よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

まさか彼奴に逢うとは

また今日も長くなってしまいました。

明日からは短くいきますんで。

 

体力測定器のようなもので遊び、

一頻り体力の衰えを痛感したところで

少し場所を移動してアスレチックへ。

 

結構立派なアスレチックがありまして、

猿のように色んなところに登ってしまいました。

筒状のジャングルジムのようなものを登って

アスレチックの最上部に行くと

そこは鍾塔のような小部屋。

「子供の頃だったら、

 さらにこの屋根の上にまで登ってるな。」

等と、アスレチックの最上部で昔を懐かしむ

おっさん二人。

 

 

最上部から下を見てみると、

結構高い!!

これ、無茶な遊び方して転落する奴

絶対居るだろ。

死人が出やしないかと、我が子なんて居ないながらも

少し心配になってしまいました。

 

サンドウォームのような筒状の滑り台を滑って

下まで降りたのですが、真夜中なもんだから

滑り台の中は漆黒の闇でした。

どこでどう曲がってるのかも分からない

滑り台は中々怖かったです。

 

滑り台を出たところに、ターザンロープのような

アトラクションがありまして、ロープの下端には

何故かサッカーボールのオブジェが付いてるんです。

とりあえず俺と友人で1回ずつターザンを楽しんだ後、

ロープ下端の偽サッカーボールを

殴ったり蹴ったりして遊んでました。

一応言っておきますけど、

施設を破壊してるわけじゃないですからね。

 

蹴りでサッカーボールがどこまで移動するかを

友人と競っていると、何やら背後に気配が。

謎の男の人が私たち二人を見つめています。

そして、蹴りの見本を見せてやる

言わんばかりに空中に中段蹴りを放っています。

多分その人もサッカーボールを使いたいんだろうと思い

空気を読んだのと、その男がうざすぎるのとで

私たちはその場を離れました。

 

そして、私が先程から登りたくてしょうがなかったのが

サッカーボールから20メートルほど離れた場所にある木。

地面から垂直に立っている木の周りに

螺旋階段のようにネットが張ってあり、

ネット伝いに頂上まで登れるようになってるんです。

バカと煙は何とやらってことで

早速頂上まで登り一息ついたものの、

頂上は地上から7メートルほどの高さがある上、

ネットの幅が小さくて非常に居心地が悪かったため、

一つ下の段に降り、ネットを

ハンモック代わりに寝そべることにしました。

 

夜風を浴びながらのハンモックは中々心地よく、

当分動くのが嫌になりました。

友人とだべりながらふと見てみると、

先程のターザンロープのところで

先程の男が偽サッカーボールを

殴ったり蹴ったりして格闘の練習をしていました。

 

その偽サッカーボールは、

表面がやたら硬くて殴ると手が痛い割に

重量は軽くて殴るとブランブラン動いちゃうという

スペックになってまして、

打撃の的には向いてないと思うんですが、

まあ色んな人が居ますからね。

 

しかし見れば見るほどに色んな考えが

頭に浮かんできてしまうのが私の性。

「夜の公園」で

「重量スカスカの偽サッカーボール」相手に

「打撃の練習」をする人って、

どれくらいの本気度なのかが

いまいち分かりませんよね。

あんなもん殴っても何の練習にもならない

気がして、またしても他人事ながら

心配になってしまいます。

格闘の練習をしてる風の

雰囲気に浸りたいだけなら

充分にその目的は果たせてると思いますが。

 

ハンモックに揺られてだべっていると、

スポッ!と私の携帯がポケットから

奈落の底へ堕ちていきました。

幸い下は砂地だったので

破損せずに済みましたが。

ああ、危なかった。

下に落ちた携帯を拾いに降りるのも

面倒くさくて、そのままさらに10分くらい

だべっておりました。

 

木からおり、携帯を回収し

さらに公園を回ることに。

公園内には動物園やら競技場やら

レーニングジムもあり、

とにかくスポーツ全般任せろって感じでした。

良いなぁこの公園。うちの近所にも欲しい。

 

しかしこの友人、ろくにこの公園を利用しないし

ジムなど一度も行ったことが無いと言います。

私「あんた何でジム行かないの?」

友「いやぁ、近くにありすぎて行く気にならないんだよね(笑)」

私「何それ!?近くにあるんだから行けよ!」

友「例えばジムが1ヶ月に1回やって来るとかなら

   行く気になるかも知れないけど、

   毎日近くにあるからさ。」

と、訳の分からない理論を展開されました。

ちなみにこいつは、最近体力作りのために

外を走ってみたものの、200メートル走ってばてた

という衰えっぷりです。

衰えすぎだから。

 

一周2キロほどあるという公園を一回りし、

友人宅に帰ることにしました。

何を考えたのか着替えを持ってきてないことに

気付いたので、コンビニで下着だけ購入しやした。

 

