よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

良い音色

今日は、カヤレイ先生の公開レッスンを聴講するため原宿へ。

ちょっと天気が悪くなるかも、くらいに気持ちで出かけたものの

原宿駅を出る頃にはまさかの土砂降り。

ここ数カ月で一番降ったんじゃないかってくらい降ってました。

会場はアコスタディオへ。

駅からすぐですが、この雨ではなかなか駅から踏み出すのに勇気が要りました。

一応折畳み傘は持ってたんですけどね。

地面からの跳ね返りで足がびちゃびちゃになっちゃう。

駅から会場へ行く途中、

女の子二人が路上で演奏をしてました。

ギターとキーボードだったかな。

「土砂降りの中、頑張るなぁ。」

なんて思いながら通りすぎようとしたところ、

警官がやってきてその女の子に注意をしている様子。

・雨の中で電子楽器は危ないよ。

・無許可で路上演奏すんじゃねえ。ボケが。

のどっちだろう?

おそらく後者だろうなぁなんてことを考えてたら

あっという間に着きました。

会場の入り口で、関係者らしき女性が

「こんなに雨が振ってちゃ、先生来られないんじゃないかしら。」

みたいなことを言ってました。

先生は徒歩で来るんだろうか?

いや、それにしても

雨が振ってると来られないってのはどういうことだろう。

傘が無い?

楽器が心配?

グレムリンなの?

とりあえず屋根の下に入り、傘の水滴を払っていると

Kさん(同じヴァイオリン教室の生徒さん)がやってきました。

軽く挨拶をして、二人で地下の会場へ。

受付を済ませて中に入ると、

本当に小ぢんまりとした会場で、

ピアノ1台にヴァイオリニストが1人立ったら

もういっぱいというくらいの舞台と、

その前に並べられた30~40の椅子。

最初、ステージに向かって右側の席に座ったんですが、

ここからだと譜面台に隠れちゃって

ヴァイオリニストが見えないかも知れないと思い、

一列後ろの中央寄りの席に移動しました。

これで安心とか思ってたら、

後で係の人がやってきて

「奥に詰めてくれ」と言われ

結局右にずれることになりましたとさ。

レッスンの内容は細かく書きませんが、

とにかくカヤレイ先生の音色が素晴らしかったです。

両手をリラックスさせて弾くことで

こんな音が出るんだ、とちょっと感動。

個人的には、ギトリス爺さんに近い音色かなと思いました。

本当に柔らかくて透明感のある音。

ずっと聴いていたい音。

私は音色に惹かれてヴァイオリンを始めた人間なので、

とても良い刺激になりました。

所詮私は、おっさんになってからヴァイオリンを始めた身なので、

音感や技術の面では

子供の頃からヴァイオリンを弾いている方々の領域には

きっと到達出来ないでしょう。

しかしながら、音色に関してはまだ勝負できそうな気がしてます。

ええ、本当に僭越ですがw

これからも良い音を出すための

探求は続けていきます。

その他の練習も色々やらないといけないんですけどね。