よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

発表するぜー

9/14(月)のAM1時にこれを書いてるわけですが、

気付けば発表会から1週間経過してしまいました。

早く書かないと当日の色んな記憶が

失われていくので、意地でも今日中に書き上げます。

当日、8時過ぎくらいに起きたはずです。

私の出番は14時くらいですが、

発表会自体は11時15分からやります。

出番待ちの生徒は、

楽屋で練習ができるとのことだったので

11時には現場に行って、

自分の番までみっちり練習する予定だったのですが、

何せこの一週間、仕事がきつくて

眠かったのよねー。

結局、起きて飯喰ったり風呂入ったりしたら

あっという間に時間が過ぎ去り、

家を出たのは11時。

会場に着いたのは12時過ぎでした。

会場に着くと、

1階で先生の旦那さんが

プログラムの準備をしていました。

今回の発表会は5部構成になっていて、

各部開始前に、旦那さんがプログラムを

受付に用意していたみたいです。

ちなみに私が出るのは第3部です。

私が着いたのは、第1部が終わる直前だったようで

2階からバッハのコンチェルト イ短調が聞こえてきました。

あ~あ、せっかくだから

この曲ちゃんと聴きたかったな。

発表会場は2階、楽屋は5階です。

とりあえず私は練習するべく5階に向かいます。

家人は2階で私の出番まで

発表会を鑑賞。上階に登ろうとするものの、

人が多い!(笑

こんなに人でごった返すとは思いませんでした。

2階に上がると、先ほど演奏を終えたと思われる

女の子が泣いてました。

おいおい、そんな泣くことないのに。

でもまあ、気持ちは分かる

数ヶ月の練習の結果が

納得できるものじゃなかったら、

泣くとはいかないまでも

凹みますよね。

お前!俺にプレッシャーかけるな!

と、心中で勝手なツッコミを入れつつ

5階へ。

5階に着くと、私の大先輩の

ベテラン生徒さんが練習されてました。

むむ、俺も負けてられん。

その後はひたすら練習してました。

12時半くらいになると、

私と同じ部に演奏する方々が

楽屋にお見えになり練習を始めました。

正直、他人に構ってる余裕はあまり無かったので、

軽く挨拶をした程度でとりあえず練習を続けました。

13時20分頃だったでしょうか、

「普段あんまり練習してないから、

 長時間練習すると疲れますね(笑」

との声が。

ぬるい!ぬるすぎる!