友人宅でシャワーを借り、ようやく今日の汗を洗い流して

はぁ~さっぱりさっぱり。

時間は2時を回った辺りでしょうか。

実は今日の20時くらいから

同僚の送別会に呼ばれていたのですが、

何せ片道8時間ですからね。

間に合わせるためには12時前には

ここを出ないといけない計算です。

しかも前日の8時間サイクリングにより

両足の疲労が物凄いことになっていたので、

今日帰るのはやめることにしました。

送別会なんてドタキャンです。

良いです、もう送別する人ですから。

でもメールで謝っておきます。

すみませんすみません。

間違いなく100%私の責任です。

 

今日は帰らないと決めたので、

一回寝てから朝釣りに行こうぜってことになりました。

じゃあ早く寝ようかと思ったのですが、

何故かここで友人と二人で人生ゲームをやる羽目に。

 

とりあえず車の左前にピンを挿し、

「外車にしちゃおうかな」

等と言って始めるのはお約束。

一度ゲームを始めたものの、

「同じマスに止まったら"追突"になる」等の

ルールをすっかり忘れていました。

自動車保険はそのためにあったのか。

なので説明書を熟読してから仕切り直すことに。

 

仕切り直してからの私の人生は散々でしたね。

サラリーマンになってこつこつ稼ぐものの、

金も無いのに「結婚指輪を買う」ってあんた、

これから結婚するってタイミングで

指輪買うために借金作るって

どんな駄目人間だよ。

 

さらに少し無理して高い家を購入したものの

その家は友人に盗られ、

ますます金が無いのに「ゴッホの絵を買う」により

借金は雪ダルマ式に膨らんでいきます。

さらに友人が「しかえし」マスに止まり、

私から10万ドル奪っていきました。

 

完璧です。完膚なきまでに負けました。

ちなみに「完膚」っていうのは

「傷の無い肌」という意味だそうです。

「完膚なきまでに」というのは

「傷の無い肌が無いほどに」ってことです。

早い話が、全身傷しかない血だるまってことですね。

ああ、怖い怖い。

少し運が悪かっただけで、

徹底的に搾り取られるという人生の

縮図を見せられた1ゲームでした。

 

4時を回った辺りでひとまず寝ることにしました。

もう疲れたよ。

 

10時頃起きたんです確か。あまり自信ないです。

眠い眠い。

朝飯に何を喰おうかという話になった時に友人が

友「朝バナナを食べると良いよ。」

私「なんで?」

友「朝バナナを食べるとダイエット効果があるんだよ。」

私「マジで!」

友「マジで。朝バナナを食べておけば、

   昼夜は何喰っても大丈夫!」

私「そんなわけねえだろ。

友「テレビで言ってたよ。森公美子がやってるって。」

私「説得力ねー!」

友「いや、マジでマジで。大丈夫大丈夫。」

私「何それ!?どういう仕組み?」

友「バナナに、体の代謝を高めてくれる栄養素が

   たくさん含まれてることと、

   色んな種類の糖分を含んでるから

   空腹感が抑えられるんだよ。」

私「ものすごい胡散臭さだなぁ。」

でもまあ、藁にも縋る思いでってわけでもありませんが

朝バナナを食べました。

 

しかし、バナナ一本で腹が満たされる訳もなく、

先程の理論をぶち壊すかのような

空腹感が襲ってきます。

すごい空腹じゃねえか。

糖分はどうした糖分は。

 

とりあえず釣具を車に積み込み、

海へ行く途中コンビニに寄って食料を調達しました。

友「バナナ喰ってから30分以上経ったら

   もう何喰っても大丈夫だから!」

まだ言ってやがる。

 

海へブイ~ンとドライブです。

いやぁ車は速えなぁ。

さらに途中で、針と餌を買うために

釣具屋へ。

 

釣りなら慣れたものといった感じで

友人が針と仕掛けを選び店主の下へ行くと

店主「サビキ用の針にこの仕掛け付けるの!?」

と店主もびっくり。

サビキってのは、一本の糸から枝分かれして

針が何本も付いてる奴です。

七支刀をイメージしていただくと分かりやすいでしょうか。

ってそっちの方が分かりにくいですね。

とりあえず言えるのは、

間違いなく今日私たちが使う類の針では無いってことです。

この友人、知ってる風な顔をして

全然分かってませんでした。

中々侮れません。

 

釣具も無事揃え、海の駐車場までひとっ走り。

駐車場はガラガラでした。

そりゃあそうでしょうね。

平日のこんな時間から海に来るのなんて

私たちのような駄目人間くらいでしょうから。

 

友人お勧めのポイント、船着場のすぐ近くに

鉄骨が一本海から顔を出している場所で

釣りをすることにします。

友人曰く、その鉄骨のおかげで

潮の流れが良い感じなんだそうです。

 

餌のジャリメをぶちぶち千切りながら

針に通し、海中へ垂らします。

が、この日は風がすごくて

竿が振動しっぱなしで

風なのか当たりが来てるのかが

分からない始末でした。

 

4~50分過ぎた頃でしょうか。

一匹も釣れず、お子様な私は

早速だれてしまいました。

 

寝転がりながら竿を持って

「中々釣れねえなぁ」

などと思いながらふと見ると、

私と友人の間に何かが居るじゃありませんか。

 

おお、カマキリじゃないか!

