よれよれ将軍のよれよれ日記

日常のことをよれよれと書く日記です。

行かなきゃ良かった

今日は家人の仕事が休みなので

ふらっと出かけることにしました。

 

まずは自転車屋さんに寄って

家人のグローブをゲット。

やはり長距離サイクリングでは、

家人も手が痛くなるとのことで

クッション性抜群のグローブを買いました。

 

んで、その後また荒川沿いの

サイクリングロードに向かいます。

今日の目的地は、

海でも牧場でもありません。

目的地は某橋の下です。

 

 

実は、10/12(日)の牧場からの帰り道、

某橋の下で非常に元気の無い猫と出会ったのです。

目に力が無く、何かしらの病気に

罹っているんだと思います。

恐らく完全な野良で、

ろくに食べ物も食べてないんじゃないかと。

 

というわけで、今日は

せめてその猫に餌だけでも

喰わせたいという

家人の完璧なる自己満足

満たすのが目的です。

 

正直私の考えでは、

そういうシチュエーションでの選択肢は

・拾って帰って最後まで面倒を見る

・一切関わらない

の二択だと思うのです。

 

餌だけあげるのって、

本当にただの自己満足で

無責任な気がするのです。

でも冷静に考えてみると

拾って帰るのも自己満足のような

気もするし、どうするのが

ベストなのかを考え出すと面倒くさいので

あまり深く考えないことにします。

何が誰の救いたり得るかは分かりませんからね。

 

あとまあ個人的には、

餌なんかあげて

関わりを持とうもんなら、

その後しばらくの間その猫のことが

気になって気になって

精神衛生上良くないという理由もあります。

それならいっそのこと、

一切関わらない方が良いのです。……関わらない方が。

いや、これは私の場合ですよ。

 

 

とりあえず、前回猫を見かけた場所まで

自転車でシャカシャカ走りました。

目的地に着き、

どうせ居やしないだろうと

思いながら辺りを見回してみると、

予想に反して居ました。

 

また具合悪そうな顔して寝てます。

家人が餌を手に近寄りますが、

警戒心が強く、

一定の距離以上近寄らせません。

 

そこで家人が餌をそいつの方へ

放る作戦を決行。

その猫は警戒しながらも

餌に近付くのですが、

病気で鼻をやられてるのか

どこに餌があるのかが

中々分からない様子。

しかし、それでも何とか餌を見つけ

一応食べてくれました。

土手猫1

 

餌を食べ終えると、こいつはちょっと元気を

取り戻したかのような伸びを見せて、

別の場所へと消えていきました。

餌をもらったくらいでは

簡単に人間に媚びないその姿勢を見て

「聖帝サウザーだなぁ。」

とか思ってしまいました。

 

「ふう、とりあえず元気(?)そうで良かった」

目的達成です。

じゃあ帰るか、と後ろを振り向くと

そこにはさらに猫が3匹も居るじゃない!

しかも一匹はかなり小さな仔猫。

牧場からの帰り道、この仔猫にも逢ったんですよ。

 

幸い(なのかどうか分かりませんが)餌はまだあったので、

そいつらにも栄養を補給することにしました。

 

猫の居場所まで近付くと、

その近くの柱の陰に人の住処がありました。

橋の下なんでホームレスが住んでるんですね。

さらにそこにはキャットフードを入れるらしき容器と

水が入った容器が置いてあり、

その猫たちは一応そこの住人に

養われているようでした。

っていうか、ホームレスの人って

猫を養う余裕があるんですか?

 

一匹は少し離れた草むらの中で

どっしり構えてます。

あれが親猫なのかな、と思いましたが

結局そいつとは最後まで触れ合えませんでした。

 

仔猫の方はやや警戒心が強く、

家人が近付くとすごい勢いで逃げました。

 

最後の一匹は、人から餌を貰いなれているのか

すごい勢いで家人に寄ってきて

餌を要求してきます。

 

家人が餌を地面に置くものの、

その猫は何故か食べません。

地面においてある餌を無視して

家人に餌をよこせと迫ってきます。

その猫、普段手から直接餌を与えられているらしく、

餌を手に乗せるとちゃんと食べました。

 

