思ったらフライでした。

麺類に載せるのは天ぷらだろうという先入観が働いたんですな。

人間の脳がいかにいい加減かということです。

食べてみると、意外と麺のコシはあまり無いです。

私達素人は、讃岐うどんと言えば強いコシでモッチモチみたいな

イメージを持っていると思いますが、

一概にそういうものでもないらしいです。

うどんは、現地の人にとっては毎日食べる日常食であって、

とにかく手軽に早く食べられるものが好まれる場合も多いらしいです。(伝聞)

で、蒲生うどんのお味は?と言われると、

正直、麺はよくわからんかったけど、

ダシが美味しかったです。

あとトッピングが美味しい。

嫁のかき揚げをちょっとかじらせてもらいましたが、

ダシとかき揚げのハーモニーは中々美味しかったです。

よし、喰った!

ご馳走様でした。

では次のうどん屋へ向かいます。

車に戻り次の目的地をナビに入力します。

目指すは「谷川米穀店」。

店名だけ見ると、とてもうどん屋とは思えませんが、

県内でも評判のうどん屋だそうです。

この店は、香川と徳島の県境近くの山の中にあります。

ナビの案内を開始し、車を走らせるのですが、

何だかナビがおかしな道を示しています。

「来た道を戻ってとりあえず大通りに戻るべきじゃないのか?」

と思っていたんですが、なんせ慣れない土地なのでナビに従うことにします。

ナビは私をどんどんと山道へと誘っていきます。

ところどころで「間もなく右方向です」等と言ってくるのですが、

右を見ると、とてもじゃないけど車が通れないような道が伸びていて不安。

「いや、ここは曲がれん」と判断し直進。

ナビは事あるごとに右折を提案してくるのですが、

「だからこんな道入れねえって!」

という道ばかり。

このままでは取り返しのつかないところまで行ってしまいそうだったので、

ちょっとしたスペースでUターンをしてとりあえず大通りに戻ることにしました。

いやぁ、危ない危ない。

機械の分際で人間を騙そうなどと!

またしばらくは町中の道を走るのですが、

程なくして視界はこんな感じに。

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山道!

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田園!

愛はどこにもいかない!

車は大自然の中を走ります。

次の店の開店(10:30)まで若干時間があったので、

どっかで腹ごなしでもしようかと思って走っていると

ふれあい運動公園なる施設が現れたので

ちょっと寄ってみることに。

一体何と触れ合えるのか。

個人的には、アスレチック的な遊び場がたくさんある公園かと思っていたのですが、

実際に現場に行ってみると、野球場とかがあるばかりで、

ふらっと寄っても何もできなそう!

何とも触れ合えないじゃん!

ということで早々にふれあい運動公園を後にしました。

ちなみに、香川県を走ってる時に

「ふれあい○○」という施設を何個か見た気がします。

香川人はふれあいが好きなんでしょうか。

人気のない山道を延々走ります。

後続車が居ない時は

自分のペースで走れば良いので気が楽なのですが、

後続車が現れると途端に緊張感が張り詰めます。

私、基本的にそんなにスピードを出さないので、

後続車に追いつかれるんですよね。

そうなってくると「さっさと行けよ」or「どけよ」と

言われてる気がして(実際思われてるんでしょうけど)

ちょっとしたプレッシャーです。

ああ、嫌だ嫌だこういうの本当嫌だ。

そんな時、自分の前に遅い車が居たりすると安心です。

その車のせいにできますからね!

そんなこんなで、後続車からのプレッシャーに耐えつつ

谷川米穀店近くに到着。

駐車場がどこか分からずウロウロ。

ネットで見た写真と実際の風景が若干異なっている。

こんな立派な駐車場に停めて良いのかしら?

と不安に駆られつつもとりあえず停車。

いや、でもここは別のところの駐車場ではないかと思い発車。

隣にあった砂地の駐車場に入ってみる。

スマホで情報を調べると、

・新しくコンクリの駐車場ができた

・コンクリ駐車場がいっぱいだったら隣の砂地の駐車場も使える

とのことで、安心してコンクリの方へ戻るという

無駄足振りです。

そして時間は10:00ジャストくらい。

開店は10:30ですが、例によって10:10くらいには

常連らしき人の車が次々と駐車場に入ってきて、

どんどん店の方に行きます。

私達も負けじと店に向かいます。

若干の列が出来てましたが、

すぐに席に着くことが出来ました。

こちらのお店のうどんにはダシがありません。

テーブルの上に醤油やその他調味料があるので、

それで好きな味にして喰え!というスタイルです。

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見えませんが、中に生卵が埋まってます。

うどんの中の生卵を崩して、

醤油をかけて食します。

うん。美味いけど、味は卵かけご飯だよね!