50分程度の練習で疲れたとか・・・

まあ良い。練習練習。

とか思いましたが

私もちょっと疲れました。うへへ。

13時半に会場である2階に移動。

調弦を済ませ、後は本番待ちです。

出番待ちの生徒は、

舞台に向かって左前の席に座って

待機する段取りになっています。

私も左前の席の壁際に座ったのですが、

壁から噴出されてる冷房の風が

まあ冷たいこと冷たいこと。

ヴァイオリンを弾く時に、

顎と楽器の間に挟んでいる布を

腕にかけて冷気を凌ぎました。

さあ、練習中はあまり緊張していなかった

私ですが、そろそろ緊張が始まります。

手から血の気が引いていき、

手は真っ白。体温も引いていきます。

冷気も手伝って手が氷のような冷たさに

なってたんじゃないですかね。マジで。

第3部が始まり、私の前の方の

演奏が終わる度に、

少しずつ壁から離れることができたので

大分楽になりました。

ふと後ろを見ると、家人の後ろには

母親と兄貴の姿が。

うへ、本当に来てやがる。

同僚のSにも一応チラシを

渡しておいたけど、あっちはやっぱり来ないかな。

私の前の方々の演奏が、

以前聴いたプチ発表会の時に比べて

大分良くなってました。

無駄にプレッシャーかかるぜぇ。

さあ、いよいよ私の番です。

・とりあえず落ち着いて弾くこと

・何があっても途中で止まらないこと

この2点を死守します。

出だしは良い感じでした。

今まで弾いた中で一番良かった気がします。

余計な弦もあまり鳴りませんでしたし。

途中、ちょっと気が抜けたのか、

今弾いてるフレーズとは違うフレーズのことを

頭の中で考えてしまいました。

おかげで、D弾くところでE弾いちゃった(んだったかな)ぜ。

ちゃんと今弾いてる音に集中しないと駄目ですね(笑

勉強になりました。

とりあえずゆっくりの部分は終わり、

いよいよアレグロです。

以下は、読んでる人そっちのけで

自分用メモとして書きます。

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スピッカート部分は一応OK。

重音フレーズがね~、

出だしの2小節くらいは良かったんですが、

途中から崩れてしまい音程がガタガタに

なってしまいました。

自分でも分かってはいたんですが

修正できませんでした。

問題はその後。

Gの和音から始まるフレーズ

まあまあ良いんです。

いや、良くは無かったか。

音外したり別の弦弾いたりしましたが、

まだ良いんです。

その後、Bの和音から始まるフレーズで

やってしまいました。

完全に音を見失って、

自分が今何小節目のどこを

弾いてるのか分からなくなりました。

弾きながら「おお、やべえ(笑」って思いましたね。

何食わぬ顔で適当に16分音符を

引き続け、再度小節頭のB和音を弾いて

何とか帳尻を合わせて事なきを得ました。

ふう、あぶねえあぶねえ。

伴奏の先生ごめんなさい(笑

その後のスピッカートフレーズも

まあまあミスりましたが良しとしましょう。

で、6度の音とEの音で構成される

16分のながーい部分も何とか乗り切りました。

最後の一番盛り上がる重音部分で

ちょこちょこ音が外れてしまったのが

Fuckin'です。

この聴かせどころだけは

ノーミスで行きかったんですがね。

最後にG線を駆け上がるフレーズも

低かったです。

分かっちゃあいたんですよ。

分かっちゃあいたんですが、

直せませんでした。

何とか最後のEの音だけは

合わせて、一応それらしく終えることができました。

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ふぅ、やれやれ。

何とか弾ききったぁ。

舞台を降りると、先生が本当に

ホッとしたお顔で拍手をしてくださってました。

すみません。ご心配おかけしました(笑

今日の演奏は60点ってところですかねぇ。

3部が終わり、母親、兄貴と軽く会話しました。

一応「すごい、良かったよ。」と言ってもらえましたが、

まあ身内の言葉ですからね。

半分は素直に受け取っておきます。

そうこうしてると、

扉から同僚のSが入ってきました。

え!?まさか今来たのか!?

もう演奏終わったのに!

