よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

LIVEだ!Fuckin'野郎ども!

今日は朝から腰が痛い。マジで痛い。

しかし泣き言は言ってられません。

今日はTHE OFFSPRINGのLIVEなのです。

Crazy TaxiのBGMで流れる

Ya-ya-ya-ya-ya-!でお馴染みのバンドですよ。

Crazy Taxiやってない人には

何も馴染まないかも知れませんが。

 

このLIVE、一つ気になっていたことがあったんですよ。

それは、チケットに座席指定が無く

「オールスタンディング」と書いてあること。

そう、つまり会場に席など無くて

全員立ち見ってことです。

何か嫌な予感がしますよね。

 

 

力のある者だけが前に行けるみたいな

世紀末な掟に支配されてるんじゃないかと

一抹の不安がよぎります。

私一人なら構いません、というよりも

むしろ腕力勝負なら望むところですが

今日は家人も一緒なのです。

 

LIVEは19時から。

ど平日の19時ですよ。

社会人には非常に厳しい時間帯です。

今回はツアーで、

計6回のLIVEを行うのですが

全て平日です。

社会人に何か恨みでもあるのか

感じられる日程ですが、

私と家人は二人そろって出陣です。

仕事などどうでも良いのです。どうでも……。

 

LIVE会場であるStudio Coastがある

新木場に着くと、

其処彼処にOFFSPRINGの

Tシャツを着てる人たちが居て

非常に分かりやすかったです。

 

やはり、前回のゲーム音楽オーケストラの時とは

客層が違います。

何だか、身体に絵が描いてある人とか

身体のあちこちに穴が開いてて金属片を挿入してる人とか

髪の毛が尖がってる人とかがいっぱい居ます。

平均年齢20歳くらいじゃないかというくらい

皆さん若かったですね。

やはり社会人はこんなところに

来ないんじゃないかと

改めて思いました。

 

会場に着くと、係員が拡声器で

「ベルトや上着に金属の装飾や

 チェーン等が付いていると

 入場できねえぞ!

 そんな服着てる馬鹿野郎共は

 入場前にロッカーにしまえ!」

みたいな案内をしてました。

何か口調は違った気もしますが。

この案内が意味するところは、

やはりLIVE中は激しく人が

ぶつかり合うから危険☆って意味かしらん。

 

そんな不安はさておき、まずはグッズ売り場ですよ。

グッズ売り場では黙ってTシャツ買えば良いんです。

家人はタオルと帽子も買ってました。

グッズ売り場を抜けて会場に向かうのですが、

その途中、買ったばかりのTシャツに着替える

ファンの姿があちこちで散見されました。

 

チケット見せて入場するものの、

とにかく今まで私が体験したLIVEと

勝手が違う。

謎の1ドリンク制だし。

会場に入るとバーが有って、

人が多すぎて何が何だか分からない。

一体OFFSPRINGはどこで演奏をするのか?

と頭の中が???状態になってましたが、

何のことはなく、奥にちゃんとステージ有りました。

 

中はとにかく暑く、

愚かにも長袖を着ていってしまった

私もOFFSPRING Tシャツに着替えることにしました。

家人はとっくに着替えてました。

 

ステージの前には

やっぱり椅子はありませんでした。

分かってはいたんですが、

やっぱりかぁって感じです。

前の方は激戦区になりそうだなあと思い、

最初は後方の2階席みたいなところで

スタンバイしてました。

 

時計の針が19時を指し、

照明が落ちます。

湧き上がる歓声。

ついに生OFFSPRINGが!!

と思ったら、前座のバンドが登場。

結構ノリの良い曲で頑張ってましたが、

俺はOFFSPRINGを見に来たんだよ!!

と、大人気(おとなげ)もなくイラついてしまいましたよ。

まさか前座が出るとは思わなかったぜ。

 

前座の演奏を聞いてるうちに、

やっぱり激戦区に行かなきゃ

面白くないかと思い、

家人と二人、階段を降りて

進軍しました。

ステージまで10数メートルって

ところですかね。

 

前座の彼らには申し訳ありませんが、

一刻も早くOFFSPRINGが登場することを

期待しつつ棒立ちしていると、

19時40分くらいに前座が終了しました。

最前列付近に居た人たちは、

その前座のバンドのファンの方々だったようで、

前座の演奏が終了するなり

すごい勢いで居なくなりました。

 

この隙を突かない手は無い!