ここで告白しますが、私はカマキリが大好きです。

一昨々年、一作年と家で

カマキリ飼ってたくらいですからね。

カマキリほど愛嬌のある昆虫は

居ないと思いますよ。

猫のような仕草の可愛らしさと、

似非拳法使いのようなひょうきんさが

たまりません。

 

しかしこのカマキリ、様子がおかしい。

明らかに海に向かっている。

水に向かうカマキリ……もしや……。

知ってる人は知ってると思いますが、

水に向かうカマキリ(コオロギとかも可)は

大抵死の宣告を受けています。

 

私はカマキリの背中を持ち、

近くにあった水溜りにカマキリの腹を

浸けてみました。

異常なし。

気のせいかと思い、カマキリを草むらに返しましたが

奴はまた我々の居る海方向に進軍してきます。

 

やはりこれはやられてるなぁと思っていると、

何故だかもう覚えてませんが、

カマキリが私の釣竿に登り、

先端へと伝って行きました。

私は竿の先端を下げ、

カマキリが溺れない程度に

水に浸けました。

 

……っ!!

出たっ!ハリガネムシだ!

実は私も本物を生で見るのは初めてです。

 

ハリガネムシは体長20センチほどの糸状(針金状?)の

生き物で、水中生まれの寄生虫です。

まずヤゴなどの水生昆虫に寄生し、

それらがカマキリなどに喰われると

カマキリの腹に寄生しすくすくと育ちます。

時期が来ると、カマキリを操って水辺に誘導し

入水させるという、

もうお前は本当に何のために生まれてきたのか

ってな生き物です。

大半の人にとっては相当気持ちの悪い生き物です。

 

カマキリの腹が水に浸けられると出てきます。

半数以上のカマキリがこいつに寄生されてるなんて

噂もあります。真偽の程は分かりませんがね。

皆さんもカマキリを見つけたら

腹を水に浸けてみましょう。

かなりのショッキングシーンを体験することになります。

 

とりあえず、ここで逢ったが百年目です。

手前勝手な私情で申し訳有りませんが

こんなもんに増えられてはたまらないので、

微力ながら間引きさせていただきました。

詳細を書くと皆さんがどんよりしてしまいそうなので

敢えて端折ります。

うへ~、気持ち悪かった。

 

興味がすっかりハリガネムシに移ってしまってから

10分後くらいでしょうか。

友達に初ヒットが!!

ああ、そうだ。釣りしてたんだった。

小ぶりのハゼでした。

釣れるってことが分かったもんで私のテンションも復活です。

友人が釣ったポイントにお邪魔して

糸を垂らします。

 

友人が続いて2匹目をゲット!

くそう、ずるいぞ!お前ばっかり!

とか思ってたら、私も釣れました。

一度釣れてみると、

風と当たりの違いが何となく分かり

少し自信が付いてきました。

 

竿がくくっとなった瞬間に

そいやー!っと竿を立て、

魚の口に針をぶち込んでやります。

魚も良い迷惑です。

私の2匹目はシマアジっぽいものでした。

結局正体不明だったんですが、

帰ってからネットで調べた感じでは

多分シマアジです。

またまたデジカメを持って行かなかったのが

シットですね。

 

段々と潮が満ち、

足元が浸水してきました。

ビッチャンビッチャン海水が跳ねてくるので

少しポイントを移動したものの、

移動した先では一切当たりが無く、

ここらで釣りはお開きにしました。

ふ~、坊主じゃなくて良かった。

 

そして、頭が悪いことに

今日も昼飯はカッパ寿司に行くことになり、

一度友人宅に戻って手を洗いました。

色々と気持ち悪いものを触ったもので。

 

カッパ寿司でたらふく喰って、

昨日の日焼け跡が痛いので

薬局でシーブリーズを買うことに。

今って容器に「シーブリーズ」って書いてないのね。

 

友人宅に戻り、腕にシーブリーズ塗ったりして

だらだらしてたらいつの間にか二人とも

寝てました。昨日の疲れもありましたし、

睡眠不足でしたからね。

 

目を覚ますと18時頃でした。

youtube見たり、楽器弾いたりして

一頻り遊んだあと、

今流行りの(流行ってんのかな?)

ボーカロイドの画面や使い方を見せてもらいました。

なるほどな~。これは面白い。

私も買っちゃうかも知れません。

もし買ったらナメクジの歌か何か作ってみようと思います。

 

腹も減ってきたってことで、昨日行った焼肉屋

すぐ近くにある別の焼肉屋に行きました。

2日続けて、寿司→焼肉、寿司→焼肉です。

アホですな。でもバナナ食べてるから大丈夫。

 

実は私、明日の夜も肉なんです。友人S達と。

15時半に現地集合なのですが、

15時半集合ってことはこっちを7時くらいには

出発していなければならず、

またしてもドタキャンしてやろうかと思いました。

しかし、友人Sに

「車で迎えに来て、そして私を連れて帰って。自転車ごと。」

とお願いしたらSが迎えに来てくれることになりました。

いやっほ~~!!

でも勝負的には負けた気がします。

 

肉喰ってから家帰って、

2時か3時くらいに寝たと思いますが

何してたのかよく覚えてません。