とか思ってたら、

ちゃんと第3部は全部聴いていたそうです。

おお、本当に来てくれるとは

思わなかった。

しかも、奥さんと0歳の娘さん連れ。

娘さんがぐずると他の人に迷惑がかかるから、と

言っていたSですが、

どうやらぐずることなく清聴してくれたようで

何よりです。

一応Sの家族にも喜んでもらえたようで

良かった良かった。

やっぱり、舞台に上がったからには、

客席に居る人たちに、

多少なりとも楽しみや感動を

与えなければなりません。

それが舞台に立つものの義務だと思います。

そういう意味でも、

演奏が途中で止まるってのは

タブーだと思うんです。

お客さんハラハラしちゃいますからね(笑

まあ、誰も止まりたくて

止まってるわけじゃないんですが。

私と家人は、発表会後の打ち上げに参加するので

母・兄貴・S一家には適当にお帰り頂いて、

私は発表会を鑑賞する側の立場になりました。

緊張も解け、4部が始まる頃には

私の手にすっかり血の気も体温も戻ってきていました。

そして、第4部の最後に

伴奏の先生に花束を渡す役が

何故か急遽私になったので、

のこのこと花束を持って舞台まで行きました。

先生お疲れ様でした。

正確に数えてませんが、

15曲くらい?の伴奏は本当に大変だったと思います。

私みたいな伴奏泣かせの生徒も居ますしね。

そしてこの発表会で、最も私の印象に残った第5部。

第5部は先生と生徒さんの、

ヴァイオリン2本の合奏の部だったのですが、

先生の弾くヴァイオリンの音色が・・・。

何かチートしてるんじゃないかってくらい

良い音でした。

先生の音色に気持ちが全部

持っていかれてしまいます。

この演奏はホンマ生徒殺しやでー。

って、先生も見てるんですよねこのブログ(笑

でも仕方ないです。事実そうだったんですから。

やっぱりプロは違うなぁと

思い知らされました。

まだまだ私も精進しなければなりません。

あの音に到達できるのはいつの日になることやら。

そんなこんなで、無事発表会は終了しました。

皆様お疲れ様でした。

この後打ち上げがありますが、

一応先生にご挨拶を。

先生「将軍さん。本当にもうっ!本当にもうって感じでしたね。

    とりあえず詳しい話はまた後ほど。」

と言われました。

本当にもう何だったんだろう。

打ち上げが始まる17時まで、

40分あったので

家人とその辺をぶらつくことに。

でもその前に打ち上げの場所を

ちゃんと確認しておこうかな。

とりあえず大通り沿いに歩いて、

普段お世話になっている

ヴァイオリン屋さんの方面に行けばあるはず。

だらだらと道を歩いていると、

あれ?もうヴァイオリン屋さんに着いちゃうな。

行き過ぎたかしらん。

気をつけながらスローペースで逆戻りすると、

ああ、有った有った。ここかぁ。

私と同じくヴァイオリンを背負った生徒さんの姿も

ちらほらありました。

でもまだ入れないみたいなので、

近くにあったampmに入って時間を潰します。

そう、今日は結局昼ご飯を食べてないので

ものすごくお腹が空きました。

そして、仕事の疲れと

発表会の緊張が解けたことで

何かどっと疲労が押し寄せてきまして、

その場で寝たくなりましたね。

ampmで、またしても

心霊モノの本に手を出そうとするも、

前買った淳二の本もまだ全然読んでないので

思いとどまりました。

16時50分くらいに試しに

打ち上げ会場を覗いてみると

もう中に入っても良さそうだったので

のそのそと店内へ。

受付で出席者のチェックをしていた

某生徒さんのお母さんが、

私が連れてきた家人を見て

やや驚きの色を浮かべながら

「奥様ですか?」

私「違います(笑」

受付で名札を渡されまして、

私「名前書けば良いんですか?」

と聞くと、先生の旦那さんが

「呼んでほしい名前を書いてください。

 "将軍"でも良いですよ。」

と、旦那さんこのブログめっちゃ読んでるらしいのよねー。

大人しく本名書いておきました。

席に座っても、同席の方々に

「失礼ですが、どういった関係なんですか?」

と、家人との関係を聞かれまして、

何か変な感じでした(笑

いやぁ、しかしまあ

同じテーブルの方々が、

普段あまり話したことが無い

面々でしたので、

会話が弾まないこと弾まないこと(笑

すみません。私も社交性が無いもので。

空気を読んで対面の女性が

会話を切り出してくれて

何とか普通に会話が始まりましたが、

私ももうちょっと弾けないと駄目ですね。

人見知りが激しくてねぇ。

大先輩である生徒のOさんが、

「どうやったらあんなに長い曲を

 暗譜で弾けるんですか?」

と質問してきまして、

どうやってって聞かれても困りますよね。

何十回何百回と弾いていれば

嫌でも覚えると思うんですが。

私がどう頑張って説明しても

「やっぱり若いからかしらねぇ。」

とかいう結論に達してしまうの

何だかちょっと悔しいです。

その後も

「先生にヴァイオリンを教わってるんですか?」

(正確に思い出せないけど、こんなニュアンスだった)