人波の流れに乗りながら

まんまとステージ前6~7メートルの場所にある

手すり(柵?)の前に陣取りました。

手すりの前に居れば後ろから

押されることも無いだろうという

安全策です。

 

20時を回り、照明が落ちる。

今度こそ来たろ!!

OFFSPRINGだ!!

皆髪型が変わっていて、

私くらいになってくると

誰がボーカルか分からなかった始末です。

 

曲が始まった途端、

みんな跳ねる跳ねる。

暴れる暴れる。

高校の文化祭のLIVEみたいなノリです。

っつっても私も全国の高校の文化祭のLIVEを

知ってるわけでは無いんですが。

 

手すりの前を位置取り安心してた

私ですが、大甘でした。

パンクの神様には安全策など通用しませんでした。

LIVE中、自分の位置をキープし続けることなど

出来なかったのです。

とにかく大群が左右前後に動きまくり、

風に舞う落ち葉の如く

人波に翻弄され続ける運命です。

この状況は、急ブレーキと急発進を繰り返す

満員電車の中で、乗客全員が跳ねまくってる状態

と言えば分かって頂けるでしょうか。

 

ただ音楽に乗ってるだけではなく、

明らかに人に体当たりすることを

主目的にしてる人とか、

最前列付近では、人波の上を転がったり、

足が天を突いて犬神家の一族みたいに

なってる人とか居まして、

お前ら本当に演奏聞いてんのか

って感じですね。

 

このLIVE、超しんどい。

曲の間中、周りの人に押されたり

押し返したりしながらも、

家人とはぐれないようにしつつ

音楽に乗って歌いまくるという

マルチタスクぶり。

 

有酸素運動中なのに、

歌ってるもんだから呼吸が自由に出来ない

みたいな状態で、

酸欠で倒れちゃうかと思いました。

じゃあどっちか止めろよというのは

無粋というものです。

 

MCが殆ど無いんですよ。

OFFSPRINGの方も、客が日本人だから

あまり喋っても通じないと思っているのか、

元々MCをやらないスタイルなのか知りませんが、

1分くらいの喋りが2回あったくらい、

あとはひたすら演奏してました。

 

ちなみに、この日のために

「英語漬け」で勉強してたんですが、

MCで何言ってるのか

あまり分かりませんでした。

「こんな調子で6回もLIVEするのかよ」

「信じらんねえ」

「でもやんないとな」

みたいなこと言ってた気がしますけど、

違ってたら誰かツッコミください(笑)

 

そんな感じで、曲間の休みも殆ど無いまま

結構な曲数を畳み掛けられたもんで、

もう俺死んじゃうかも知んない!ハート

って感じでしたね。

体中が汗でぐっちゃぐっちゃになりました。

体中が汗でぐっちゃぐっちゃになった

人たちが押し合ったりぶつかったりして、

ひしめき合ってさらにぐっちゃぐっちゃになっていき、

異様な熱気っていうのは

こういうのを言うんだなあと思いました。

 

LIVE途中、あまりのしんどさに

まだ終わんねえのかこのLIVEとすら

思いましたね。

 

 

終わってみれば1時間強くらいの短時間でしたが、

非常に密度の濃いLIVEでした。

っていうか、あのLIVEを2時間やられたら

死人が出ると思いました。

 

でもまあ良いLIVEでした。

色々新鮮でしたし、

曲目も良かったです。

ニューアルバムの曲から往年の名曲まで、

ベストアルバム聞いてるかの如く

好きな曲のオンパレードでした。

 

LIVE中は興奮してて分かりませんでしたが、

終わってみたら腰と膝の痛みが

物凄いことになってました。

う~ん、痛いよ~。

年甲斐も無くはりきり過ぎたわい。

っていうか、OFFSPRINGのファン層って

私と同年代くらいが中心じゃないのか。

 

 

恒例の(?)グッズ売り場で買った

Tシャツの写真をアップしてみます。

ちなみに、これは帰宅後に撮った写真なのですが、

この撮影のために

汗でぐっちゃぐっちゃになったTシャツを

洗濯機の中から取り出して

もう一回着ました。

でも写真だとそのウェット感はあまり分かりませんね。

 

オフスプリングTシャツ

 

オフスプリングTシャツ2

正直デザインやらプリントやら

手抜きも良いところですが、

しょうがないのです。グッズとはそういうものです。

そしてそれを承知で買ってしまう。

しょうがないのです。ファンとはそういうものです。

しかし、私がOFFSPRINGのファンなのかと言われると

ちょっと自信はありませんけど(笑)