食感の良い卵かけご飯。

嫁は青唐辛子の薬味をたっぷり入れて喰っていて、

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帰り際に店のおばちゃんに「辛かったやろ!」と言われてました。

喰った喰った。

店の外にはこんな清流がありました。

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今すぐ崖を下って川遊びをしたくなります。

ああ夏だ!俺に夏を満喫させてくれ!

せーのでダイブ!

さあ、2連チャンでうどんを喰ったところで、

次はこんぴらさん金刀比羅宮の愛称らしい)で石段を登って腹ごなしします。

なんでも1,000段以上の石段を上ってお参りするとか何とか。

とりあえず金刀比羅宮目指して走ります。

ナビって便利。

金刀比羅宮が近くなってくると、

周りの雰囲気が明らかにそれっぽくなってきます。

あちこちに「参拝者用駐車場」と書かれた看板やらが現れて賑わってきます。

キョロキョロしながら走っていると、

ある駐車場前でおじさんが「ここに停まれ」と言わんばかりに誘導してくるので、

誘導されるままに停まってみました。

何か、日本語が怪しいおじさんで不安。

「駐車場代は500円だけど、こんぴらさん入り口付近にある

 おみやげ屋さんで1,500円以上の買い物をすれば無料になるよ」

とのこと。

観光地で有りがちな話なのでまあいっか。

車を停めて行こうとすると

「車を移動させるかも知れないから

 キーを預かるよ」

と言われてちょっとドッキリ。

キー預けるとか何それキモい。

でも、レンタカーだしまあいっか。

イカーだったらお断りしたいところ。

石段上り用(?)の杖を受け取り、こんぴらさんに向かいます。

石段が1,000段と言っても、

1,000段が連続してるわけではなく、

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こんな風に断続的になっています。

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お土産街→石段→お土産街→石段

という感じですね。

ただ、後半に行くにつれ

確実に石段率が高くなるという

人の心を折る仕様になっているのでご注意ください。

途中からお土産街は無くなり、

神社的なものが多くなっていきます。

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門構え。

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石灯籠。何かってえと石灯籠だな。

あちこちにツアーの団体さんらしき集団が居て、

ガイドのおっちゃんがありがたい話をしてました。

私達はというと、比較的ゆっくりと上るその集団と

静かなデッドヒートを繰り広げてました。

なかなかしんどい。

ある程度行ったところで、ちょっと開けた場所に出ました。

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やたらでっかいプロペラがあったり

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何故かアフリカ象の像が置いてあったり

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白馬が飼われていたりしました。

隣には黒馬も居ました。

ここでちょっとひと休憩。

休憩を終え、苦行を再開。

程なくして、かっちょ良い虎の屏風的なものが現れました。

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私が捕まえますから、屏風から虎を追い出してください!

一休とんち大会2016用の屏風に違いありません。

どうですかこの直線。

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右側に並んでいる石が荘厳な感じですが、

書いてある文字は「金一封」ですからね。

荘厳さも台無しです。

などとくだらないことを考えていたら便意が!

戻るのもダルいなぁと思っていたら、

なんとすぐそこにレストランがあるじゃないですか。

参拝者達が上るのに疲れるであろう絶妙なポイントに設置されてます。

取り急ぎそこに逃げ込むことにしました。

結構広い店内に、私達以外の客は2人しかおらず

ほぼ貸し切り状態。

絶妙なポイントにあると思ったのに

意外と客は来ないんですな。

まあ実際、ものすごく見えづらいところにあって

存在自体が気づかれにくいという忍びスタイルなんで

客が来ないのも無理からぬことです。

とりあえずトイレに寄り事なきを得ました。

トイレが綺麗で助かりました。

便座のフタがオートが開くという、最新鋭っぷり。

寄ったついでにせっかくなので、

かき氷で涼を取ることにしました。

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うーん、甘いー多いー。

一頻り涼んだところで、改めて苦行を再開します。

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うへー。

上るのも大変ですが、この石段を造った人たちが居ることを考えると

その労力には頭が下がりますね。

この石段上りですが、結構な自然の中を行くので、

色んな生き物が居て私は退屈しなかったです。

トカゲが出たりカナヘビが出たり、鳥が飛んできたり。

石灯籠の間は蜘蛛だらけだし。

一般の人には不人気そうな生き物がいっぱい!

