よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

すみませんすみません。

12/21(日)にこの日記を書いてるわけですが、

気付いたらものっすごい期間

ブログをほったらかしにしてしまいました。

すみませんすみません。

世界樹の迷宮」に引きこもっていたら

あっというまに時間が過ぎてしまいましてねえ。

本当にすみません。

心を入れ替えて、

今から思い出し思い出しブログを更新して

いこうと思います。

どうしても思い出せない日は

飛ばすかも知れません。

で、もともとこの日は

書くようなネタが無い日でした。

昨日(12/4)の日記で、

実は私がタランチュラを飼っていたという

人によっては衝撃的な事実が

明らかになったのですが、

何故そんなもんを飼い始めて

しまったのかを語らせていただこうと思います。

それは今から5年前、

2003年のことです。

私の実家では、

夏になると毎日のように

ゴキブリが跳梁跋扈していました。

夜中に台所の電気を点けようものなら、

床で3匹が相談天国してたりすることもざらです。

私はゴキブリが大っ嫌いなんです。

視界の端で黒いものが動いただけで

1メートル飛び退くくらいびびります。

この黒い悪魔どもを

どうにか根絶する方法は無いものか、

私は考えました。

ゴキブリとの戦いは

人間に課せられた

永遠のテーマなのです。

根絶は無理でも、

もうちょっと数を減らすことは出来ないだろうか

と考えました。

ちなみに、ゴキブリ退治といえば

バルサンが有名ですが、

バルサンを焚くと

煙に追われてゴキブリが外に逃げ出すだけで、

煙が引いたらすぐに戻ってきてしまう

という噂を聞きました。

やるなら近所の人が結託して

一斉にやらないとあまり効果が無いとか。

これも例によって

本当かどうかは知りませんけど。

ある日ネットを見ていたら、

ゴキブリハンターの異名を持つ

アシダカグモのページがあったのです。

私は元々蜘蛛は好きな方です。

ならば家をアシダカグモだらけにしてやれば

ゴキブリは減るに違いない!

と思ったものの、

アシダカグモの生息域は

神奈川以南がメインだそうで、

東京にも居ないことはないのですが

あまり姿を見かけません。

実際私も2003年当時は見たことがありませんでした。

そこで私は、神奈川県在住の知り合いに

アシダカグモ捕獲令を発令しました。

で、2003年10月くらいでしたか、

某友人がアシダカらしき蜘蛛を捕ってきてくれたんですよ。

私は狂喜乱舞したものです。

その日から蜘蛛の飼育が始まりました。

しかしこの蜘蛛、

プラケ(プラッチックケース)の壁を上れない。

アシダカグモと言えば機動力に於いては

ゴキブリとタメをはる忍者ぶり。

プラケの壁を上れないなどということがあろうか。

いやない。

早く気付くべきだったんですが、

願望が私を盲目にしたのです。

程なくして、その蜘蛛は

コモリグモである事が判明しました。

画像見ると形も全然違います。

今思えば間違えようが無いはずなんですが、

こればっかりはどうしようもなかったんです。

で、コモリグモはキャッチアンドリリースって事で

某友人に返して、捕った場所に放してもらいました。

しかし、蜘蛛の飼育方法を勉強して

餌のコオロギも購入して、

冬を越す為の保温器具も購入して

やる気満々だった私は、

もう蜘蛛を飼わずには居られなかったんですよ。

新宿の紀伊国屋(本屋)に行って、

自分でも内心「うわぁ」と思いながらも

レジのお姉さんに

私「"毒虫の飼い方"っていう本ありませんか?」

と聞いたのが懐かしいです。

そういう経緯で、

2003年11月25日に初タランチュラ

「メキシカンレッドニー(Brachypelma smithi)」

を購入してしまいました。

この日から私は

タランチュラブリーダーになったのですが、

餌をあげる瞬間は毎回楽しみでした。

当初、餌はコオロギをあげていたのですが、

コオロギよりもデュビア(アルゼンチン産ゴキブリ)の

方が、鳴かないし手間もかからなくて良い

という噂を聞き、

増えに増えて数百匹に及んでいた

コオロギを大量虐殺し、

餌をデュビアにシフトしたりしました。

元々、ゴキブリ退治を目的に

蜘蛛を飼い始めたのに、

気付いたら蜘蛛の餌用に

ゴキブリを飼っているという

パラドックス

パラドックスとは言わないのかな

こういうのは。

そんなわけで、

タランチュラを飼っているというと

かなり奇異な目で見られたもんですが、

きっかけなんてちょっとしたことなんです。

皆さんも明日には

タランチュラに、サソリに、ムカデに、蛇に

興味が湧くかも知れません。

興味と覚悟さえあれば

飼ってしまえば良いんです。

みんなも(俗に言われる)ゲテモノ飼おうぜ!!

私は離脱しましたけど。