そうこうしている内に、

安全を確認したのか、仔猫の方も寄ってきました。

仔猫の方も多少餌を食べたのですが、

あまり食べてくれませんでした。

何分仔猫なので、もしかしたら

まだ離乳食的なものを食べさせなければ

いけない時期なのかも知れません。

 

私は、猫と戯れる家人を

少し離れて後ろから眺めておりました。

土手猫2

だってもう、私がこんな撫でちゃったりとかしたら、

情が移っちゃって

今日このまま連れて帰るとか

言い出しかねません。関わらない方が良いのです……。

 

こいつらにも一応餌をあげることはできた

ということで、今日は退散することにしました。

猫に餌を迫られた際に、

家人のジャージについた足跡が面白かったので

一応撮ってみました。

土手猫3

漫画みたいに、

綺麗に肉球の跡が付きました。

 

結局私の心はあの猫たちに支配されてしまい、

帰り道の途中も奴らのことが

気になって気になって

もう本当に来なきゃ良かった。

 

ちなみに、数日前にニュースで見たのですが、

「猫に餌をあげる」という名目で

町中に鶏肉等をばら撒くおじさんが居るらしく、

その食べ残しにカラスや虫が寄ってきて

近隣住民が迷惑してるそうです。

それを受けて、荒川区では

悪質な餌やりを取り締まる条例を

来年の4月から施行する、みたいな話でしたが

荒川区」と「餌やり」で

私たちもビンゴー!って感じです。

私たちの餌やリが悪質かどうかは

ちょっとよく分かりませんが。

というか、悪質ではないと願いたいです。

ゴミは持って帰ります。

 

 

気分を切り替えて、帰り道に

その足でジムへ行きました。

今日も筋トレです。

今日は

レッグプレス(マシンでやるスクワットみたいなの)」

をやって下半身を鍛えようと思います。

というのも、10/20に病院で

右足付け根の痛みを診てもらった際に、

「リンパ節が腫れて、

 リンパ液がうっ滞してしまって痛む」

という旨を伝えられたため、

それなら下半身の筋肉を

ゴリゴリ動かしてリンパ液を

押し流してやるぜ!!

って思ったからです。

私の座右の銘ゴリ押しです。

 

実は私は今までスクワット系の筋トレは

あまりしてなかったのです。

マジで頭がくらくらするくらい超しんどいんです。

しかし、以前買ったIRONMAN(雑誌)の記事に

「苦手な種目から逃げるな!!」

と怒られたので、ちゃんとやることにした

という理由もあります。

 

レッグプレスが効いたのか、

プラシーボ効果分かりませんが、

足の痛みは和らいだ気がします。

まあ、何だかんだで毎日まじめに薬も飲んでますし

そんなこんなで家人と筋トレに励んでいたのですが、

急に家人の顔色が一変。

話を聞いてみると、

顔を合わせたくない人がジムに入ってきたそうで

急いで帰ることにしました。

仕事で一度話したことがある人らしいのですが、

頭がイカレているらしく、

あまりにおかしな発言を繰り返すため

一切関わりたくないそうです。

「まさか同じ区だったとは……。」と

ショックを受けてました。

 

 

んで、その後スーパーに行きました。

もう今日買っちゃいます。何をかって?

炊飯器に決まってんじゃん!!

ってことで買っちゃいました。

新炊飯器

これでもりもりご飯炊いてやるぜ!

とテンションも上がるってものですが、

旧炊飯器のコンセントを抜いて

片付ける時にちょっとした切なさに襲われました。

やはり長年使ってきた家電が

お役御免になる時というのは切ないですね。

しかも今回の場合、旧炊飯器が壊れたわけでもなく

まだまだ現役続行できるという事実が

よりいっそう切なさを加速させますね。

頭の中に、旧炊飯器ががっかりしてる

絵すら浮かんできて、

「これが噂のアニミズムか。

 歴史の授業で習ったなぁ。」

と、無駄な懐かしさまでこみ上げてきました。

 

 

そして家人は、

「次はあの仔猫にもちゃんと食べてもらう。」と

こんなん買ってきちゃいました。

左二つが仔猫用。

キャットフード

まるで我が家で猫を飼ってるかのような買いっぷり

そこまで気合入ってるなら

もう拾って来ちゃえよって感じです。

 

 

そして寝る間際まで、

あの猫たちが気になって気になって

やっぱり精神衛生上良くありません。

ああ、やっぱり行かなきゃ良かった。