俺は好きだよ!(告白)

一人称がコロコロ変わるのは気にしないでください。

そうこうしている内に、

とりあえずのゴールである御本宮が近づいてきました。

もっと疲労が足に来るかと思ってたんですが、

足よりも心肺に来ました。

息が苦しい。

有酸素運動は苦手です。

1,000段以上あると聞いてたけど、

案内板を見ると800段弱しか上ってない様子。

御本宮よりさらに上があるようですが、もう良いや。

御本宮で簡単にお参りをし、辺りをぶらつきます。

眺めはこんな感じ。

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中々の絶景。

こんな渡り廊下的な建物も。

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浅学なもので名前が分かりません。

ちなみに、辺りには外人さんがいっぱいでした。

中国の方が多かったですが、欧米系っぽい方もちらほら。

皆さんよくもまあこんな石段を上ってくるな。

一体何が目的でこんなところに来ちゃうんでしょう。

って人のことを言えた義理じゃないんですが。

さて、下ります。

今までヒイヒイ言いながら上ってきた階段を、

ひたすら下ります。

下りは心肺には来なくて楽ちん!

とか思っていたら、足に来ました。

下りは筋肉に効くって言いますもんね。

筋トレで言うネガティブってやつです。

特にふくらはぎが大変で、

途中、私の左ふくらはぎがガクガクと痙攣してしまって大変でした(笑)

あの時の私なら人生最速のバスドラを踏めたかも知れません。

下りました。

帰りに、仕方なくお土産屋さんにより、

たんまりと土産を買い込みました。

私、どうしてもこういうところに来ると、

ご当地もののポン酢を買ってしますんですよね。

ポン酢って、本当にものに依って味が違って、

醤油と柑橘類の配合具合だったり、醤油の味だったりが様々なんです。

ちなみに、ここのポン酢はちょっとしょっぱい系でした。

個人的には、ミツカンの「かおりの蔵 丸絞りゆず」がお薦めです。

風味と濃さが丁度良いです。

土産屋でまんまと駐車場無料券をゲット。

怪しいおっさんからキーを奪還し、次のうどん屋を目指します。

お次は「長田 in 香の香」。

アクシオで爆走し、現地到着が14時頃だったでしょうか。

混んでないか心配でしたが、案の定混んでました。

香川のうどん屋で初めて結構待たされました。

ここは「付けうどん」なので、麺とダシが別々です。

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ダシは巨大な瓢箪を模した容器に入っていて、

それを椀に注ぐんですが、容器が熱々すぎて結構難易度高いです。

付けうどんなだけあって、ダシは濃い目。

かなり魚介風味が利いてます。

うどんとしては初めて食べる味でした。

喰った!

ホテルに戻ります。

ホテルの部屋に着き、ひと休憩。

いやぁ、うどん飽きた―

うどんを喰いに香川に来たものの、

さすがに飽きました。

昨夜の魚が美味かったので、

寿司が美味いんじゃないかと思い

近辺に回転寿司が無いかを検索してみます。

出て来るのはスシローとくら寿司ばかり。

ガッデム!

スシローとかくら寿司って、

現地の魚とか使ってなさそうじゃないですか。

もっとこう、地域密着型の回転寿司が望みだったんですが断念。

いっそ回転してなくても良いやと思い、

改めて調べてみると、高松駅の駅ビルの立ち喰い寿司が美味しいとのこと。

よし!大してお腹もいっぱいじゃないし行くか!

ホテルから高松駅は目と鼻の先です。

駅ビル2階の「七幸」というお店。

ここは美味しかったですよ!

ちょっと写真を撮りづらい雰囲気だったので写真が無くて申し訳ないんですが、

ここは良かったです。

大将の勧めで頂いた鉄火巻が特に美味しかったです。

でもマグロって瀬戸内じゃ採れないんじゃ……とか考えるのは野暮ですよ。

寿司も喰ったところで、

気になってた徳島ラーメンでも喰うか!

「もうそろそろお腹いっぱいで食えない」という

嫁の至極まっとうな意見も虚しく、

「残ったら俺が喰うから!」

と、私達二人は徳島ラーメンに吸い込まれていくのでありました。

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これが徳島ラーメン。

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これが冷やし中華

俺の知ってる冷やし中華と違う。

ここでラーメンを食べている途中に想定外のことが!

私、とんでもなくお腹いっぱいになってしまいました。

これが本当に想定外だったと言うなら

とんだ大馬鹿野郎ですね。

19時からの晩ご飯に備えてお腹を空かせなければいけません。

歩いて30分程のところにある栗林公園に向かいます。

着きました。

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栗林公園もとりあえず松です。

香川は松の嵐ですよ。

こんなんもあります。

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蓮がものっすごい育っててびっくりしました。

せっかくだから写真撮ってみました。

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ほら!まるでアリエッティと見紛うばかりです。

ちなみに私、その映画見てないので反論されても困ります。

山に後光が差してました。

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神々しい。

松の小径を行きます。

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なんか、三都物語って感じですよね。

同意は得られなくても良いです。

これぞ日本庭園って感じの風景。

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遠景。

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良いですなぁ。

こういうのの良さを感じるようになってしまったことに、

自分の歳を感じないでもない今日この頃です。

適当に歩いていくと、合掌造りっぽい建物が!

