よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

どこの馬の骨とも分からない愛馬

※今回の記事は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の多少のネタバレを含みます

と一応断り書きをしておきます。

先日の三連休にて、とうとうゼルダをクリアしてしまいました。

本当はもっとゆっくり楽しんでからクリアしたかったのですが、

NPCどもが「一刻も早く城に行け」だの「ゼルダ姫が待ってる」だの急かすので、

仕方なくクリアしてしまいました。

っていうか、いい加減寄り道しすぎて、ゼルダ姫がキレてるんじゃないかと

戦々恐々でしたが、怒られなくて良かったです。

ゼルダ姫がキレてないことも分かったので、

まだまだ寄り道の旅は続くのです。

というわけで、今回は、私がゼルダをプレイしていて

一番ショッキングだった出来事を紹介します。

某馬宿で「馬の骨の写真を撮ってきてくれ」との依頼を受け、

撮ってきたんですが、この馬の骨、なんと乗れるじゃないですか。

20180925_shorse1.jpg

こりゃ良いわい。

俺の愛馬はこいつにするわ。

私、基本的にこのゲームでは徒歩派です。

マップの色んなところに色んな仕掛けがあるので、

あちこち見回しながら旅をしたいのです。

馬だと周りを見回す余裕が無くなっちゃうのね。

多分、このゲーム中で馬に乗ってた時間なんて20分くらいじゃないでしょうか。

序盤こそ物珍しさで乗ってたんですけどね。

すぐさま乗らなくなっちゃいました。

一応白馬も捕まえたものの、

速攻で馬宿に預けてしまっている始末です。

ああ、あの白馬は自由に平原を走り回っていたかったんじゃないだろうか。

プレイヤーが私であったばっかりに、

これから先は一生馬宿暮らしです。

そんな徒歩派の私ですが、

この骨馬なら乗っても良いと思えました。

普通の馬より可愛げがあって、

こんなナリですが、りんごとかあげるとちゃんと食べるんですよね。

とりあえず、乗ったまま馬宿まで帰ってきまして、

意気揚々と馬宿の主人に話しかけて、

愛馬として登録しようとしたら

主人「そいつは魔物じゃないですか! そいつは預かれません」

とか抜かす始末です。

私「何おう!? 骨になってようが馬は馬だろうが! ここは馬宿だろ! 預かれよ!」

と、いくら私が吠えたところで、

悲しいかな、ゲーム内のリンクは沈黙を貫きます。

この事なかれ主義が!

もう良い! お前には頼まん!

ということで、私は馬宿に頼らずにこいつと苦楽を共にすることにします。

とりあえず、「馬の骨の写真を撮ってきてくれ」という依頼をしてきた

NPCの前までこいつを連れて行って

「写真とは言わず、本物を連れてきたよ!」

というプレイをしたかったんですが、

こいつは馬宿の中に入れない様子。

ガッデム!

馬宿の外で待たせてミニチャレンジだけ終わらせてきました。

20180925_shorse2.jpg

さて、こいつに乗ってどこに行こうかな、

名前は何にしようかな、などと考えていたところ、

その瞬間は唐突に訪れました。

私の愛馬が、

「ウオオォォオン」

と嘶いたかと思った次の刹那、

奴は地面に倒れ込んで黒い塵になってしまったのです。

一体何が起きたのか分からず、

数秒ほど硬直してしまいましたが、

すぐに理解しました。

ああ、朝か……。

お前は、太陽の下では生きられない存在だったんだな。

このゲームをある程度プレイしてたら分かりそうなもんですが、

すっかり頭から抜けてましたよ。

なんせ、こいつは私の愛馬だったのですから。

というわけで、どこの馬の骨とも分からないのを無駄に愛馬にしてしまい、

無駄に悲しい別離を体験してしまいました。

でも、後にも先にも私の愛馬はこいつだけなのです。

これからも徒歩の旅は続きます。