という、主旨がよく分からない質問をされまして

私「え?そうですよ。」

と返すしかありません。

すると、

「先生のところでレッスンして、

 ここはもっとこう弾きなさいとか指導されるの?」

と言われ、

私「そりゃそうですよ。めちゃめちゃ指導されてますよ(笑」

と、私を天才か何かのように

接してこられるので、

悪い気はしませんが返答に困ります。

先生が各テーブルにお酒を注いで回っては、

各生徒さん達と今日の演奏について

話してました。

打ち上げでも先生大変そうでした。

私の演奏については

「もう後ろにひっくり返りそうになりながら

 見てました(笑

 でもちゃんと最後まで弾ききったね~」

とのことで、先生も大分緊張されてたようで、

すみませんすみません。

その店は、客席の中に調理をするための

鉄板がある(という説明で大丈夫かな)んですが、

子供たちが楽しそうにその鉄板の周囲に

群がるもんだから、

シェフが気を利かせて派手に火柱を立たせたりして

サービスしてくれてました。

子供達がすごく楽しそうだったのが印象的でした。

ああ、俺もあの頃のテンションを取り戻したい。

その後、別のテーブルの奥様たちに呼ばれまして

「あの女性は?」

とまたしても家人のことを聞かれました。

「今後、結婚されるんですか?」

私「ああ、かも知れないですね。」

「かも知れないじゃなくて、

 そこはあなたがグッと捕まえなきゃ

 駄目なのよ!」

といった感じで、その後もものすごいゴリ押しをくらいました。

すげえパワーだった(笑

そのテーブルには伴奏の先生も

いらっしゃって、

先生「今日の演奏はばっちりでしたね。」

と言ってくださいました。

私「本当に、1回目合わせた時は

  どうなることかと思いました(笑」

Nさん「そうなんですか?」

先生「最初はもうやりたい放題!

    この演奏に合わせられるかしら!?

    って思いましたけど、

    2週間でちゃんと調整してきましたね。」

私「途中、とんでもなくミスりましたけどね(笑」

と、伴奏の先生とも話ができて一安心。

ヴァイオリンの先生とのお話が

あまり出来なかったのがちょっと残念だったかなぁ。

そんなこんなで打ち上げも終わり、

そろそろ帰り支度という時に

先生の旦那さんに

「今日の演奏が一番良かったじゃないですか。

 途中発表会から、こう段階を踏んでいった感じで。

 伊達に肉と寿司ばっか食べてないですね。」

と言われ、爆笑してしまいました。

ブログでは肉と寿司をクローズアップしがちなだけで

そんな食べてるわけじゃないです。多分。

いや、食べてるかなぁ。

「でも歳をとると、そのうち食べられなくなるから

 食べられるうちに食べておいたほうが良いですよ。」

と人生の先輩としてのアドバイスを頂きました。

やっぱりそうなのかなぁ。食べられなくなるのかなぁ。

私も中学生の頃とか、ご飯5杯くらい喰ってた気がしますが、

今はやっぱりそんな喰えないですもんね。

こうやって段々と歳を取るんでしょうか。

否!私は足掻いてみせる!

帰り際、最後にヴァイオリンの先生にも挨拶をして

先生「野菜も食べないと病気になりますよ。」

と言われてました。

はーい。なるべく食べまーす。

家人と二人駅に向かい、

無事自宅に到着。

いやぁ、疲れた疲れた。

時間はまだ20時半くらいでした。

打ち上げで散々食べたはずなのに、

何故かお腹が空いてる二人。

よーし!俺らだけの打ち上げ二次会やっちゃうかー!

というわけでこの様です。

シースー

こりゃ痩せないわぁ。

でも非常に美味しかったです。

で、実は今日の演奏を家人が

動画で撮ってまして、

家返ってから動画見たんですが、

思ってたより駄目でした(笑

先生が再三仰っていた

弓が曲がってるという指摘に大納得。

確かに曲がっている。

ボウイングの基本からまた

練習しないと駄目だなこりゃ。

今日の演奏、60点くらいだと思ってたけど

40点くらいかも知れません。

とにかく、次回もっと頑張ります。