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こう見えても休憩所兼トイレです。

いざ栗林公園に来てみたら、

この公園が自分の母校とどう関係があるのか

さっぱり分かりませんでしたが良しとします。

途中にものすごく淀んだ川があり、

サギっぽい鳥が居ました。

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水は死んでいます。

こちらのお土産ショップは結構広くて、

色々な物が売ってました。

目移りしてしまいましたが、

とりあえずガーリック入りオリーブ油を買ってみます。

約束された美味しさ。

ニンニク入れときゃなんでも美味くなるんです。

栗林公園は18:30閉園なので

逃げるように外に出ます。

実はこの近辺のお店を19時に予約してあるのですが、

困ったことに満腹です。

いや想定外ですね。

牛歩でお店に向かいつつ、コンビニで休憩しつつ、

お腹が空くことを祈ります。

が、祈りは無残にも砕け散ります。

祈りなんてクソの役にも立ちません。

祈れば、両手が塞がる!ってガッツさんが言ってましたね。

とりあえずは祈るよりも、

ラーメンを食べないが正解でした。

19時になりお店に着きます。

今夜は「レンゲ」というお店。

店内は、居酒屋ながらちょっとお洒落な感じ。

イッテQ風に言うと、OLさんがヒイヒイ言う感じです。

しまったなぁ。私達こういう店合わないんですよね。

でも来てしまったからには楽しみましょう。

バカの一つ覚えのように刺し身の盛り合わせを頼みます。

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全体的に炙りが多いです。

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アボカドとサーモンのラスク(? メニュー名を失念)。

もう数品頼んだのですが、なんせもうお腹いっぱいです。

加えて、隣の酔っぱらい客が鬱陶しいので

早々に会計を済ませて外に出ます。

ごちそうさまでした。

個人的には、昨日の瀬戸内鮮魚料理店の方が

雰囲気も味も良かったです。

帰り道、公園に狸さんの像があったので、

記念に撮ってみました。

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ハゲさんという名前らしいです。

あまりにストレートなネーミング。

横にはこの狸さんの由来的なものが書いてあるんですが、

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なんだか内容が支離滅裂で

読んでると自分の頭がおかしくなったような錯覚に陥ります。

書いてあることは分かるんですが

状況はさっぱり分からないという稀有な文章です。

実は、この「狸」こそ、今回の香川旅行の裏テーマなんです。

明日は狸の神様に逢ってきます。

それにしてもお腹いっぱいです。

ホテルに戻ってから、明日の作戦を練ります。

何を今更作戦を練るのかって?

それはね、当初の予定では

明日もうどん尽くしだったんだけど

私が「もううどんは喰わなくても良いんじゃないか」という

勇気ある提案をした結果、

計画に見直しが必要になったんです。

明日は、朝一で「うどんバカ一代」という店に

行く予定でした。

ここの名物は、バターを入れたうどんです。

バターに黒胡椒を少々という変わったうどんで、

要はカルボナーラうどんなんですよ。

味が想像できる上に、家でも作れるんじゃないかという

喧々諤々(誇張)の議論の末、

うどんバカ一代はパスすることにしました。

そして、昼前に「うどん本陣山田家」に行く予定があったのですが、

ネットでちょっと調べたところ、

この山田屋さん、なんと東京ソラマチにあるじゃないですか!

じゃあソラマチ行けば良くね?

という考えも過ぎったのですが、

山田屋さんに関しては、

旧家屋(?)を流用して作った店構えそのものも名物らしいので、

ここはやはり行っておくべきだろうと。

そもそもこの旅行は、

水曜どうでしょうの八十八ヶ所巡りに影響されて

企画された部分も多いので、

大泉さんが行ったお店に実際に行くのが重要だろうと。

というわけで、明日の朝は遅めに起きて山田屋さんに向かいます。

ちなみに今日私が食べたものをまとめますと

・うどん大盛り+あげ+海老フライ

・うどん大盛り

宇治抹茶かき氷

・うどん大盛り

・寿司15貫くらい

・ラーメン(嫁の冷やし中華も半分くらい)

・レンゲでの夕食

という感じです。

1日に何食喰ってんだって話ですが、

ボディビルダーも1日6食が良いって言ってるんできっと大丈夫です。